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宇宙

【政府情報】米宇宙軍、DARCシステムの運用を加速 英豪と連携

米宇宙軍はST-25と命名された深宇宙高度レーダー能力(DARC: Deep Space Advanced Radar Capability)システムの運用を加速させている。地球を取り巻く宇宙領域での人工物の拡散や軌道上の潜在的な敵対活動の脅威の増大に対抗するために行われている。 DARCシステムは、地上設置型宇宙センター3基からなる全地球規模の監視網だ。米国、オーストラリア、英国の地理的条件と各国間の協力で運用している。このシステムは、静止軌道…

2026/06/08 NSBT Japan 編集部
宇宙 大洋州 北米 欧州 政府情報

【企業情報】アンドゥリル社、宇宙配備ミサイル迎撃技術開発を主…

米国の防衛技術企業アンドゥリル(Anduril)社が5月5日、米宇宙軍の宇宙配備迎撃能力(SBI:Space-Based Interceptor)計画に参加する企業集団を主導すると発表した。 現在、米国と対立するロシアや中国などの国力は米国に対して劣らず、軍事的な脅威は米国の防衛力を上回ると言われる。これらの国は、弾道ミサイルや極超音速兵器、高性能巡航ミサイルなどの能力を整備し、米国の本土防衛の課題となっている。 アンドゥリルは自…

2026/06/05 NSBT Japan 編集部
宇宙 ミサイル 北米 企業情報

【企業情報】レイセオンが米宇宙軍の新型警戒衛星のセンサー2基…

米防衛大手RTX社傘下のレイセオン(Raytheon)社が4月28日、「米宇宙軍が静止軌道に配備する次世代の赤外線式警戒衛星(NGG:Next-Gen OPIR GEO[1])」計画向けの2基目のミサイル警戒センサーを納入したと発表した。納入先は、設計・製造企業の米ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)社だ。 新型衛星NGGで、ミサイルなどへの警戒・追跡能力の強化、衛星へのサイバー防護能力の向上が期待される。とりわけ、米宇宙軍は核ミサイ…

2026/06/04 NSBT Japan 編集部
宇宙 ミサイル 北米 企業情報

ゴールデンドーム、宇宙迎撃システムの課題

米国は「ゴールデンドーム構想」を打ち出し、対空防衛の大幅強化を構想するが、具体的な計画は迷走している。焦点の一つは、対空防衛能力の抜本的強化を目的とした新たなアセット導入の可否である。ゴールデンドーム構想の一環として、発射初期段階の敵ミサイルを宇宙から撃墜するシステムが検討されてきたが、技術的、資金的な非現実性が明らかになりつつある。 そもそもミサイルは、発射から着弾までを3つの段階に分けられる。…

2026/05/29 NSBT Japan 編集部
ミサイル 北米

【政府情報】欧州防衛機関と宇宙機関、防衛力強化へ宇宙からの地…

欧州防衛機関(EDA:European Defence Agency)と欧州宇宙機関(ESA:European Space Agency)は2026年4月22日、政治的回復力と安全保障、その他の防衛需要に対応するため、宇宙からの地球観測技術をより詳細に研究する協定に署名した。  EDAとESAの15年にわたる協力関係に基づいた今回の共同研究は、2040年以降を見据え、不足した技術を特定し、防衛に関わる地球観測で優先される研究開発の技術計画を立てる。  宇宙からの地球…

2026/05/27 NSBT Japan 編集部
宇宙 欧州 政府情報

【企業情報】ロッキード・マーチンQ1売上高3兆円、通期の現金収…

ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)社は2026年4月23日、2026年第1四半期の売上高を前年同期と変わらず180億ドル(約2兆8850億円)と発表した。純利益は15億ドル(約2404億円)で、前年同期の17億ドル(約2725億円)と比べて減少した。現金流量と純現金収支も前年同期と比べて減少した。 今期の業績は、先進的な防衛システムと宇宙関連技術に対する継続的な需要を反映したものとみられる。 ジム・タイクレット(Jim Taiclet…

2026/05/27 NSBT Japan 編集部
宇宙 ミサイル 北米 企業情報

米宇宙軍で人員の大幅拡大は可能か

米宇宙軍は急速な能力拡張に伴い必要となる人員が大幅に増加しているが、人員確保に苦戦している。リクルーティングは軍種を問わず、また多くの先進国に共通した課題となっているが、急速に拡大する米宇宙軍にとってこの問題は一層深刻である。 安全保障において宇宙能力がますます重要になるなか、米宇宙軍の能力は急成長を続けている。保有する衛星数は既に500基を超え、2019年に創設された時点の二倍以上に増加した。衛星数に…

2026/05/25 NSBT Japan 編集部
宇宙 北米

【政府情報】英国とウクライナの宇宙分野協力でMoU締結

英国宇宙庁(UKSA)はウクライナ国家宇宙庁(SSAU)と、宇宙分野における協力を強化するための覚書(MoU)を締結した。ロンドンの在英ウクライナ大使館で行われた今回の署名は、両組織間で初めての協定となる。 この歴史的な枠組みは、両国の宇宙分野の協力を促し、情報と専門知識の交換を後押しするもので、相互に活動を強力に支援し合うことが目的だ。 今回の協力関係の構築は、2025年1月に両国間で合意された「英・ウクライナ…

2026/04/17 NSBT Japan 編集部
宇宙 欧州 政府情報

【政府情報】カナダが独自能力を確立へ、宇宙港の発射台に230億…

カナダ国防省は3月16日、国内の民間宇宙港発射台のリース契約と、宇宙分野の能力整備施策を発表した。これらは、2026年2月17日に発表された「防衛産業戦略(Defence Industrial Strategy)」の方針に基づいて進めるものだ。 カナダは自国の安全保障を強化し、外国への依存度の低減を目指す。必要な時に確実にロケットや衛星を宇宙へ打ち上げる能力は、国家安全保障や経済競争、宇宙サービスの維持の観点から、世界的に重要性が高…

2026/04/09 NSBT Japan 編集部
宇宙 北米 政府情報

民間衛星が戦況を動かす、スターリンクの明暗

NSBT アナリスト 小松 和郎 米宇宙企業スペースX(SpaceX)社の衛星通信サービスは、ロシアによるウクライナへの全面侵攻の大半の期間にわたり、ウクライナ軍とロシア軍の双方にとり重要な通信インフラとなってきた。 侵攻が始まった2022年2月から4月にかけて、ウクライナ政府はスペースX会長兼最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏と交渉し、スペースXが提供する衛星通信端末「スターリンク(Starlink)」約5000台を受け…

2026/03/25 NSBT Japan 編集部
宇宙 衛星 北米 中国 ロシア 欧州

中国2ワットで1Gbps、衛星通信の前提揺るがす光通信技術

NSBT アナリスト 小松 和郎 中国の大学や政府系研究機関が関与したとみられる研究チームは、高度約3万6000kmの静止軌道上にある衛星から、出力わずか2ワットという極めて低出力のレーザー通信で、毎秒1ギガビットのデータ伝送に成功した。 小型の常夜灯に相当する電力で、既存の商用衛星通信を上回る性能を示した点は、中国が進める次世代宇宙通信技術の一端を示す成果として注目される。 この成果は、大型ロケットの打ち上げ…

2026/02/27 NSBT Japan 編集部
宇宙 衛星 通信 中国

【政府情報】SDA、次世代ミサイル追跡衛星で4社と35億ドル契約

米国宇宙開発局(SDA)は2025年12月19日、次世代のミサイル警戒・追跡衛星の調達で、総額約35億ドル(約5484億5000万円)に相当する4件の契約を結んだと発表した。 低軌道(LEO)に展開する「拡散型戦闘宇宙アーキテクチャー(PWSA)」の追跡層で、第3期計画のトランシェ3(TRKT3)向けに、赤外線センサーなどを搭載した衛星72機を配備する。弾道ミサイルに加え、極超音速ミサイルなどの脅威に対し、警戒と追跡の範囲ならびに精度…

2026/01/14 NSBT Japan 編集部
宇宙 衛星 北米 政府情報

【企業情報】ラインメタルとICEYE の合弁会社、SAR衛星使用で独…

ラインメタル社とICEYE社の合弁会社は12月18日、ドイツ連邦軍の調達当局から宇宙関連の大型事業を受注した。 ドイツ連邦軍装備・情報技術・運用支援庁(BAAINBw)は、ラインメタル ICEYE スペース・ソリューションズ社と、合成開口レーダー(SAR)を搭載した人工衛星群から偵察データの提供を受ける契約を結んだ。 SARとは人工衛星から移動しながら電波を発射し、受信した反射波を合成処理することで、地表や観測対象を詳細な画…

2026/01/09 NSBT Japan 編集部
宇宙 衛星 欧州 企業情報

米国、AIを利用した宇宙物体追跡システムを運用段階へ

2025年9月、米国は宇宙状況認識(SDA: Space Domain Awareness)能力を支える高度打ち上げ・解析システム「ATLAS(Advanced Tracking and Launch Analysis System)」を、運用可能であるとして承認した。他国の衛星や宇宙ごみの監視は、宇宙利用における重要課題であり、能力向上が期待されている。 ATLASは宇宙空間の物体を追跡するための人工知能(AI)を導入したシステムである。センサー、処理システム、通信ネットワークを統…

2025/12/22 NSBT Japan 編集部
宇宙 AI 北米

【企業情報】BAE社、米DARPAより衛星監視システムの高度化案件を…

BAEシステムズ社の研究開発組織「FAST Labs」は12月10日、米国防高等研究計画局(DARPA)から、多数の衛星を使用して地上を監視する自律システム「Oversight(オーバーサイト)」プログラムの第2弾について、1600万ドル(約24億8000万円)の契約を受注した。 今回の契約は、第1弾が成功裏に完了したことを受けて、新たに締結された。第1弾では、BAEシステムズ社のソフトウェアを、シミュレーションで動作を検証する仮想環境に組み…

2025/12/22 NSBT Japan 編集部
衛星 北米 企業情報

【政府情報】ドイツ、初の宇宙安全保障戦略を策定

ドイツ国防省は11月19日、政府として初めて「宇宙安全保障戦略」を取りまとめたと発表した。ピストリウス(Boris Pistorius)国防相とヴァーデフール(Johann Wadephul)外相が同日の閣議に提示したもので、宇宙空間で高まる軍事的・経済的リスクに対応し、平時から有事まで国家としての安定した宇宙利用を確保する狙いがある。 ロシアが2022年にウクライナの衛星通信網を攻撃した事例が象徴するように、宇宙はもはや安全な研究領…

2025/12/10 NSBT Japan 編集部
宇宙 欧州 政府情報

【政府情報】仏、宇宙司令部の新拠点開所で防衛能力を強化

フランス軍事省は11月13日、同国南西部の都市トゥールーズで12日に宇宙司令部(CDE:Commandement de l’Espace)の新拠点を開所し、あわせて国家宇宙戦略の改定方針を示したと発表した。防衛・主権・安全保障の観点から宇宙の重要性が一段と高まる中、急速に軍事化が進む宇宙空間で拡大するリスクに対応し、政府として体制の強化を急ぐ狙いがある。 開所式に出席したマクロン(Emmanuel Macron)仏大統領は、宇宙をめぐる脅威が…

2025/11/28 NSBT Japan 編集部
宇宙 欧州 政府情報

【政府情報】米宇宙軍、将来のGPS開発に向け試験機打ち上げ

8月13日、米宇宙軍とユナイテッド・ローンチ・アライアンス(United Launch Alliance)社は、航法技術衛星「NTS-3(Navigation Technology Satellite-3)」の打ち上げに成功したことを発表した。打ち上げが実施されたのはフロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地。打ち上げは宇宙軍の国家安全保障輸送プログラム(NSSL:National Security Space Launch Program)の枠組みで実施され、このプログラムでは初めてユナイテッド・ロー…

2025/09/10 NSBT Japan 編集部
宇宙 北米 政府情報

宇宙のラスト・フロンティア「成層圏・近宇宙」— 激化する開発…

宇宙空間での競争が激化する中、世界各国は宇宙のラスト・フロンティアともいえる未開拓領域に進出し始めている。それは対流圏と低軌道に挟まれた領域であり、成層圏と、近宇宙から構成される。 この領域は、航空機やドローンが飛行する対流圏と、大量の人工衛星が飛行する低軌道に挟まれ、これまで軍事・産業利用がほとんど進んでおらず、偵察や対空防衛システムの構築において重要な役割を担う可能性を秘めている。 成層圏は高…

2025/08/07 NSBT Japan 編集部
宇宙 航空機 ドローン

【企業情報】ボーイング社、米国の戦略的衛星通信強化で28億ドル…

米航空宇宙大手ボーイング(Boeing)社は7月3日、米宇宙軍から、「進化型戦略衛星通信(ESS:Evolved Strategic Satellite Communications)」の開発・製造を担う28億ドル(約4,115億円)の契約を獲得したと発表した。ESSは、米国における核の指揮・統制・通信(NC3)体制を宇宙空間から支える重要な通信基盤として位置づけられている。契約には当初2基の製造が予定されており、将来的にさらに2基を追加できるオプションも盛り込ま…

2025/07/24 NSBT Japan 編集部
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