北朝鮮が「新型戦略兵器」用の固体燃料ロケットをテスト
12月16日付の韓国メディアは、北朝鮮が「高推力固体燃料ロケット」の実験を完了したと報じた。実験が完了したことによって、金政権が重視する大陸間弾道ミサイル(ICBM)の性能向上がある程度達成できた可能性があることを示唆している。 この実験は12月15日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長立ち会いの下、東倉里(トンチャンリ)ミサイル発射試験場で行われた。朝鮮中央通信(KCNA)は「この重要なテストにより、新型…
12月16日付の韓国メディアは、北朝鮮が「高推力固体燃料ロケット」の実験を完了したと報じた。実験が完了したことによって、金政権が重視する大陸間弾道ミサイル(ICBM)の性能向上がある程度達成できた可能性があることを示唆している。 この実験は12月15日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長立ち会いの下、東倉里(トンチャンリ)ミサイル発射試験場で行われた。朝鮮中央通信(KCNA)は「この重要なテストにより、新型…
12月9日、中国は、黄海の移動式海上発射台から新しいJielong-3ロケットを打ち上げ、14個の衛星を軌道に乗せることに成功した。 このミッションでは、中国の衛星ベンチャー企業「長光衛星技術有限公司」が開発したリモートセンシング衛星や通信、ナビゲーション向け衛星プラットフォーム、生命科学実験衛星などが打ち上げられた。 China Rocket社が開発したJielong-3ロケットは4段式となっており、1,500kgのペイロードを500kmの太…
14日、在韓米軍は宇宙軍で初となる宇宙部隊を正式に発足させた。ソウル近郊の烏山(オサン)空軍基地での米軍宇宙部隊の発足は、北朝鮮が過去最多のペースで弾道ミサイル実験を行い、中国が弾道ミサイル戦力を増強させる中での動きとなる。この動きにより、米国は北朝鮮、中国、ロシアをこれまで以上に監視することが可能となる。 新部隊の発足式は烏山空軍基地の格納庫で開催された。在韓米宇宙軍の指揮官ジョシュア・マッカリオ…
中国と米国およびその同盟国との地政学的関係はますます悪化しているが、米国政府および同盟国の間では、将来の紛争を回避するために、宇宙開発および宇宙資源について北京と協力する必要性が論じられている。月世界財団の会議に出席した米国と同盟国の外交官と宇宙政策の専門家によれば、月、火星(鉱物資源の豊富な小惑星含む)民間宇宙活動において責任ある行動をとるための一連の自発的規範である「アルテミス協定」が協力のた…
12月2日、SpaceX社は、米国の国家安全保障の政府機関を対象とした「スターシールド(Starshield)」という新しい事業部門を明らかにした。同社のこの新部門は、地球低軌道上のスターリンク・インターネット・コンステレーションを活用し、安全な通信、リモートセンシング、宇宙監視など、米国の防衛・情報機関による需要が高まっている製品やサービスを開発することを目的としている。 「スターリンクが民生・商業用に設計されて…
11月21日、中国の月探査計画のチーフデザイナーであるWu Weiren氏は、中国国営放送CCTVで、「我々は現在、月面基地が必要とする長期的かつ高出力のエネルギー需要に対応するため、原子力による新しいシステムを開発している」と述べた。 この発表は、中国のライバルである米国が、11月16日にアルテミス計画(月面着陸計画)の第一段階で最も強力なロケット、アルテミス1号を発射させた数日後に行われた。 ユーラシアンタ…
パキスタンが中国の対衛星レーダーシステム(SLC-18)を装備することになれば、インドの防衛上の脅威は拡大する。 中国最大のハイテク企業グループである中国電子技術集団公司(CETC)は、11月8日から13日まで開催された珠海航空ショーにおいて、最新のアクティブ・フェーズド・アレイレーダー「SLC-18」を公開した。 最新のレーダーSLC-18は、低軌道(LEO)衛星を探知・追跡する能力がある。パキスタンが将来SLC-18を装…
11月15日、米宇宙統合軍(USSPACECOM)は、通信やミサイル警告など、宇宙ベースの能力により、他の統合軍を支援し、敵の宇宙システムに対する攻撃作戦を遂行することを含め、敵の攻撃から米国の衛星を守るために新しい組織を追加することを発表した。この組織は、「連合統合部隊-宇宙作戦[CJTF-SO]」と呼ばれ、現在の統合部隊-宇宙防衛[JTF-SD]及び連合軍宇宙機能構成部隊[CFSCC]の上位組織となる。 新組織は、コロラド州シュ…
8月4日(現地時間)、ゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターから再使用型宇宙船が「長征2F」ロケットで打ち上げられ、地球周回軌道に乗った。再使用型の宇宙船の打ち上げは2年ぶりで2度目となる。Space News紙によると、米宇宙軍第18宇宙防衛隊が、この宇宙船が放出した物体を追跡しているという。Space-track.orgのデータベースによると、10月31日、宇宙船と同じ軌道上に放出された物体(NORAD ID 54218 (2022-093J COSPAR ID))…
中国は、2022年の珠海航空ショーにおいて宇宙の脅威を捜索するアクティブフェーズドアレイレーダー(SLC-18)を公開した。SLC-18は中国のブログサイトWeiboユーザーの注目をすぐに集め、一部のネットユーザーはこれを「アンチ・スターリンク・レーダー」と名付けている。 SLC-18は主に宇宙標的の監視用に設計されており、軍事アナリストは「低軌道(LEO)衛星が目標である」と考えている。LEO衛星は地球から約500〜2,000㎞の…
Politico紙は、米国防省が、ウクライナの生命線であるスペースX社のスターリンク衛星ネットワークの費用を、ウクライナ安全保障支援構想(USAI)と呼ばれるウクライナへの長期的な兵器や装備の供与に使われてきた基金から支払うことを検討していると、当該審議に参加している2人の米政府高官が同紙に述べたと報じている。 ウクライナ安全保障支援構想は、数カ月から数年の範囲で納入されるような武器や装備を米国の防衛産業界…
10月4日、米宇宙開発局(Space Development Agency: SDA)は、Ball Aerospace社と10基の実験衛星の製造と運用に関する契約を1億7,600万ドル(約259億2,200万円)で締結したことを発表した。 この契約は、低遅延でのデータ伝送と見通し外通信による指揮統制機能(beyond line-of-sight command and control)での衛星の操作や運用の実証を目的としているNExTプログラム(National Defense Space Architecture Experimental Tes…
8月9日、マクサー・テクノロジーズ社は、極超音速システムを含むミサイルの脅威を追跡する米国防総省のプログラムの一環として、L3ハリス・テクノロジーズ社向けに14基の衛星バスの設計・製造及び関連サポートを行うと発表した。 L3ハリス・テクノロジー社は、米国宇宙開発庁(SDA)と7億ドル(約1019億2200万円)の契約を結び、新設計のマクサー・テクノロジーズ社の衛星バスを使用した14基の衛星を構築する。これらの衛星は…
9月7日、米国ミシガン州を拠点とするKall Morris Inc(KMI)社は、米宇宙軍の研究開発プログラム「オービタルプライム(Orbital Prime)」において、宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去技術に関する3つの契約を獲得としたと発表した。「オービタルプライム」プログラムは米宇宙軍の技術部門であるスペースWERXが運営している。 KMI社は、宇宙ゴミ除去に特化した研究開発型の新興企業である。同社は、軌道上を制御されずに飛行して…
NHKは、NASAの衛星からの地上熱源データを分析した結果、ウクライナ東部において、ロシアの軍事活動が7月中旬以降、大幅に減少したとする分析結果を発表した。 NASAの衛星による地上の熱源データは通常、山火事の場所を特定するのに使用されている。熱源データは、ドネツク、ルハンスク、ハルキウの各地域で戦闘中に火災が発生した場所を示している。 戦闘が原因と思われる火災は、7月1日から10日までで2,903カ所であった。しか…
7月18日、米国の宇宙開発庁は、最新世代の弾道ミサイルや極超音速ミサイルを探知・追跡する衛星の製造にL3ハリス・テクノロジー社及びノースロップ・グラマン社を選定した。 両社は、トランシェ1トラッキング・レイヤー(Tranche1Tracking Layer)と呼ばれる、新たなミサイル防衛システム向けの赤外線センサー搭載衛星14基から構成される「衛星コンステレーション」の試作品をそれぞれ製造する。L3ハリス・テクノロジー社は7億ドル…
2月24日のロシア軍の侵攻から始まったウクライナ戦争では、商業衛星による正確な情報は、世論による抑止力、軍事作戦の検証、偽情報への反証等において、オープンソースによる地理空間情報には威力があるということを見せつけている。 米国家地理空間情報局(National Geospatial-Intelligence Agency:NGA)商業衛星管理部長のデイヴィッド・ゴーティエ氏は、宇宙財団の年次シンポジウムにおいて「ウクライナ戦争において情報優…
5月17日に行われたミッチェル航空宇宙研究所主催のオンラインディスカッションにおいて、宇宙作戦軍団司令官のステファン・ホワイティング中将は、2019年に宇宙軍が新設され、6番目の米国の軍種になってから諜報活動においてどのような進歩を遂げてきたかを説明した。 米コロラドを拠点とする宇宙作戦軍団(SpOC) は、宇宙軍と新しく再編成された米宇宙統合軍との結びつきとしての役割を担っている。宇宙軍の全ての作戦能力を備…