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魚雷発射管から“無人潜水機”発進、HIIと米海軍の新技術

NSBT アナリスト小松 和郎 米国の防衛大手ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)社が提供する無人潜水機「REMUS 620」が、技術的な躍進を遂げた。潜水艦の魚雷発射管から発進し、再び同じ発射管へ帰還することに初成功したのである。 米海軍との共同試験では、バージニア級潜水艦の魚雷発射管内に設置された「衝撃吸収型発射カプセル(shock and fire enclosure capsule) 」からREMUS 620が自力で発進。その後、…

2026/01/16 NSBT Japan 編集部
潜水艦 北米

【政府情報】米海軍、新フリゲート艦に沿岸警備隊ベースの巡視船…

米海軍は12月19日、次期フリゲート(小型水上戦闘艦)「FF(X)」の導入計画を発表した。FF(X)は従来よりも小型で、新たな機能や能力の搭載がしやすい艦艇となる。 FF(X)は、高い生産性と費用対効果が特徴で、導入までの時間を短縮できる。設計はハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)社のレジェンド級巡視船(NSC)[1]を基にした。米沿岸警備隊で実績のある既存設計を生かし、短期間で艦艇を米海軍に提供可能だ。さ…

2026/01/16 NSBT Japan 編集部
船舶 北米 政府情報

米海軍の対中国戦略、トマホーク対艦ミサイル

NSBT アナリスト小松 和郎 海上打撃型トマホーク(MST:Maritime Strike Tomahawk)「トマホーク巡航ミサイル」はこれまで主に地上目標への攻撃用として使用されてきたが、2025年9月に移動中の艦船にも対応する「海上打撃型トマホーク  Block Va」が発表された。 米海軍が導入を進める「海上打撃型トマホーク(MST)」は、従来のトマホーク巡航ミサイルを海上作戦向けに改良した派生型で、長距離かつ高精度な対艦攻撃能力を米機…

2026/01/15 NSBT Japan 編集部
船舶 ミサイル 北米

【企業情報】テレダイン社、米海兵隊向け攻撃ドローンを65億円超…

米国の産業コングロマリット、テレダイン・テクノロジーズ(Teledyne Technologies Incorporated)社傘下のテレダイン・フリアー・ディフェンス(Teledyne FLIR Defense)部門は12月5日、米海兵隊システム司令部と小型攻撃ドローン(徘徊〈はいかい〉弾薬)「Rogue 1(ローグ1)」の供給についてデリバリーオーダー契約を結んだと発表した。 契約は米海兵隊が進める「部隊内精密火力〈軽量〉(OPF-L:Organic Precision Fires – …

2025/12/25 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 企業情報

【政府情報】英国、北大西洋での対潜戦能力を強化する新構想を公…

英国国防省は12月8日、ロシアによる水中活動の活発化を受け、北大西洋における対潜水艦戦能力を抜本的に強化する新計画「アトランティック・バスティオン(Atlantic Bastion)」を公表した。自律型無人艇や人工知能(AI)を使った次世代センサー技術と、既存の艦艇や哨戒機(しょうかいき)を組み合わせ、英国海軍の水中戦能力を再構築する狙いだ。 同日、ヒーリー(John Healey)英国防相は英南部のポーツマス海軍基地を訪れ、同…

2025/12/24 NSBT Japan 編集部
船舶 航空機 潜水艦 AI ロシア 欧州 政府情報

米国で新たな無人水上艇開発、後方支援は安全保障の重点課題に

米防衛大手HII(Huntington Ingalls Industries)社は、補給用の無人大型水上艇の建造を開始した。自律航行システムには実績あるシステムが採用され、後方支援能力のさらなる向上が期待されている。 「ロミュラス(Romulus)」と呼ばれる新たな無人水上艇は、HII社に加え、米国のバイアー・インテグレーテッド・システムズ(Beier Integrated Systems)社、ブロー・ブラザーズ(Breaux Brothers)社、インカット・クラウザー(Inc…

2025/12/11 NSBT Japan 編集部
船舶 北米

米海軍、ミサイル運搬用の無人艦艇を公募:台湾有事も念頭に

米海軍は、大型ペイロードを搭載可能な新型無人水上艦の開発・製造業者を募集している。公表された入札公告によれば、小型艦艇ながらも大型ペイロードを搭載し、大量のミサイルを運搬できる艦艇の設計が要求されている。この動きの背景には台湾有事に備えた防衛力強化の要請があり、対空防衛システムの強化が重要な課題となっているためだ。 海軍が求めているのは、大容量のペイロードを持ち、かつ高速に走行可能な無人水上艦であ…

2025/11/13 NSBT Japan 編集部
船舶 ドローン 北米

米海兵隊、対ドローン照準器を装備化

米海兵隊は、小型ドローンなどの移動目標に対する対処能力を高めるため、高精度のスマート照準器を導入する方針を発表した。この照準器は、移動する標的を捕捉し、射撃精度を大幅に向上させる機能を備えている。 この導入計画は、海兵隊戦闘開発・統合本部の広報官であるエリック・フラナガン中佐により公表された。 導入されるのは、イスラエルのSmart Shooter社が開発した最新の射撃管制システム「SMASH 2000L」で、2024年10月…

2025/11/13 NSBT Japan 編集部
小火器 個人装備 ドローン 北米

【企業情報】ナバル・グループ、インドネシアとの潜水艦現地生産…

フランスのナバル・グループ(Naval Group)とインドネシアの潜水艦納入に関する契約が、7月23日に発効された。この契約に基づき、2隻のスコルペヌ(Scorpène)級潜水艦の発展型が、インドネシアの国営造船会社PT PAL Indonesia社の造船所において、技術移転を通じて建造・就役する。 この計画では、潜水艦の管理・運営・維持は技術移転によって、インドネシアが中心となって行われる。これにより、インドネシアの技術的主権が確…

2025/10/06 NSBT Japan 編集部
潜水艦 東南アジア 欧州 企業情報

【企業情報】アンドゥリル社、超大型自律型UUV「ゴーストシャー…

オーストラリア海軍は9月9日、アンドゥリル(Anduril)社の現地法人と超大型自律型潜水艦(Extra-Large Autonomous Submarine)ゴーストシャークの納入に向けて正式契約した。契約額は17億豪ドル(約1,660億円)に上り、既に建造は始まっている。この計画は、構想から建造まで3年に満たない期間で実現した。 ゴーストシャーク計画の迅速な進展は、オーストラリア海軍とアンドゥリル社がリスクを共有した成果である。これは、従来…

2025/10/06 NSBT Japan 編集部
潜水艦 大洋州 企業情報

【企業情報】米HII社、AI搭載の無人水上艦「ロムルス」シリーズ…

米国最大の艦艇建造会社ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII:Huntington Ingalls Industries)は9月9日、人工知能(AI)を搭載した無人水上艦(USV:Uncrewed Surface Vessels)の新シリーズ「ロムルス(ROMULUS)」を発表した。このシリーズは、自社開発の自律制御システム(ACS)ソフトウェアスイート「オデッセイ(Odyssey)」を中核に据え、米海軍や海兵隊、同盟国の将来的な運用要求に応える構えだ。 シリー…

2025/10/03 NSBT Japan 編集部
船舶 AI 北米 企業情報

【企業情報】L3ハリス社、米海軍の新型音響測定艦の契約を獲得

L3ハリス・テクノロジーズ(L3Harris Technologies)社は9月2日、造船企業オースタルUSA(Austal USA)社から、米海軍初の「T-AGOS-25級音響測定艦[1]」を継続的にサポートする契約を受注した。L3ハリス社は唯一のシステム供給企業として選定され、T-AGOS-25級の電気システムと推進システムの統合管理を担う。この音響測定艦は大西洋および太平洋の米艦隊の安全をより強化するものである。 L3ハリス社の海洋部門社長であるニノ・…

2025/10/01 NSBT Japan 編集部
船舶 北米 企業情報

【企業情報】サーブ社、大型の自律型無人潜水機をスウェーデン向…

サーブ(Saab)社は、スウェーデンの国防装備庁(FMV)と大型の無人潜水機(UUV)に関する契約を締結した。受注額は6,000万スウェーデン・クローナ(約9億4,000万円)に上る。 FMVが主導するこの計画の目的は、大型無人潜水機(LUUV:Large Uncrewed Underwater Vehicle)のコンセプトを開発することである。サーブ社はLUUVの筆頭請負業者として、機体の設計・製造・試験を行う。 サーブ社の自律制御システムである「Autonomous …

2025/09/18 NSBT Japan 編集部
潜水艦 欧州 企業情報

中国軍事パレードで公開された超大型無人潜水艦 ~これらの役割…

2025年9月3日、「抗日戦勝80周年」と謳われた記念式典に続く軍事パレードには、中国の様々な新兵器が登場した。新型戦車や歩兵戦闘車、新型巡航ミサイルや弾道ミサイル等々...その中でも特に注目を集めたのが、UUV(Unmanned Underwater Vehicle)と思わしき装備である。いったいこれは何なのか、今回は外観などからこの兵器を紐解いていきたい。 パレード前から注目を集めた兵器と軍事パレード9月3日のパレードを前にした訓練映…

2025/09/12 NSBT Japan 編集部
潜水艦 中国

早期警戒型UASの開発でサーブ社とGA-ASI社が提携~日本を含めた…

スウェーデンのサーブ(SAAB)社と米国ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ(General Atomics Aeronautical Systems:GA-ASI)社は2025年6月、UAS(Unmanned Aircraft Systems:無人航空機システム)を共同開発することで合意した。GA-ASI社製のUASをベースにして、サーブ社製の早期警戒レーダーシステムを搭載する早期警戒機を開発するのが目的である。 「空飛ぶレーダーサイト」とも例えられる早期警戒機…

2025/09/11 NSBT Japan 編集部
北米 欧州

【企業情報】ジェネラル・ダイナミクス社、駆逐艦の追加建造契約…

ジェネラル・ダイナミクス社の事業部門であるジェネラル・ダイナミクス・バス・アイアン・ワークス(General Dynamics Bath Iron Works)社は8月1日、米海軍からアーレイ・バーグ級駆逐艦(DDG-51)1隻を追加受注することを発表した。この発注は、2023年に米海軍と締結した複数年にわたる長期契約に追加されるものである。 ジェネラル・ダイナミクス・バス・アイアン・ワークス社の社長であるチャールズ F. クルーグ(Charles F. …

2025/09/01 NSBT Japan 編集部
船舶 北米 企業情報

ロシアが開発した水上ドローン

2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始以降、ロシア海軍は開戦当初こそウクライナ海軍の旗艦「ヘーチマン・サハイダーチヌイ」をはじめとした艦艇を多数撃破し、2月には黒海沿岸にあるウクライナのズミイヌイ島を占領して海上優勢を確立した。しかし、4月には黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ」が対艦ミサイルと無人機により撃沈され、7月にはウクライナ軍がズミイヌイ島を奪還、その後もロシアは基地への攻撃を受け、…

2025/08/26 NSBT Japan 編集部
ドローン ロシア

米国造船所、生産工程最適化AIを導入

米国造船会社ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII:Huntington Ingalls Industries)社と同国の情報技術企業C3 AI社は、造船所の生産工程への人口知能(AI)導入を決定した。生産工程の最適化などに貢献し、米国造船業の復活の助けになることが期待されている。 HIIは米国最大の造船会社で、米海軍からも大量の発注を受けている。フォード級空母やバージニア級潜水艦の建造に加え、修理業務等も請け負っており、米…

2025/08/22 NSBT Japan 編集部
船舶 AI 北米

【企業情報】ロッキード・マーティン社、AI搭載技術で海上監視に…

ロッキード・マーティン(Lockheed Martin)社は、AIを搭載した合成開口レーダー[1](SAR)にセンサー制御の自律機能を統合し、目標を自動的に認識する技術の実証に成功した。これは、AIを活用した航空機からの海上監視能力を飛躍的に向上させ、かつてない精度で海上目標を検出・追跡する画期的な技術である。 SARは、艦艇などの海上目標を画像化する信頼性の高い一般的な手段だが、従来はその画像の分析を人間が行う必要があった…

2025/08/13 NSBT Japan 編集部
航空機 AI 北米 企業情報

【政府情報】米海軍、無人システム・弾薬調達に120億ドル投資へ

米海軍は2026会計年度の予算調整法案において、無人システムおよび弾薬の開発・調達に約120億ドル(約1兆7,760億円)を投じる計画だ。これは米トランプ政権が導入を進める「一つの大きく美しい法案(One Big Beautiful Bill Act)」に基づく予算である。海軍の「ナビゲーションプラン2024(Navigation Plan 2024)」に沿って無人システム技術の迅速な開発・運用を主眼とするほか、各種弾薬の開発・調達も併せて進める予定だ。 法…

2025/08/12 NSBT Japan 編集部
ドローン 潜水艦 火砲・ロケット 北米 政府情報