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シャヘド――。この名前を聞いたことがある方は多いのではないだろうか。ウクライナとロシアの戦争で、ロシアから飛来してくるドローンが「Shahed(シャヘド)」と報道されている。 厳密に言えば、シャヘドはイランが現在、米・イスラエルによる攻撃への報復として使用しているドローンの1つでこちらがオリジナルである。ロシアがそれをライセンス生産し、改良を経て「Geran(ゲラン)」を生産、実戦に投入しているが、シャヘドと…

2026/03/23 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 中東

NSBT アナリスト 小松 和郎 米国防総省は2026年2月28日に開始した対イラン軍事作戦「エピック・フューリー(Epic Fury)」に先立ち、中東地域へ大規模な戦力を展開している。 その規模は、2003年のイラク戦争以来とも指摘されており、米軍が保有する最新鋭兵器を集中的に投入した。 トランプ大統領はイランに対し、米軍が「即応態勢(locked and loaded)」にあると警告。実際に作戦は実行され、イラン国内の軍事施設や指導部…

2026/03/17 NSBT Japan 編集部
航空機 北米 中東

米空軍第6世代戦闘機NGAD、その価値とは

2023年時点で、米国は中国より1万台以上多い航空プラットフォームを運用しているが、両国の差は急速に縮まっている。数量の多さに加え、中国は過去10年間、航空機の近代化を進めてきた。 こうした状況を踏まえると、米国と中国の間の緊張の高まりは憂慮すべきことだ。人民解放軍空軍(PLAAF)は南シナ海で敵対行為を続けており、第5世代成都J-20戦闘機は米軍の軍艦や航空機を同様に挑発している。 米国が中国に対する制空権を維…

2024/01/30 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米

F-22ラプターと次世代航空支配NGADの違いとは?

米国と中国の緊張が高まり続ける中、両国の戦闘機能力に注目が集まっている。 長年にわたり、米国はF-22ラプターの導入により敵対国に対する制空権を保持してきた。世界で初めて空へ飛び立った第5世代戦闘機プラットフォームとして、F-22ラプターはまさに比類なき存在だった。今でもステルス性能、超巡航性能、超機動性能、センサー・フュージョンを1つのプラットフォームで実現した最初の戦闘機として評価は高い。 F-22ラプター…

2024/01/30 NSBT Japan 編集部
北米 東アジア

ドイツ、H145M軽攻撃ヘリコプターを大量発注

 ドイツとエアバス社は、82機のH145M軽攻撃ヘリコプターの契約を結んだ。航空機としては過去最大の発注数である。 エアバス社の広報担当者は、H145Mの価格や搭載される可能性のある兵器に関して、「当社が開示することを禁じられている」と述べた。契約金額についても明らかにしなかったが、ドイツが23億ドル(3,358億円)支払う用意をしているとの情報もある。 この契約には62機のヘリコプターの確定発注と、追加20機のオプシ…

2024/01/29 NSBT Japan 編集部
ドローン

【企業情報(契約)】SAABがUAEと「警戒管制システム」に関し1億…

スウェーデンの航空・防衛企業であるSAABはアラブ首長国連邦(UAE)と1億9,000万米ドルの3年契約を締結し、空中早期警戒管制(AEW&C)ソリューション「GlobalEye」を提供すると発表した。 SAABのビジネス分野監視部門責任者であるカール・ヨハン・ベルグホルムは、次のように述べている: 「この契約は、GlobalEyeがミッションに対応し続けるためのSAABの役割を確固たるものにするものです。我々は、UAE空軍と防空パートナーシッ…

2024/01/23 NSBT Japan 編集部
企業情報 中東

トルコがF-35を諦めS-400を選択した理由

トルコの国防大臣ヤシャル・ギュレル氏は、ロシアから取得したS-400防空ミサイルシステム(以下、S-400)の使用に関するSNS上の質問に回答した。「S-400は防空兵器である。敵から攻撃の可能性があれば、必ず使用する。軍はプロフェッショナルなレベルで、どのように対処するのか把握している。防空兵器の能力に疑問を抱く人も、もし事態が発生すれば、S-400がどれほど優れた兵器かを理解することになるだろう」と述べた。 トルコ…

2024/01/17 NSBT Japan 編集部
北米 中東

【企業情報(契約)】ラインメタルが赤外線デコイで5,000万ユー…

ドイツ連邦軍(Bundeswehr)は独ラインメタルに対し、赤外線追尾ミサイルから航空機を保護するための妨害装置である「赤外線デコイフレア」を大量に発注した。ドイツ軍は、ラインメタルより実証済みの「Birdie」製品群から47万個以上のデコイを調達できるようになった。契約期間は2023年12月から2029年12月までで、契約額は5,000万ユーロ近くとなる。 「Birdie」は、「Bispectral Infrared Decoy Enhanced Efficiency(非線形赤外…

2024/01/16 NSBT Japan 編集部
企業情報

【企業情報(契約)】ロールス・ロイスが台湾のエバー航空を新規…

英ロールス・ロイスは2024年1月12日、台湾の航空会社エバー航空とエアバスA350-1000型機18機に搭載されるロールス・ロイス・トレント「XWB-97」エンジン36基の「トータルケア」メンテナンス契約を締結したことを発表した。この契約により、エバー航空は、航空機のサービスとメンテナンスにかかるコストを予測できるようになる。 エバー航空が自社機内にロールス・ロイスのトレント・エンジンを搭載するのは今回が初めてとなる。ロ…

2024/01/15 NSBT Japan 編集部
東アジア 企業情報

米空軍の衰退はいつまで続くのか

米空軍は深刻な問題を抱えている。入隊の資格基準を引き下げたことで、質の高い新兵が集まらなくなったのだ。パイロットの即応性が低下したのは言うまでもなく、今日の米空軍では中国のような敵対国に対抗するのは難しいだろう。米空軍の指導者たちは、この事実に気がついていないようだ。 米空軍は2023年度の採用目標を11%下回っており、空軍予備役部隊に関しては30%足りなかった。米空軍の採用責任者は、「入隊の資格基準の引…

2024/01/12 NSBT Japan 編集部
北米

米空軍、レーザー兵器用保護メガネを開発

空軍のパイロットにとって、レーザーの脅威はかなり大きい。民間人が市販のレーザーポインターを空に向けている場合も、敵がレーザー兵器を航空機のコックピットに照射する場合も、空軍のパイロットは目の損傷や致命的な事故に直面する可能性がある。どちらもリスクがある行為だ。とくにパイロットが着陸しようとするときに気を取られていると、眼球にダメージがなくても深刻な事故につながる可能性がある。 こうした事件は頻繁に…

2023/12/26 NSBT Japan 編集部
個人装備 北米

【企業情報(契約)】米テック企業MANIFESTが米空軍より人工知能に…

米テック企業MANIFEST社がタフツ大学と共同で、米空軍のイノベーション部門であるAFWERXからイノベーション契約を獲得した。同契約は、空軍の最も差し迫った課題の1つであるAI部品表(AI Bill Of Materials:AIBOMs)を管理するものである。米空軍研究所(AFRL)とAFWERXは、中小企業技術革新研究(Small Business Innovation Research:SBIR)のプロセスを合理化するために提携している。米空軍省(DAF)は2018年に「Open Topic S…

2023/12/20 NSBT Japan 編集部
北米 企業情報 AI

NATO、E-7A早期警戒管制機を購入

NATOはボーイングのE-7Aウェッジテイル(E-7A Wedgetail)を、E-3Aセントリー(E-3A Sentry)に代わる早期警戒管制機(Airborne warning and control system, AWACS)として購入する見通しであることを表明した。NATOによると、遅くとも2031年までに運用準備を整える予定である。 早期警戒管制機とは高性能レーダーを搭載した航空機で、敵航空機など地上への脅威を地上のレーダーよりも早く認識する役割を担う。現在NATOや米軍で…

2023/12/13 NSBT Japan 編集部
航空機 ISR ロシア 欧州

インド、ハマス攻撃の教訓からS-500導入か

2023年10月7日、パレスチナ武装組織「ハマス」が前例のない方法でイスラエルを攻撃した。大量のロケット弾に加え、陸、空、海からの連携攻撃である。 イスラエルは防衛力の高い国だが、不意を突かれ多くの市民に犠牲者が出た。ハマスの攻撃準備は、イスラエル国内とも言えるガザ地区で行われた。イスラエルはトップクラスの情報機関を持つ国として知られており、不意を突かれたことも驚きであるが、軍事関係者は最も優れた防空シ…

2023/11/29 NSBT Japan 編集部
中東 電子戦 ミサイル 通信 ISR その他アジア

米国、新型核重力爆弾を開発

バイデン政権は核重力爆弾の新型であるB61-13を開発すると発表した。B61は1960年代に開発された戦闘機から発射できる核重力爆弾で、北大西洋条約機構(NATO)の基地にも配備されている。 米国防総省によれば、この決定は2022年の「核態勢の見直し」の結果を直接反映したものだ。「核態勢の見直し」では核戦力の近代化の必要性を強調しつつ、核保有の競合国であるロシアと中国を抑止するというジレンマがある。今回の「核態勢…

2023/11/14 NSBT Japan 編集部
北米 航空機

韓国、新型超音速空対艦ミサイル開発に着手

韓国でダクテッドロケットエンジンを使用するミサイルの情報が公開された。このエンジンの使用で極超音速飛翔が可能となる。 <空対艦誘導ミサイルⅡ>韓国の新型超音速空対艦ミサイルである「空対艦誘導ミサイルⅡ」に関する情報が、最近韓国で開催された『航空兵器システムの技術開発』に関するセミナーの中で明らかになった。韓国では現在、空対艦ミサイルは亜音速の米国製「ハープーン」しか運用されていない。韓国製のミサイ…

2023/10/31 NSBT Japan 編集部
東アジア 航空機 ミサイル AI

米企業、連携可能なドローンを開発

ウクライナ侵略の特徴として、様々なドローンが各種戦闘において活躍している。もはやドローンは現代戦闘において不可欠な装備品である。このような状況下で米国のShield AI社は2023年10月9日、AIを搭載しスウォーム機能を強化した新型ドローンを発表した。 このドローンはV-BATと呼ばれ、スペースX社のロケットのように垂直に離着陸できる。離陸後、上空で水平飛行に移行し、あらゆる地域において監視や偵察の任務ができ、わずか…

2023/10/30 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 電子戦 AI

米企業、小型ドローンの空中回収能力試験を実施

米国の無人航空機メーカーであるジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ(General Atomics Aeronautical Systems, GA-ASI)は、同社が開発中の大型無人航空機から小型ドローンを発射・回収するシステム試験を開始した。 同社は以前から、非ステルス性のMQ-9リーパー(MQ-9 Reaper)やMQ-1Cグレーイーグル(MQ-1C Gray Eagle)などの無人航空機で、「無人航空システム・空中発射型UAV(Small Unmanned Aircraft…

2023/10/26 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 電子戦 通信 AI ISR

米海兵隊の戦術無人機が初飛行に成功 

米海兵隊は2023年10月3日、フロリダ州エグリン空軍基地で戦術無人機「XQ-58Aヴァルキリー」の初飛行に成功した。この飛行は、海兵隊の戦術無人機プログラムの重要な一歩である。飛行内容は公表されていないが、海兵隊が10月5日に投稿したビデオには、XQ-58Aが滑走路を使用せず発射台から直接離陸する様子が収められている。 650万ドル(約9億7,000万円)のXQ-58Aは、海兵隊が装備する無人機(航空機)の中では低コストである。例…

2023/10/24 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 航空機 通信 AI ISR

F-15EX、9,400万ドルに高騰

F-15EXイーグルIIの単価は、当時の為替レートで1機あたり9,395万ドル(約140億9,250万円)になると、最新の年次選定取得報告書で発表された。この価格は、米空軍が104機の戦闘機を購入する計画を維持し、議会の同意を得られたと仮定した場合によるものである。別の報告書では、米空軍はF-15Eストライクイーグルの電子戦に必要な部品を大幅に削減したため、F-15「イーグル」向けEPAWSS(Eagle Passive Active Warning Survivability…

2023/10/23 NSBT Japan 編集部
北米 航空機 電子戦

米空軍、改良型U-2が初飛行

ロッキード・マーティン社が2023年9月26日に発表したところによると、米空軍のU-2ドラゴン・レディが新しいアビオニクス・システムを搭載して飛行した。U-2は1950年代にロッキード・マーティン社で開発された高高度偵察機で、米空軍に導入されただけでなく、CIAや台湾空軍にも導入されている。 U-2は現在の戦場に対応すべく、システムを大幅に更新した。今回の初飛行では以下の目的でテストが行われた。・新技術を採用した通信、…

2023/10/18 NSBT Japan 編集部
北米 航空機 通信 AI ISR

オーストリアC-130の後継にエンブラエル社のC-390を選択

オーストリアは老朽化した戦術輸送機C-130ハーキュリーズの後継機として、エンブラエル社のC-390ミレニアムを選定した。 オーストリアのクラウディア・タナー国防相は、C-390ミレニアムを4機購入する予定であり、オランダとの共同発注も検討していると述べた。新型ジェット機の発注は2024年前半に契約する予定だとしている。 3機のC-130K輸送機の後継機としてオーストリア政府の選択肢は2つに絞られ、C-130Jとして知られる新型に…

2023/10/11 NSBT Japan 編集部
航空機 欧州

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