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シャヘド――。この名前を聞いたことがある方は多いのではないだろうか。ウクライナとロシアの戦争で、ロシアから飛来してくるドローンが「Shahed(シャヘド)」と報道されている。 厳密に言えば、シャヘドはイランが現在、米・イスラエルによる攻撃への報復として使用しているドローンの1つでこちらがオリジナルである。ロシアがそれをライセンス生産し、改良を経て「Geran(ゲラン)」を生産、実戦に投入しているが、シャヘドと…

2026/03/23 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 中東

NSBT アナリスト 小松 和郎 米国防総省は2026年2月28日に開始した対イラン軍事作戦「エピック・フューリー(Epic Fury)」に先立ち、中東地域へ大規模な戦力を展開している。 その規模は、2003年のイラク戦争以来とも指摘されており、米軍が保有する最新鋭兵器を集中的に投入した。 トランプ大統領はイランに対し、米軍が「即応態勢(locked and loaded)」にあると警告。実際に作戦は実行され、イラン国内の軍事施設や指導部…

2026/03/17 NSBT Japan 編集部
航空機 北米 中東

ハンガリー、ラインメタル社製ドローン契約へ

 2023年7月20日、ハンガリーはドイツのラインメタル社と徘徊型ドローン「Hero-120」の購入契約を締結した。Hero-120徘徊型ドローン40機、弾頭400発、訓練とサポートを含めた契約額は約1億4,000万ユーロ(約215億円)と見られている。  Hero-120は3.5kgの弾頭を搭載し、時速200km、最長1時間飛行可能な電動徘徊型ドローンである。地上もしくは車両搭載ランチャーから発射でき、自律飛行または搭載カメラの映像による視認飛行、電…

2023/08/03 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 中東 ミサイル ISR 欧州

アルゼンチン、インド製戦闘ヘリコプター取得に署名

 アルゼンチン国防省は2023年7月20日、インドを訪問中のホルヘ・タイアナ国防相が、インドの航空機メーカーであるHAL(ヒンドスタン社)の視察中に基本合意書(MOU)の署名を行ったと発表。同社の新型軽戦闘ヘリコプター「プラチャンダ」20機と海軍、空軍用の汎用ヘリコプター(詳細不明)の取得に向けたものである。  タイアナ国防相とフランシスコ・カフィエロ国防国際問題担当長官は、7月18日からインド訪問を開始した。アル…

2023/08/01 NSBT Japan 編集部
航空機 ミサイル 中南米

米空軍、新しいドローン管理システムを開発中

オハイオ州ライトパターソン空軍基地に所在する空軍研究所(AFRL)のイノベーション部門であるAFWERXと空軍研究所情報総局は、フロリダ州エグリン空軍基地に無人航空機システム交通管理(UTM)を設置した。これは、現在の航空交通管理システムがドローンや電動垂直離着陸(eVTOL)航空機の飛行時に、安全性を確保できることを検証するAFWERXの次のステップである。 ロシアのウクライナ侵略でも使用されているドローンは、今から80…

2023/07/28 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米

自律型ドローンで軍用機整備時間短縮

米空軍は自律型ドローンを用いた軍用機整備点検の試験を行っている。ハワイのパールハーバー・ヒッカム統合基地にて、米空軍は自律型ドローンにカメラを搭載し、ボーイングC-17輸送機の状態をデータベース化しているところだ。この試験は、航空機メーカーのボーイング(Boeing)とドローンのオペレーティングシステム開発会社であるニア・アース・オートノミー(Near Earth Autonomy)の協力のもと行われている。 輸送機等の大型…

2023/07/26 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米

ノースロップ・グラマン、新航法システムを開発

ノースロップ・グラマン社は、従来の測位システム(GPS)と慣性航法(INS)を組み合わせた、電子妨害に強い航法システムの開発に成功した。このシステムは「一体型測位システム(EGI-M)」と呼ばれている。今後、EGI-Mは米国戦闘機及び各種軍用機に搭載され、電子妨害の影響をほとんど受けずに飛行可能になると考えられている。  <EGI-Mは電子戦対策の切り札となる> ノースロップ・グラマン社の副CEOライアン・アーリントン氏…

2023/07/20 NSBT Japan 編集部
北米 航空機 電子戦

F-35、需要に追いつかぬ生産

ロシアによるウクライナの軍事侵攻が2022年2月に開始されて以来、F-35の受注が増加している。優れたステルス性、高度なセンサー、兵器システムの強力な組み合わせにより、「第5世代戦闘機」であるF-35は米軍とその同盟諸国から大きな需要がある。その一方、製造元の米防衛大手ロッキード・マーティン社は高まる需要に応えることが難しくなっている。 高いステルス性はロシアのレーダーによる探知を困難にし、先進的なセンサーと兵…

2023/07/19 NSBT Japan 編集部
北米 東アジア 航空機 欧州

ロシア、新型ドローン開発

 ロシアによるウクライナ侵略が17カ月目に入っているが、最近ロシア軍は徘徊型ドローンによる攻撃を強化している。ウクライナ軍によると、この徘徊型ドローンは4枚翼2組を持つ灰色の筒で、「ランセット・ドローン」と呼ばれているようだ。親ロシア派のSNSチャンネルでは、このドローンで破壊された貴重な供与兵器レオパルド2戦車やシーザー自走砲の映像が配信されている。 反攻作戦中の多くのウクライナ砲兵や戦車兵が、脅威とし…

2023/07/14 NSBT Japan 編集部
ドローン 電子戦 ISR ロシア

ロシア、ドローン生産能力強化へ

ロシアはウクライナ侵略においてドローンの重要性を理解しており、その不足を生産・調達能力の強化によって解消しようとしている。 米国のシンクタンクである海軍分析センター(Center for Naval Analyses)によれば、ロシアはドローンを情報・監視・偵察(ISR)目的に加えて攻撃用途にも用いており、その重要性を認識している。しかしロシアの軍事産業は、ロシア軍によるドローンの需要を満たすだけの生産能力を有していない。海…

2023/07/12 NSBT Japan 編集部
ドローン 中東 ISR 中国 ロシア 欧州

モスクワへのドローン攻撃が多発

2023年7月4日早朝、モスクワ郊外で5機のドローンを撃墜したとロシア当局が発表。モスクワの主要空港の1つである南部のヴンコヴォ空港は、安全対策のため午前5時から午前8時まで運航停止となった。 この攻撃による死傷者や被害はなかったが、少なくとも今年に入って3件目のドローン事件となる。ウクライナ軍の攻撃は徐々に首都に近づいている。SNSで共有されたビデオ映像では、首都に近いニュー・モスクワで爆発音が確認され、郊外…

2023/07/11 NSBT Japan 編集部
ドローン 電子戦 ロシア 欧州

バイラクタルが活躍できない理由

ロシアによるウクライナ侵略の初期には、トルコの無人攻撃機「バイラクタル(TB2)」はウクライナの救世主であり、現代のハイブリッド戦争において必要不可欠と賞賛されていた。連日にわたり、バイラクタルを使ったロシア軍への装甲車、哨戒艇等への攻撃がSNSで多数発信され、加熱した人気によりバイラクタルソングも登場した。しかし軍事専門家によると、1年以上経過した現在、かつてヒーローだったバイラクタルは殆どが撃墜され…

2023/06/29 NSBT Japan 編集部
ドローン 電子戦 ロシア 欧州

日本、インドネシアへF-15中古エンジン輸出検討

<日本が中古エンジンの輸出を検討>報道によると、インドネシア空軍のF-16戦闘機用に日本は中古のF-15エンジンの輸出を検討中である。 インドネシアは日本へ戦闘機エンジンの供与を要請しており、両国はすでに防衛装備品・技術移転協定に調印している。F-15とF-16のエンジンは共通であることから、インドネシアは中古のF-15エンジンを熱望していると言われている。移転は既に準備段階にあるとのことだ。 航空自衛隊は戦闘機近代…

2023/06/28 NSBT Japan 編集部
東アジア 東南アジア 航空機

米国、日本と台湾の無人偵察機のデータ共有へ

2023年6月8日、英フィナンシャルタイムズ誌は「台湾が導入する無人偵察機(シーガーディアン:MQ-9B)が、米国と日本の自衛隊が運用する偵察システムと統合化され、情報共有が可能になる」と報じた。統合化により、3カ国(米国、日本、台湾)の無人偵察機が入手した偵察情報はリアルタイムで共有され、平時の監視任務、有事の作戦において重要な能力になると考えられている。 米ゼネラル・アトミックス社は、2025年までに台湾に4…

2023/06/27 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 東アジア 通信 ISR

ドイツ、イスラエル製防空システムの調達を承認

ドイツ議会の予算委員会は2023年5月14日、イスラエル製の防空システム「アロー3」の調達開始に向けて、5億6,000万ユーロ(約868億円)の前払い金の支出を承認した。この前払い金は、イスラエルでの製造・生産体制を整えるためのものであるという。 「アロー3」システムは、地球の大気圏上空でミサイルを撃ち落とすように設計されており、近隣の欧州連合(EU)諸国を保護するのに十分な威力を備えている。 ロシアによるウクラ…

2023/06/23 NSBT Japan 編集部
中東 ミサイル 欧州

インド空軍、国産の徘徊型ドローン「ALS-50」を導入

インド空軍(IAF)は、新型の「徘徊型ドローン(ALS-50)」を正式に導入した。ムンバイに拠点を置くタタ・グループが開発したこの無人システムは、複雑な任務におけるインド軍の精密攻撃能力を高めることが期待されている。また、垂直離着陸(VTOL)機能を備えているため、あらゆる地形で運用することが可能だ。徘徊型ドローン(ALS-50)は地上や海上の標的を効果的に攻撃する性能を備えている。 インドのデータ分析会社「GlobalD…

2023/06/20 NSBT Japan 編集部
ドローン AI その他アジア

米国会計検査院の報告: 過去5年間でF-35のスペアパーツ100万個…

米国会計検査院(GAO:米国の連邦議会の付属機関で、連邦予算の支出や政府機関の活動を監査する)の報告書によると、少なくとも過去5年間で最低8,500万ドル(約120億円)相当のF-35スペアパーツが100万個以上紛失している。そのうち、米国防省が2018年以降に状況を特定したのは、100万個以上の紛失部品のうち2%のみであるとのことだ。 国防省がこれらのスペアパーツの説明責任を果たしていない一因は、国防省とF-35の主契約者で…

2023/06/13 NSBT Japan 編集部
北米 航空機

ウクライナ、タウルス巡航ミサイルの供与を要請

<ウクライナの反撃準備>ウクライナ政府は、同盟国であるドイツに新たな武器、巡航ミサイル「タウルス」の供与を要請した。ドイツ国防省によるとウクライナ軍は開始が近いと言われる反攻作戦の地上戦力の準備が整い、航空作戦等、様々な作戦についても準備段階に入っているという。ウクライナ軍はタウルスを始め、同盟国から供与された全ての兵器を総動員して2022年2月以降、ロシアに奪われた領土奪回を目指している。既に戦闘は1…

2023/06/12 NSBT Japan 編集部
ミサイル ロシア 欧州

世界初!英・米・豪、AI搭載ドローンの試験を共同で実施

英国は2023年5月26日、「英国軍が米国、オーストラリアと共同で、人工知能(AI)対応の複数ドローンによる初の軍事実験を実施した」と発表。この軍事実験は、英国防衛科学技術研究所(DSTL)が主催し、飛行中のAIモデルのライブ再トレーニングや、AUKUS(豪・英・米)諸国間でのAIモデルの交換など、世界初の試みが実現した。AUKUSの共同研究は、AI技術を軍事的な運用に使用することを視野に入れたものである。 英国南西部のウパ…

2023/06/07 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 大洋州 ISR 欧州

ポーランド、韓国の新戦闘機KF-21共同開発を検討

<ポーランド、KF-21の開発に参加か?>ポーランドと韓国の防衛協力の深化に向け、ポーランド政府は韓国のポラメ(KF-21)戦闘機開発計画への参加を検討していることが明らかになった。韓国航空宇宙産業(KAI)が主導で開発するKF-21は、高度アビオニクスシステムを備えた4.5世代戦闘機として世界が注目している。 新型双発多用途戦闘機(KF-21)の開発は2021年4月9日に開始された。試作機の初飛行は2022年7月19日に成功しており…

2023/06/05 NSBT Japan 編集部
東アジア 航空機 欧州

「F-16はゲームチェンジャーにはならない」米統合参謀本部議長が…

2023年5月23日、米統合参謀本部議長のミリー大将は「ウクライナ防衛会議」後の記者会見において、F-16はウクライナにとって「ゲームチェンジャーのような魔法の兵器」にはならないと警告した。しかし米国は、最近になりF-16をウクライナに供与する可能性を公表している。またNATO同盟国はウクライナパイロットの訓練を開始した。 ミリー大将は、「ロシア軍は1,000機の第4世代戦闘機を持っているため、もしウクライナが航空戦でロ…

2023/06/01 NSBT Japan 編集部
北米 航空機 ロシア 欧州

衛星写真から中国の新型超音速偵察機「WZ-8」を確認

 Defense News紙が入手した2022年12月21日の衛星画像に、WZ-8超音速偵察機と思われるものが写っていた。場所は中国東部、上海から約560㎞内陸の六安市に所在する空軍基地(Liu'an Airbase)で、新しく建設された2つの格納庫のうち1つの外部である。  ワシントン・ポスト紙は2023年4月18日、リークされた国家地理情報局(National Geospatial-Intelligence Agency)の秘密文書を引用し、「中国人民解放軍は音速の少なくとも3倍で…

2023/05/31 NSBT Japan 編集部
ドローン 航空機 ISR 中国

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