シャヘド――。この名前を聞いたことがある方は多いのではないだろうか。ウクライナとロシアの戦争で、ロシアから飛来してくるドローンが「Shahed(シャヘド)」と報道されている。 厳密に言えば、シャヘドはイランが現在、米・イスラエルによる攻撃への報復として使用しているドローンの1つでこちらがオリジナルである。ロシアがそれをライセンス生産し、改良を経て「Geran(ゲラン)」を生産、実戦に投入しているが、シャヘドと…
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米空軍は中国のミサイルに耐えるために空中給油機を必要とする:…
2022年12月11日、フランク・ケンドール長官は、中国の精密ミサイルの射程距離が伸びていることから、米空軍はタンカー(空中給油機)やカーゴ(貨物機)をステルス化する必要があると述べた。 ケンドール長官は外交問題評議会のウェビナーで、民間航空機を空中給油機や貨物機に改造する従来の方法では将来的に米空軍の要件を満たせないと指摘した。また、「中国のような敵対勢力は、長距離から米軍機を追跡・射撃できるようになる…
中国の科学者が遠隔操作で電力供給が可能なレーザー駆動のドロー…
サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、中国北西部の研究者グループが、遠隔操作で電力供給が可能なレーザー駆動のドローンを開発したと報じた。 中国を含む多くの国が、ドローンを攻撃するために強力なレーザーシステムを開発しているが、西北工業大学(NPU)のLi Xuelong教授らは、レーザーをドローンの攻撃目的ではなく、異なる使い方を検討している。 NPUの人工知能・光学・電子工学部の研究チームによると、光エネルギー…
米陸軍AH-64Eアパッチにレーザー防護システムを搭載
ウクライナ紛争の教訓から米陸軍はアパッチ攻撃ヘリコプター(AH-64E)に、赤外線(IR)誘導ミサイルを欺まん防御する共通赤外線対策装置(CIRCM)の搭載を開始した。 ノースロップ・グラマン社が開発/生産するCIRCMは、レーザーを発射して赤外線誘導方式の短距離対空ミサイル(短SAM)等の妨害をする、非常に効果的な防御システムである。防御できる短SAMには携帯式対空ミサイル(MANPADS)も含まれる。 MANPADSは携帯性に優れ…
ウクライナ侵略の影響を受けロシアの軍用機輸出は急降下
ディフェンスニュース紙によると、ウクライナ侵略前、ロシアは、次世代戦闘機Su-57とその派生型であるSu-75を複数国に売り込む計画を立てていたが、この計画は現在、頓挫している。 同紙によると、ウクライナ侵略とそれに伴う(ロシアへの)制裁により、ロシアの航空宇宙産業は壊滅的な影響を受けているという。制裁の影響で、ロシアはSu-57やSu-75のような次世代戦闘機を開発し、それを大量生産させる能力を得ることが出来ていな…
ロシアと中国が日本付近で大規模な軍事演習
2022年11月30日、中国のH-6K及びロシアのTu-95という両国の爆撃機(それぞれ2機)が、日本海から東シナ海、更には太平洋にかけて長距離にわたる共同飛行を実施し、その後、互いの領土に着陸した。ロシアの声明によると、航空目標に対するミサイルや大砲の共同発射、海上目標に対する大砲発射、武器の実用的な使用による対潜共同行動の練習が行われたという。中国の東部戦域司令部は、この合同演習に関して、「海洋安全保障上の脅威…
米空軍、航空従事者の健康状態を把握するウェアラブルバイオセン…
オハイオ州ライトパターソン空軍基地(AFRL)-空軍研究所(AFRL)は、ナノバイオマテリアルコンソーシアム(NBMC)およびケースウェスタンリザーブ大学と提携し、飛行士等の航空従事者のバイオマーカーを測定するウェアラブルセンサーを作成するプログラムを開始した。バイオマーカーとは、人間の健康状態を把握するための生理学的な情報である。 人間のパフォーマンスをモニターするウェアラブルセンサーは、重要な任務中に「過…
新型無人機バイラクタル Akinci、超音速ミサイル「TRG-230-IHA」…
2022年12月16日、バイラクタル TB2の上級機種である バイラクタル Akinci(Akinci)が初めて長距離空対地ミサイルの発射試験に成功した。試験はイスタンブールから約700km離れた黒海沿岸で行われた。Akinci は高度25,000フィート(7,600m)で、新型空対地ミサイル(TRLG-230-IHA)を発射、約100km先の目標に命中させた。 TRLG-230-IHAは、ロケットサン(トルコ)が設計・開発した直径230mmの空対地ミサイルであり、射程は最大150k…
ウクライナ防空の現状と今後の方策
航空戦力は、現代戦で最も重要な要素の一つである。航空戦の時代となった第2次世界大戦以降、戦闘機や爆撃機が戦争で重要な役割を担ってきた。しかし、現在のウクライナ侵攻では航空戦力は戦闘の中核となっていない。世界でも有数の航空戦力を持ちながら、ロシア軍はウクライナで航空戦力を有効に活用できていない。一方、ウクライナ空軍は戦前とは比較にならないほどの活躍を見せ、ロシアの航空優勢獲得を阻んでいる。 世界でも…
韓国、2028年までに空中発射型巡航ミサイルを開発へ
12日、韓国の防衛事業庁(DAPA)は、長距離の空中発射巡航ミサイル(ALCM)を開発するプログラムを開始すると発表した。DAPAは、2028年までに国内初の国産ALCMを製造するために1900億ウォン(約1億4500万ドル)を費やし、現在韓国が開発中のKF-21戦闘機に搭載する予定であるという。 コリア・タイムス紙によると、韓国では、航空機へのミサイルの安全な搭載とミサイル発射時の分離に関わる技術が不足している。このため、ALCM開発…
中国、巨大な「Y20」をベースに新世代の早期警戒機を開発
中国が戦略レベルの早期警戒管制機(AEW)を開発していることが、最新の報道で明らかになった。中国軍はすでに2機のAEW専用プラットフォーム(Y-20)を保有しており、3機目も準備中である。この報道が事実であれば、中国の早期警戒能力は大幅に強化されることになる。 米国主導で西側諸国は台湾との関係を強めており、台湾と中国との関係は緊張の度合いを高めている。そのような中での今回のAEW開発報道は、中台関係に影響を与え…
プラチャンド(インド)対LCH(韓国)の武装ヘリコプターの開発…
アジアの二大軍事産業大国であるインドと韓国は、長年に渡り、自国の防衛産業を強化してきた。現在、両国の兵器産業は開発力、生産力共にトップクラスとなっており、欧州や中東など世界的な軍事市場において競争が激化している。 最も顕著な例は、マレーシアの戦闘機契約にエントリーしている「テジャス」(インド)と「FA-50」(韓国)の熾烈な戦いである。現在、FA-50はテジャスより若干有利であると報道されている。しかし…
中国はUAV技術で米国を猛追している
中国のUAV(無人航空機)技術が急速に発展している。国営企業により製造・開発され、11月8日(火)から開催された国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で発表された最新のUAV翼竜3は高い性能を有している。従来の中国製兵器の特長である低価格に加えて高性能という強みが加わったことで、中国はUAV生産において米国を猛追している。 なぜ中国のUAVは米国に匹敵するまでに至ったのか。第一に、中国製UAVの性能は大幅に向上…
エアバス社は韓国がFA-50を欧州に輸出するための計画を承認
エアバス・ディフェンス・アンド・スペース社(エアバス社)は、韓国のFA-50戦闘攻撃機の販路を西欧(欧州)に拡大する計画「Win・Win戦略」を承認した。 この提案は当初、エアバス社CEOのマイケル・シェルホーン氏がソウルで韓国の李昌洋(イ・チャンヤン)産業大臣と会談した際、韓国側から行ったものである。李大臣が、国産戦闘機の欧州への販路を開拓するため「Win-Win戦略」を提案した。 これに呼応する形で、エ…
地上公開で明らかになったJ-20ステルス戦闘機の問題点
中国空軍の第5世代戦闘機(J-20)が初めて地上公開され、J-20が持つ問題点が明らかになりつつある。 J-20はこれまでにも数回、デモフライトを公開しているが、2022年11月の珠海エアショーで初めて地上公開された。2022年も例年と同様、4機のJ-20が編隊を組み、約13分のデモフライトで、垂直上昇、垂直旋回を繰り返し、多くの観衆の前で優れた空戦能力を披露した。J-20は2011年に初飛行し、2017年まで各航空団への配備が行わ…
トルコ企業、国内初の無人ヘリコプターを開発中
トルコの防衛企業であるティトラ社が、国内初の無人ヘリコプター「アルピン」の生産に意欲を見せ、トルコ政府の補助金を受け、開発を進めることとなった。トルコ政府は、この開発を優先事項としてリストアップしており、政府としても支援を進めていくという。 ティトラ社は、250機のいわゆる特攻兵器である神風ドローンに加えて、年間10機の無人ヘリコプター「アルピン」を生産する計画であるという。調達関係者によると、実…
中国、国際航空宇宙博覧会で新型旅客機C919を公開
中国は11月8日(火)、初の国産大型旅客機C919を国際航空宇宙博覧会(珠海エアショー)で公開した。博覧会の滑走路を滑走したナローボディ機(内部通路が1つの民航機)は、中国南部の大都市(珠海)の上空を旋回し、数百人の観衆の前で無事着陸した。 中国政府は、国営の中国商用航空機公司(COMAC)が製造するC919が、ボーイング737MAXやエアバスA320などの海外旅客機に対抗することを期待している。また、欧米諸国との…
イラン製ドローンによる攻撃はイスラエルの中立性を変える可能性…
イスラエルの国防関係者は「ウクライナ侵略におけるイランとロシアの協力が、イスラエルの中立的なスタンスを変える可能性がある」という見方をしている。 今回のウクライナ侵略においてイスラエルは中立性を保つためウクライナに兵器を提供しないというスタンスを保ってきた。しかし、先週ロシアがイラン製の弾道ミサイルと自爆ドローンを使用して民間人を攻撃したことを受けイスラエルの外交専門家や政治家の間でイランや…
英国、中国による英国空軍パイロットの採用の試みについて「脅威…
報道各紙によると、英国防省は、中国軍が自国の空軍を訓練するために、現役及び退官した英国空軍パイロットを手厚い待遇で採用しようとしているとの異例の警告を発出した。 当局関係者は、これらの計画が「英国と西側の利益に対する脅威」であるとして、「懸念と不承認」を表明している。パイロットが訓練を提供することを明確に禁止しているわけではないが、リスクを管理するための手段を講じることを目的として、警告が発…
アラブ首長国連邦、イスラエル製の防空システム「バラク」を初配…
Breaking Defense紙は、防衛関係者の話として、アラブ首長国連邦(UAE)がイスラエル製の防空システム「バラク」を配備したと報じている。 今回の配備は、1月にフーシ派によるUAE国内の重要なインフラへのドローンとミサイルの攻撃を受けて、UAEがイスラエルに静かに接触して行われたものであるという。関係者は、同紙に対して、「イランの代理人であるイエメンのフーシ派が発射したミサイルによって何度も攻撃を受けている…
マレーシア、次期戦闘機はテジャス(インド)が有力候補
マレーシア空軍の次期戦闘機の選定において「マレーシア空軍が保有するSu-30のメンテナンスも行う」と言う条件付きで、インドのテジャス軽戦闘機(LCA)が最有力候補となっている。 この提案が成立すれば、ロシア製戦闘機の整備とインド製新戦闘機の納入がパッケージとなる初めての契約となる。 インドの報道によると、マレーシアは、MiG-29(ロシア)、F/A-18Dホーネット(米国)、BAEホーク(英国)といった老朽化した戦…