英国の将来戦闘機「テンペスト」の開発がスタート
4年前のファーンボロー航空ショーで世界中から大きな注目を浴びたテンペスト計画は2022年、新たな実証機の開発を目指して、国際的なパートナーシップ先を照準に合わせ、将来の戦いに備えた開発を進めている。 英国国防省は、今年のファーンボロー航空ショーで、テンペスト将来戦闘航空システム(FCAS)の実証試験機を2027年までに飛行させると発表した。 FCAS計画の中心となるテンペストの機体は、パイロットによる操縦、…
4年前のファーンボロー航空ショーで世界中から大きな注目を浴びたテンペスト計画は2022年、新たな実証機の開発を目指して、国際的なパートナーシップ先を照準に合わせ、将来の戦いに備えた開発を進めている。 英国国防省は、今年のファーンボロー航空ショーで、テンペスト将来戦闘航空システム(FCAS)の実証試験機を2027年までに飛行させると発表した。 FCAS計画の中心となるテンペストの機体は、パイロットによる操縦、…
台湾は、ジェネラルアトミックス社のMQ-9Bシーガーディアン無人航空機(UAV)4台を168億8000万台湾ドル(約772億円)で購入する契約を米国と結んだ。ディフェンス・ポスト紙によると、インフラや訓練費用の追加により、契約費用は217億台湾ドル(約993億円)まで上がる見込みであるという。 台湾ニュースによると、8月31日、民進党の王定宇議員が、自身のフェイスブックで国防部の最新の調達受注発表を引用し、「台湾の空軍司…
韓国の無人機編隊は、有事には北朝鮮の指導者排除のため配備される可能性がある韓国は、7月に国産戦闘機(KF-21)の試験飛行に成功したが、続いて初の無人戦闘機(ウイングマン・ドローン)の開発も目指していることが明らかになった。 先週、韓国政府は有人機1機とステルス機能をもつウイングマン・ドローン3〜4機が同時に任務を遂行できる編隊飛行システムの開発企業に大韓航空(Korean Air)を指名した。 このプロジェクトは…
8月18日、ロシア国防省は、最新鋭の極超音速ミサイルを搭載した戦闘機をバルト海に面する同国最西端の飛び地、カリーニングラードに配備したと発表した。同省によると、極超音速ミサイル「キンジャル」を搭載した3機のMiG-31戦闘機が、カリーニングラードに所在するチカロフスク空軍基地に到着しており、当該戦闘機は24時間体制任務に当たるという。 カリーニングラードは、NATO加盟国のポーランド及びリトアニアと国境を接してお…
米国特殊作戦司令部は、武装監視機(アームド・オーバーウォッチ)プログラム用に使用する偵察と攻撃の両方の任務をこなす航空機としてL3ハリス社の「AT-802U スカイウォーデン」を選定した。 武装監視機プログラムは、航空機及び防空システムの数を増やしている中国やロシアの動きを受けて2020年に開始された。過酷な場所で非正規戦を行う部隊を支援するために約75機の有人固定翼航空機を購入して、近接航空支援、精密攻撃、およ…
ウクライナ戦争の初期において、ドローン攻撃はロシア軍に対する予想外の勝利兵器として登場した。 ウクライナ戦争の初期において、ロシア軍に対するドローン攻撃の映像はニュースで頻繁に映し出され、ウクライナの無人機が混沌としたロシア軍の前進を阻止する映像もSNS等を通じて継続して配信された。ロシア軍の侵攻作戦におけるウクライナ軍の初期のドローン戦術は、通常監視に使われる小型の市販ドローンから有名なトルコのバ…
台湾を訪れていたアメリカのペロシ下院議長が乗った専用機が8月3日午後7時すぎに台北の空港を離陸し、次の目的地の韓国に出発した。沖縄のアメリカ軍嘉手納基地ではペロシ下院議長の出発前の午後5時20分ごろから、F15戦闘機6機とKC-135空中給油機が次々と飛び立ち、南方に向かっている。また、同基地では、7月30日ごろから常駐機ではない「外来機」の飛来が目立つようになったが、防衛省沖縄防衛局によると、8月2日午後4時の時点で…
マレーシア空軍は、今後の空軍力管理のために、訓練機を含む軽戦闘機36機の購入を希望している。現在エントリーに挙がっているのは、韓国のFA-50ゴールデンイーグル(有力候補)、インドのテジャス(Tejas)、トルコのヒュージェット(Hurjet)、ロシアのMiG-35、中国・パキスタン共同開発のJF-17である。 マレーシアの軍事情報筋によると、マレーシア空軍は韓国のFA-50ゴールデンイーグルを選定する可能性が高いとグローバルビジ…
ロシア軍の巡航ミサイルや弾道ミサイルに悩まされているウクライナのゼレンスキー大統領は常にNATO諸国と支援国に対し、防空システムの提供を求めてきたが、特に首都キーウ防空用として信頼性の高い防空システムを必要としており、米国は2セットの「NASAMS」防空システムの供与を決定した。 NASAMS防空システムは米国が7月に発表した8億2000万ドルの軍事支援パッケージの中に含まれている。 NASAMSは米国のレイセオン・ミサイル…
ノルウェー政府は、米空軍からレイセオン・ミサイル&ディフェンス社のスマート対地攻撃兵器「ストームブレイカー」の調達を受けるための調整中である事を発表した。現在、ノルウェー空軍は、このネットワーク対応型兵器であるストームブレイカー(GBU-53/B)を戦力化するための準備を進めている。 ノルウェー国防省参謀本部でF-35計画プロジェクト室長のシグルド・フォンゲン准将は、ストームブレイカーについて「F-35の運用能力…
韓国の聨合ニュースによると、7月15日、韓国防衛事業庁は、ステルス戦闘機「F35A」を20機、3兆9000億ウォン(約30億ドル/ 約4100億6000万円)で追加購入することを決定した。 今回の決定は、2023年-2028年までの間に外国製ステルス戦闘機の取得に焦点を当てたFXプロジェクトの一環であり、韓国は2028年までに「F35A」を取得する予定。聨合ニュースによると、韓国防衛事業庁は、「F35A」を導入することにより、北朝鮮のミサイル発…
ロッキード・マーティン社の開発による AGM-183A 航空発射型即応兵器(ARRW)の発射試験が昨年に続き2回連続で成功し、米空軍は、「極超音速開発プログラムのブースト(発射段階)試験が完了した」ことを発表した。 この試験は7月12日に行われ、翌日13日に「戦略爆撃機B-52Hストラトフォートレスの翼下から発射されたARRWは、昨年に続き第二回目の開発目標を達成した」と発表された。発射段階の試験が完了したことにより、ARRWは…
米空軍は、戦闘機の搭載が可能なポッド型の高エネルギーレーザー兵器を受領した。このニュースにより、ロッキード・マーティン社が開発した戦闘機用レーザー兵器が少なくとも1セット、試験運用のために米空軍に引き渡されたことが明らかになった。今回のレーザー兵器は、まだ実装装備ではなく、今後の戦術、レーザー兵器の運用方法など将来的な空軍戦力を発展させる研究用のものと思われる。 今回ロッキード社が試験納入した高エ…
7月1日、米国防省は、8億2千万ドルの新たな軍事援助を発表した。その中には、ロシア軍によって破壊されたウクライナの防空システムを補強するための高度な新型地対空システム(NASAMS)2基及び対砲レーダーも含まれている。NASAMSは、米国ホワイトハウス周辺の防空任務のために運用されている防空システムである。 NASAMSは、米国のレイセオンテクノロジー社及びノルウェーのコングスベルグ・ディフェンス&エアロスペース社が開…
7月1日、ポーランドのブワシュチャク国防大臣は、イタリアのレオナルド社からマルチタスク軍用ヘリコプター「AW149」32機を購入すると発表した。契約額は約17億6,000万ユーロ(約2,439億7005万円)相当。 このヘリコプターは、レオナルド社のポーランド法人であるPZL Swidnik社によって製造され、2023年から2029年にかけて納入される予定。 レオナルド社の声明によると、新ヘリコプターは、兵員輸送や航空支援などの任務を遂行す…
スペイン空軍は、英国のBAEシステムズ社に対し、ユーロファイター・タイフーン20機の追加納入を5億ポンド(約820億円)で発注した。 今回のスペイン空軍によるユーロファイター・タイフーン(以下タイフーン)の追加発注は木曜日に開催された2022年ILAベルリン国際航空ショーの中で正式発表された。 新型のタイフーンには最新の電子走査(フェイズドアレイ)レーダーが搭載され、将来の戦域に対応できるようになるという。 BAEシ…
ロッキード・マーチングループ、宇宙航空部門のシコルスキー社は、米陸軍の装備用としてUH-60Mブラックホークヘリコプター120機の製造を23億ドル(約3120億円)で受注した。 米国政府による今回の契約は、シコルスキー社製UH-60ヘリコプターに関する10回目の契約となる。 UH-60Mブラックホークヘリコプター(以下ブラックホーク)は、1979年に米陸軍での運用が開始されてから長い歴史があり、これまで数々の作戦に参加しているが…
ノルウェー国防省は、米国のハイテク企業テレダイン FLIRと、先進的な軍用ナノドローン「ブラックホーネット」の調達契約を締結した。契約額は4億7500万ノルウェークローネ(約65億円)で、同社は4年以内に予定数に沿ったブラックホーネット(契約数は公開されていない)を製造し、ノルウェー軍に納品することになる。 ブラックホーネットはミニサイズのナノドローンであるが、軍用ドローンとして非常に高い性能を持っている。偵…
A-10Cの今回の契約は、 集中型インターフェイス制御システム計画のフェイズ1として行うもので、1970年代から使われてきたミッション・コンピューターをレイセオンのCommon Open Secure Mission Computer(COSMC)に置き換え、制空能力の強化と機体の延長運用を可能にするものである。 COSMCは、レイセオン社が推進する各種運用ニーズに適合できる拡張性をもつ制御システムであり、装備する機体を選ばない(あらゆる戦闘機に適応可…
6月20日、英国国防省(MOD)はロシア軍のウクライナ戦争における、これまでの航空戦力に関して「ウクライナへの本格的な侵攻以来、ロシアは一貫して航空戦力を提供できていない。」と評価した。 英国MODによる評価(分析)内容は以下のようなものである。・これまでのところ、ロシア空軍は十分な成果を上げていない。一貫して航空戦力を提供できなかったことが、地上を含め、ロシアの作戦成功が非常に限られたものになった最も…