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シャヘド――。この名前を聞いたことがある方は多いのではないだろうか。ウクライナとロシアの戦争で、ロシアから飛来してくるドローンが「Shahed(シャヘド)」と報道されている。 厳密に言えば、シャヘドはイランが現在、米・イスラエルによる攻撃への報復として使用しているドローンの1つでこちらがオリジナルである。ロシアがそれをライセンス生産し、改良を経て「Geran(ゲラン)」を生産、実戦に投入しているが、シャヘドと…

2026/03/23 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 中東

NSBT アナリスト 小松 和郎 米国防総省は2026年2月28日に開始した対イラン軍事作戦「エピック・フューリー(Epic Fury)」に先立ち、中東地域へ大規模な戦力を展開している。 その規模は、2003年のイラク戦争以来とも指摘されており、米軍が保有する最新鋭兵器を集中的に投入した。 トランプ大統領はイランに対し、米軍が「即応態勢(locked and loaded)」にあると警告。実際に作戦は実行され、イラン国内の軍事施設や指導部…

2026/03/17 NSBT Japan 編集部
航空機 北米 中東

【企業情報】サーブ社、チェコ共和国から移動式防空システムを受…

スウェーデンの防衛・航空宇宙企業であるサーブ(SAAB)社は、チェコ共和国国防省および軍から移動式防空システム(MSHORAD)を受注した。受注額は18億スウェーデン・クローナ(約277億円)で、納入は2028年から2030年にかけて行われる予定である。 今回の受注には、サーブ社の移動式射撃ユニット、「RBS 70 NG」短距離ミサイルシステム、そしてボライド・ミサイルが含まれる。これらのシステムは、チェコのSVOS社が製造する「MAR…

2025/08/15 NSBT Japan 編集部
欧州 企業情報

【企業情報】BAEシステムズ社、低コストUASによる空中、地上の標…

BAEシステムズ社は、米国での試験において、マルチローター無人航空機システム(UAS)から精密誘導弾を発射し、空中および地上の標的を両方とも破壊することに成功した。 これは最前線にいる部隊向けの低コストの攻撃手段および対UAS手段の開発において、大きな前進である。 試験では、無誘導のロケット弾にBAEシステムズ社のAPKWSレーザー誘導キット[1]を装着することで、精密誘導弾への変換がなされた。変換された弾薬は、BAE…

2025/08/07 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 企業情報

トランプ政権発足以来、各国で採用が相次ぐ戦闘機「グリペン」 …

コロンビア共和国のグスタボ・ペトロ(Gustavo Petro)大統領は2025年4月3日、同国空軍の次期戦闘機にスウェーデン・サーブ(SAAB)社のJAS39「グリペン(Gripen)」を選定したと公表した。これは同大統領がSNS上で「コロンビア共和国は、『戦略的防空』を最優先プロジェクトとして承認し、スウェーデン王国とグリペン戦闘機購入に関する意向書を締結した」と投稿したことによるものである。 最有力候補F-16を抑えてグリペンが選…

2025/07/31 NSBT Japan 編集部
北米

【企業情報】英国企業とウクライナのスカイトン社、ドローン合弁…

2025年7月2日、ウクライナの無人航空機システム企業スカイトン(Skyeton)社と、英国プリベイル・パートナーズ(Prevail Partners)社は、高性能ドローンを英国軍に導入するため、その量産、供給、サポートの迅速化を目的とした合弁事業の設立を発表した。 この合弁事業の中核となるのは、無人航空機システムのレイバード(Raybird)である。レイバードは、ウクライナで数千時間の飛行実績を通じて、その極めて低い故障率と卓越した…

2025/07/28 NSBT Japan 編集部
ドローン 欧州 企業情報

次世代ステルス爆撃機B-21が次世代ステルス戦闘機F-47の採用決定…

ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)社は2025年3月、開発中の米空軍向け次世代ステルス戦略爆撃機「B-21」について、「予定を上回るペースで開発が進捗している」と発表した。この発言は、米空軍協会主催のイベントに出席したノースロップ・グラマン社のB-21担当部門最高責任者によるものである。 B-21は2023年11月の初飛行以来、継続的に試験飛行を実施しているとみられるが、高度な機密事項であるため詳細は公表されて…

2025/07/24 NSBT Japan 編集部
航空機 北米

AI搭載MQ-20アベンジャー、模擬空対空戦闘において初の撃墜に成…

自律型航空戦闘における画期的な成果シールドAI(Shield AI)社が開発した自律飛行ソフトウェア「Hivemind」を搭載した、ジェネラル・アトミックス(General Atomics)社の無人航空機MQ-20アベンジャーは、模擬空対空戦闘において無人機として初めて標的の撃墜に成功した。これは無人航空戦闘の著しい進化を示す、画期的な成果である。 この試験は2025年6月11日に実施され、実機のMQ-20とサイバー空間上に構築された仮想のMQ-20が…

2025/07/23 NSBT Japan 編集部
航空機 ドローン AI 北米

【企業情報】ドローンシールド社、欧州軍から対UAS装備を90億円…

豪州の防衛テクノロジー企業ドローンシールド(DroneShield)社は6月25日、欧州の軍事顧客に対し、総額6,160万ドル(約90億円)規模の対無人航空機システム(C-UAS:Counter-Unmanned Aerial Systems)関連装備を供給する契約を、同社の欧州域内販売代理店を通じて締結したと発表した。これは同社にとって過去最大の単独受注であり、2024年の年間売上高である5,750万ドル(約84億円)を上回る金額である。 契約には、携帯型のドロ…

2025/07/14 NSBT Japan 編集部
ドローン 大洋州 欧州

B-2爆撃機によるイラン攻撃 ~ミッドナイト・ハンマー作戦とバン…

米国防総省(DOD)は2025年6月22日、同月21日夜に実施されたイランの核施設に対する歴史的空爆「ミッドナイト・ハンマー作戦」の詳細を公表した。ピート・ヘグセス(Peter Brian Hegseth)国防長官とダン・ケイン(John Daniel Caine)空軍大将(統合参謀本部議長)が記者会見で説明した。                         この作戦では、イラン国内のフォルドゥとナタンズにある核関連施設が攻撃対象となった。…

2025/07/03 NSBT Japan 編集部
航空機 北米 中東

【政府情報】英国、NATO核任務に向けF-35A戦闘機12機を購入へ

英国政府は6月24日、国家安全保障の強化を目的に、NATO(北大西洋条約機構)の核任務に参加すると表明し、核兵器の搭載が可能な最新鋭ステルス戦闘機「F-35A」12機を購入すると発表した。冷戦終結後、英空軍が核抑止任務を再び担うのは今回が初となる。 今回の決定は、英国の核抑止体制を一世代ぶりに抜本的に強化するものであり、欧州大西洋地域における集団防衛への英国の関与を改めて明確にした。英国はこれまで、NATOの核抑止…

2025/07/03 NSBT Japan 編集部
航空機 欧州 政府情報

【政府情報】オランダ、ウクライナと60万機のドローン生産契約を…

ウクライナ国防省は6月24日、オランダ政府と60万機を超える無人航空機(UAV、以下ドローン)の共同生産契約を締結したと発表した。この契約は、ウクライナ軍における即応能力の向上を目的とした新たな軍事支援パッケージの柱となるもので、年内にドローンの供与が開始される予定だ。 切実にドローンを必要とする前線のウクライナ軍に対し、持続的な供給体制を構築するこの契約は、総額約5億ユーロ(約841億7,000万円)にのぼる。…

2025/06/27 NSBT Japan 編集部
ドローン 欧州 政府情報

「殺人スズメバチ」はドローンに対する苦肉の策か? それとも将…

米海軍、空対空重武装のF/A-18スーパーホーネットに「マーダーホーネット」の愛称を付与2025年1月、米海軍は2024年の成果をまとめた年次報告書[1]のトピックスの一つとして、「AIM-9X空対空ミサイル4発とAIM-120空対空ミサイル5発を搭載した 『マーダーホーネット(Murder Hornet:殺人スズメバチ)』が実戦に参加」と記載した。 これは、「ホーネット(Hornet):スズメバチ」を愛称とする戦闘機F/A-18シリーズ[2]に空対空ミサイ…

2025/06/19 NSBT Japan 編集部
航空機 北米

【企業情報】スカイウェイズ社、米空軍の助成金獲得で無人貨物機…

米国の無人貨物機メーカー、スカイウェイズ(Skyways)社は6月9日、米空軍の技術革新部門「AFWERX」から総額3,700万ドル(約53億5,800万円)の助成金を受けたと発表した。この資金を活用し、自社の長距離無人貨物航空機「V3」の試作機を量産段階へと移行させる。将来的に数千機規模での運用を見据え、設計の最終化や自律運航機能の高度化、製造体制の強化を進める。同社は、V3を米国防総省の正式な調達計画である「プログラム・オ…

2025/06/12 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 企業情報

米空軍が第6世代戦闘機のエンジン開発費を3倍に増額 ~それでも…

2025年1月27日、米空軍は次世代戦闘機用のエンジンを開発するNGAP計画に参加している航空機エンジンメーカー2社への開発資金の配分について、大幅な増額を発表した。 この2社は「ジェネラル・エレクトリック社(General Electric Company:略称GE)」と「プラット・アンド・ホイットニー(Pratt & Whitney:略称P&W)」社である。米空軍はそれぞれの企業との契約内容を更改し、エンジンの試作段階までの資金提供額を各社35億ドル…

2025/06/06 NSBT Japan 編集部
航空機 北米

米海軍、F/A-18用「IRSTブロックⅡポッド」の初期運用能力達成を…

米海軍は2025年2月4日、戦闘機F/A-18E/F「スーパーホーネット」用に開発された「IRST(Infra-red Search and Track:赤外線捜索追尾)ブロックⅡ」が2024年11月にIOC(Initial Operational Capability:初期運用能力)に達したことを公表した。2025年春から本格的な量産が開始される予定である。 ポッド型の「後付け」赤外線捜索追尾システム「ASG-34A(V)1」の制式名称が付与されたこのIRSTシステムは、主に米ロッキード・マーチ…

2025/05/28 NSBT Japan 編集部
北米 航空機

ロシアがスウォームドローンにAIを搭載か: AI技術をめぐる東西…

ロシアでは、複数のドローンが連携して攻撃する「スウォームドローン」への人工知能(AI)の搭載が始まっている。仮に実戦投入されれば、ロシアのスウォーム攻撃の脅威は一層大きくなるとも言えるが、果たしてその実力はどのようなものであろうか。 AIの搭載が報じられているのはイラン製の自爆型ドローン「シャヘド136(ロシア名:ゲラン2)」だ。シャヘド136はロシア軍によるウクライナへの攻撃において主力となっている自爆型…

2025/05/27 NSBT Japan 編集部
ドローン AI ロシア

【企業情報】米エアロバイロンメント、自律攻撃可能なUAVを発表

米エアロバイロンメント(AeroVironment)社は5月6日、新型UAV「レッドドラゴン(Red Dragon)」を発表した。 レッドドラゴンはGPS・通信が利用できない状況での任務遂行を念頭に設計された、完全自律制御に対応する機体である。同機はエアロバイロンメント社のセンサーシステム「SPOTR-Edge」を搭載しており、ISR(情報・監視・偵察)データや赤外線画像等の情報源から標的を自動で検知・分類する。またGPSや通信が使用できない…

2025/05/22 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 企業情報 AI ISR

米国製F-35が欧州製「ミーティア」ミサイルを搭載して試験飛行 …

2025年2月末、英国空軍は米国製F-35ステルス戦闘機に欧州製「ミーティア」長距離空対空ミサイルを搭載して初の試験飛行を実施した。この試験は米国メリーランド州の米海軍航空基地において、米海兵隊のF-35B(STOVL型)を用いて行われたものだ。 F-35Bは、短距離離着陸時に使用するリフトファンを搭載する機体構造上、ウェポンベイ[1]の容積が小さく、搭載可能な兵器が限定されるという欠点がある。しかし、英国空軍が公開した写…

2025/05/21 NSBT Japan 編集部
北米 航空機 ミサイル 欧州

戦略爆撃機B-1Bが三沢基地に展開、爆撃機任務部隊の日本配備は初…

2025年4月16日、米太平洋空軍は青森県・三沢基地に戦略爆撃機B-1B[1]を中心とする「爆撃機任務部隊(BTF)」を配備したと発表した。 この部隊は、テキサス州ダイエス空軍基地(Dyess Air Force Base)に司令部を置く第9遠征爆撃飛行隊の一部である。4月15日早朝に韓国空軍との共同訓練を終えた後、同日夜に2機が三沢基地に着陸し、4月18日までに計4機の飛来が確認された。 米空軍の爆撃機任務部隊が日本に配備されるのは初めてで…

2025/05/20 NSBT Japan 編集部
北米 東南アジア 航空機 中国

【企業情報】ライズ・ロボティクス社、米空軍より460億ドル規模…

次世代型アクチュエーション・システム[1]「Beltdraulic(ベルトドラリック)」を開発する米ライズ・ロボティクス(RISE Robotics)社は4月16日、米空軍の「エンタープライズ全域アジャイル契約(EWAAC:Enterprise-Wide Agile Acquisition Contract)」に選定されたことを発表した。 EWAACは、米空軍ライフサイクル管理センター(AFLCMC:Air Force Life Cycle Management Center)が運営しているプログラムであり、最大460億ド…

2025/05/14 NSBT Japan 編集部
北米 企業情報

【企業情報】パイアセッキ、カマン社UAV開発プログラムを買収

米パイアセッキ・エアクラフト・コーポレーション(Piasecki Aircraft Corporation)は4月29日、米カマン・エア・ヴィークルズ(Kaman Air Vehicles)社のカーゴUAV(Kargo UAV)プログラムを買収したことを明らかにした。 カーゴUAVプログラムの買収対象には、試作機1機と現在製造中の機体1機のほか、同機に関する知的財産や開発チームなども含まれており、今後このプログラムはペンシルベニア州にあるパイアセッキ社のヘリコプ…

2025/05/13 NSBT Japan 編集部
ドローン 北米 企業情報 航空機