ウクライナ戦況レポート(6月14日~20日)
【全般】・ロシア軍はこれまでセベロドネツクにおいて砲兵火力を集中させ、徐々に戦域の拡張を行ってきたが、歩兵戦力は依然として脆弱であり、砲兵火力の支援を得られない市街戦等において勝利する可能性は低い。 ・しかし、周辺戦域から損傷の少ない歩兵部隊を再編成して戦力を集中させた場合は、数週間でのセベロドネツクの完全掌握は不可能ではない。・その場合、セベロドネツクへの歩兵戦力集中期間における、ハルキウの防御…
【全般】・ロシア軍はこれまでセベロドネツクにおいて砲兵火力を集中させ、徐々に戦域の拡張を行ってきたが、歩兵戦力は依然として脆弱であり、砲兵火力の支援を得られない市街戦等において勝利する可能性は低い。 ・しかし、周辺戦域から損傷の少ない歩兵部隊を再編成して戦力を集中させた場合は、数週間でのセベロドネツクの完全掌握は不可能ではない。・その場合、セベロドネツクへの歩兵戦力集中期間における、ハルキウの防御…
現在、ウクライナの戦場では新旧の技術が混在し、強力な組み合わせ(コンボ)を形成している。その中でも斬新なのは、NATO軍の高性能火砲(155mm)と安価な市販ドローンの組み合わせである。 第一次世界大戦から戦場の主役であった火砲と最新の小型ドローンという、およそ100年前の技術と最先端ドローン技術の珍しい組み合わせが、ウクライナ戦争におけるロシア軍の東部占領を防いでいる。 NATO加盟国と同盟国から提供された様々…
ここ数年の中国、北朝鮮、ロシアの脅威の高まりを受けて、日本は防衛費を増額し、防衛能力も増強して、従来の安全保障戦略を修正している。その一環として、日本はアメリカだけでなく、オーストラリア、インドといったインド太平洋諸国やフランス、イギリス、ドイツなどのヨーロッパ諸国の軍隊とも共同訓練を実施し、防衛における連携を世界各国へと拡大している。その背景には、日本の安全保障環境が厳しさを増していることがある…
韓国経済新聞によると、LIGネクスワン、ハンファ、韓国航空宇宙産業(KAI)などの韓国防衛産業は相次いで輸出に成功し、昨年の輸出額は70億ドル(約9000億円)と当初の予想額である50億ドル(約6400億円)を大きく上回った。2021年12月、ハンファ・ディフェンス社はオーストラリア政府とK9自走砲の10億ドル規模の契約を結び、オーストラリアで最新鋭の特殊装甲車生産工場の建設を開始した。また、韓国は人工知能、無人航空機、ロボ…
ワシントン発:ロシアがウクライナに侵攻を開始してから2週間が経過した。数日で終わると予想されていた紛争は、血みどろの長期戦の様相を見せている。 バイデン大統領は、これまで米軍は関与しないと繰り返し述べてきたが、米国防総省の高官や軍幹部は、NATO加盟国に大きな影響を与えているウクライナ問題のリスクを理解するために、この紛争を注意深く分析しており、ロシア軍侵攻後2週間を経て、公聴会等において、この紛争に関…