【政府情報】フィンランド陸軍、10年間の国防改革で防衛力を近代…
フィンランド陸軍は8月26日、2025年から2035年にかけて実施する国防改革計画を発表した。これは、陸上防衛全体の近代化を目指すもので、現実的な脅威認識、技術革新の進展、同盟国や防衛産業との協力を基盤とする長期的な取り組みとなる。 陸軍によれば、この計画は現代戦の教訓や国家・NATOの指針、即応態勢の要請、防衛協力、技術開発、資源状況などを踏まえて進められる。調達力や配備準備、打撃能力の充実に加え、インフラの…
フィンランド陸軍は8月26日、2025年から2035年にかけて実施する国防改革計画を発表した。これは、陸上防衛全体の近代化を目指すもので、現実的な脅威認識、技術革新の進展、同盟国や防衛産業との協力を基盤とする長期的な取り組みとなる。 陸軍によれば、この計画は現代戦の教訓や国家・NATOの指針、即応態勢の要請、防衛協力、技術開発、資源状況などを踏まえて進められる。調達力や配備準備、打撃能力の充実に加え、インフラの…
高品質タクティカル装備で知られる米High Speed Gear社のグループブランド、BlackPoint Tactical社は、RE Factor Tactical社と共同開発した新製品「40㎜てき弾用ストックアダプタープレート(SAP)」を発表した。 このSAPシステムは、兵士たちが戦場のように過酷な環境下で使用することを想定して設計されており、40㎜てき弾を発射機の銃床(ストック)へ直接装着するためのアダプターである。 本体には、厚さ0.125インチ(約3.1…
中国人民解放軍(PLA)に正式採用されている「QBZ-191」小銃が、タクティカルスコープの標準装備によって命中精度を大幅に向上させており、今後さらなる改良が予定されていることが、中国国営メディアCCTVの報道で明らかとなった。 CCTVの軍事チャンネルは2025年6月、QBZ-191の生産を担う建設工業公司(中国南方工業集団公司の傘下)を取材した。同社の工場では、この小銃の製造から調整、最終検査までが一貫して行われている。 …
BAEシステムズ社の完全子会社であるボヘミア・インタラクティブ・シミュレーションズ(BISim)社が、カナダ国防省からバーチャル環境訓練システム(DVT:Digital Virtual Trainer)を受注した。契約には5年間のエンタープライズライセンスと、3年間の保守サポートが含まれる。このDVTによる訓練は、カナダ陸軍全体の即応性に寄与するものである。 DVTによって、カナダ陸軍の隊員は、世界各地を模したリアルな没入型仮想環境で訓練…
ポーランド国防省は、陸軍の装軌車両戦力を拡充するため、韓国の防衛企業である現代ロテム社と約65億ドル(約9,620億円)の契約を締結し、K2戦車[1]180両と付属車両81両を追加発注した。 この計画では、戦車が2026年から2030年の間にポーランド軍に供給される予定だ。ポーランド国防省は声明で、「2026年から2027年にかけて現行のK2GF型の116両が納入され、2028年から2030年にかけてはK2PL型が64両納入される。K2GF型は韓国で生産…
ドイツの防衛大手ラインメタル社は、バルト諸国のエストニアとリトアニアから総額約3,300万ユーロ(約56億円)に上る歩兵用弾薬の供給に関する発注を受注した。 エストニアとは2025年第2四半期に手榴弾の納入に関する契約を行った。この契約に基づき、破片手榴弾が2026年と2027年に、攻撃用手榴弾[1]が2026年から2029年にかけてそれぞれ大量に納入される予定だ。注文総額は約1,700万ユーロ(約29億円)となる。 一方、リトアニ…
英陸軍は2025年5月、新型指令装置(LWCLU)を使用したジャベリン対戦車ミサイル(ジャベリン)の実弾射撃を初めて成功させた。 英国のソールズベリー平原で実施された実射訓練では、ジャベリンが従来の有効射程である2kmを大幅に上回る4kmの長距離射撃能力を実現し、LWCLUの性能が実証された。 ジャベリンはレイセオン(Raytheon)社とロッキード・マーティン(Lockheed Martin)社が共同で開発し、1996年より米軍で運用が始まっ…
米陸軍は、M4A1小銃にスマートシューター(Smart Shooter)社製のスマート照準システム「SMASH 2000L」を装着し、兵士の対ドローン能力を強化している。 2025年6月6日、米陸軍第2騎兵連隊は、ドイツのホーエンフェルスにある統合多国籍即応センター(JMRC:Joint Multinational Readiness Center)で実施された対UAS(無人航空機システム)「フライトラップ」演習に参加した。演習はウクライナ戦争以降、現代戦における最大の課題…
中国の国営メディアCCTVは2025年7月13日、国防軍事チャンネル「CCTV-7」において、中国人民解放軍陸軍の第76集団軍の部隊が演習において4足歩行のUGV「机器狼(ロボティック・ウルフ)」と共に戦闘行動を取る映像を公開した。 この映像はCCTVで繰り返し報道されるとともに、XやYouTubeにおいても衝撃をもって拡散されている。 映像の概要問題の映像は広大な丘陵の斜面で、2つの小隊(約30名規模)が隊長の訓示を受けるところから…
ウクライナの防衛企業であるTENETA社が、小型ドローンに対抗するための使い捨てネットランチャー「MITLA 1」を発表した。 MITLA 1は重量365g、長さ20cm、直径4cmとコンパクトで、エナジードリンクの缶ほどのサイズである。小銃用の弾倉(5.56mm×45口径の30発入り)よりも軽量で、携行が容易である。 この装置は、FPV(一人称視点)ドローンや偵察用クアッドコプターに対して3.5×3.5mのネットを発射し、プロペラを絡ませて停止…
米レイセオン社は2025年5月16日、極超音速ミサイルの追跡が可能な「終末高高度防衛(THAAD:Terminal High Altitude Area Defense)」システム向けの改良型レーダーを、米ミサイル防衛局(MDA)へ納入したと発表した。 同社で航空宇宙防衛システム要件を担当するジョン・ノーマン(Jon Norman)副CEOによれば、新型のXバンドレーダー「AN/TPY-2」 は従来型に比べて探知距離が大幅に延長されている。これにより、陸軍のTHAAD部隊だ…
2025年6月26日、ジェネラル・ダイナミクス社のIT事業部門である、ジェネラル・ダイナミクスIT(GDIT:General Dynamics Information Technology)社が、米陸軍と5億8,000万ドル(約852億6,000万円)の基地防衛維持支援に関する業務発注契約を受注したと発表した。この契約は5月に受注されており、1年間の基本期間の後で、オプション期間として4年延長される可能性がある。 GDIT社は本契約に基づいて、レーダーやカメラ、センサー…
米国の銃器メーカーであるバレット・ファイアーアームズ(Barrett Firearms)社(以下、バレット社)は2025年5月22日、「米陸軍によってバレット社とモンタナ州を拠点とする火器開発企業マーズ(MARS)社との共同チーム (以後、バレットMARSと表記)の製品が次世代のグレネードランチャーの最終候補に選定された」と発表した。 「バレットMARS」は、「精密グレネードシステム(PGS)計画」の一環として、わずか6ヶ月間で新型30㎜…
近年、米国の国防戦略においてインド太平洋地域への注力が強まっており、それに伴い部隊編成や戦術、装備品も地域の特性に応じた変革が行われている。中国共産党系大衆紙「環球時報」の海外版「Global Times」は、米陸軍の新たな部隊がいくつかの課題に直面していると報じた。 米太平洋陸軍司令官のロナルド・クラーク(Ronald Clark)大将は、中国の攻撃的な行動が地域の安全を脅かしていると警鐘を鳴らす。米軍にとって主要な課…
米陸軍と国防イノーベーションユニット(DIU:Defense Innovation Unit)は、2027年までに自律型兵站車両システム(ATV-S:Autonomous Transport Vehicle System)を導入する計画を進めている。その開発・試験を行うメーカーとしてカーネギー・ロボティクス(Carnegie Robotics)社とフォルテラ(Forterra)社の2社が選ばれた。両社は2026年度中期までに試作車両を開発し、最終的に1社が選定される予定だ。 米陸軍とDIUは、ATV-S…
AIを活用した防衛・セキュリティ関連企業である米「セーフ・プロ・グループ(Safe Pro Group)」は4月7日、ウクライナで地雷対策のセンター・オブ・エクセレンス(CoE:中核拠点)となっている「国立地雷対策センター」と複数年にわたる覚書(MOU)を締結したと発表した。今後、セーフ・プロ・グループが特許を取得したAI画像処理技術「SpotlightAI™」をウクライナにおける地雷除去および訓練プログラムに導入することで、地雷の…
多連装ロケットシステムであるGMARS(Global Mobile Artillery Rocket System)で協力関係にあるラインメタル社とロッキード・マーティン社が、ヨーロッパで国際顧客向けのサミットを開催した。このイベントには14ヵ国から軍指導者、産業界の専門家、防衛関係者が集まり、最新の開発について議論した。GMARSは2基の発射機からなり、長距離精密誘導射撃を行う。両社はこの夏にGMARSの能力を実証するための実弾射撃イベントを開催す…
米国の自動車・防衛関連企業オシュコシュ・コーポレーション(Oshkosh Corporation)傘下のオシュコシュ・ディフェンス(Oshkosh Defense)社は3月24日、同月25日から27日まで米アラバマ州ハンツビルで開催される米国陸軍協会(AUSA:Association of the United States Army’s)の「グローバル・フォース・シンポジウム(Global Force Symposium)」において、米海兵隊の遠征火器用遠隔操作型地上ユニット「ローグ・ファイア(ROG…
英国の防衛装備メーカー、ピアソン・エンジニアリング(Pearson Engineering)社は3月11日、米国の対外有償軍事援助(FMS:Foreign Military Sales)を通じて2025年にポーランド軍に引き渡される予定の新型主力戦車「M1エイブラムス(Abrams)[1]」に、同社が受注した契約のもとで地雷処理鋤と戦闘用ドーザーブレードを装備すると発表した。 これらの装備は、ピアソン・エンジニアリング社の革新的な車両インターフェース・キット…
オーストラリアのエレクトロ・オプティック・システムズ(EOS:Electro Optic Systems)社は2月17日から21日にアブダビで開催された国際防衛展示会「IDEX 2025」において19日、次世代型リモート・ウェポン・ステーション(Remote Weapon Station: RWS)[1]である「R500」を発表した。 R500はEOS社の「R400」をベースに、装甲車等の軍用車両向けに開発。火力や弾薬搭載容量の向上が図られたほか、ミサイル・ロケット等と統合運用が…