【企業情報】アンドゥリル社が英陸軍の攻撃ヘリ随伴ドローンの次…
米国の防衛技術企業アンドゥリル(Anduril)社が5月15日、同社の英国法人が英陸軍のアパッチ攻撃ヘリコプターに随伴・連携して戦うドローンの開発計画「NYX計画(Project NYX)」の参画に向けた選定で、次段階の候補に選ばれたと発表した。 各国では、有人戦闘機に、人工知能(AI)を搭載した無人航空機を随伴・連携させて戦う構想に向けた研究・開発が進む。NYX計画は、これを固定翼の戦闘機ではなく、重武装の攻撃ヘリコプター…
米国の防衛技術企業アンドゥリル(Anduril)社が5月15日、同社の英国法人が英陸軍のアパッチ攻撃ヘリコプターに随伴・連携して戦うドローンの開発計画「NYX計画(Project NYX)」の参画に向けた選定で、次段階の候補に選ばれたと発表した。 各国では、有人戦闘機に、人工知能(AI)を搭載した無人航空機を随伴・連携させて戦う構想に向けた研究・開発が進む。NYX計画は、これを固定翼の戦闘機ではなく、重武装の攻撃ヘリコプター…
ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)社が5月11日、自社の「クアッドスター(QuadStar)ミサイル」の標的探知・追尾装置(シーカー)の性能確認試験に成功したと発表した。同社はクアッドスターを、米陸軍が選考を進める「次世代短距離迎撃ミサイル(NGSRI)」計画向けに提案する。 NGSRIでは、長年にわたり使用された個人が持ち運べる対空防衛用ミサイル「FIM-92 スティンガー」の後継を選定する。 今回の試験は、発射され…
イタリアのレオナルド(Leonardo)社は新型防空システム「ミケランジェロ(Michelangelo)」導入に向け、ウクライナでの試験運用を年内に開始することを明かした。2027年には北大西洋条約機構(NATO)での試験運用へ移行する予定だ。 ミケランジェロは弾道ミサイルやドローン群をはじめとするさまざまな脅威に効果的に対処するシステムだ。 主に10kmから15km程度の近距離での防衛を想定し、砲兵、レーダーシステム、対無人航空機…
英国は5月13日、自走榴弾砲「RCH155」の調達契約をまとめたと発表した。英国陸軍を代表し統合兵器協力機構(OCCAR)がKNDS社とラインメタル(Rheinmetall)社の合弁会社「ARTEC GmbH」社と締結した約10億ポンド(約2130億円)の契約に基づき、英国はRCH155を72門調達する予定である。契約は初期訓練と運用支援も含む。 砲身や砲尾、反動制御システム、砲耳といった兵器部品は、英国テルフォードにあるラインメタルの大口径砲の生…
エストニア国防投資センター(ECDI:Estonian Centre for Defence Investments)は5月11日、韓国の調達機関の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と防衛企業ハンファ・エアロスペース社から天武多連装ロケット発射機3基を調達する追加契約を締結した。 今回の追加契約の基礎となる2025年12月の約2億9000万ユーロ(約537億円)の政府間契約は、6基の天武ロケット発射機と「CGR-080」「CTM-MR」「CTM-290」の3種類のミサイルの、運用と訓…
スウェーデン陸軍は、近く新型対戦車ミサイルシステム「RBS58」を導入する。 RBS58は、スウェーデン国防資材庁(FMV)が軍とスウェーデン国防研究所(FOI)、その他の取引先と協力して開発したもので、ミサイルが自動的に目標を追尾し、直接視界外の装甲目標にも対応することで、軍の戦闘能力の強化で重要な一歩になるとされる。 RBS58の開発は、フランス政府とフランス国防装備庁(DGA)の協力で2021年に開始された。2025年には…
英国政府は5月7日、カンボジアの地雷除去活動に対し160万ポンド(約3億4000万円)の支援を上積みしたと発表した。英国のカンボジアでの地雷対策支援は今年で40年目を迎え、総額6500万ポンド(約138億円)の拠出が見込まれる。今回の支援で合計194万㎡の土地で地雷を除去する予定だ。 英国は主要な地雷除去団体の「HALO Trust(HALO)」と「Mines Advisory Group(MAG)」、「APOPO」を通じて資金を提供し、紛争の影響を受けた地域…
クロアチアの防衛企業ドクイング(DOK-ING)社が4月30日、Dynamit Nobel Defence(DND)社と共同で無人の対戦車地雷散布システムを公開した。DNDはドイツの防衛企業で、対戦車火器など装甲車両を撃破する技術、戦場用の通信網技術などを幅広く手掛ける。 公開されたのはDNDの地雷散布装置「スコーピオン2(SKORPION2)」を、ドクイングのロボット車両「MV-8コモド(KOMODO)」と組み合わせたものだ。無人のロボット車両に地雷散布…
スウェーデンの防衛企業サーブ(Saab)社が5月7日、同社が手掛ける携帯式対戦車砲「カール・グスタフ」の新型砲弾を公開した。サーブが5月にカールスコーガ(Karlskoga)射撃実験場で実施した顧客向けイベントで公開された。 新型砲弾は「HEAT 758」と呼ばれ、戦車など装甲車両の外側に追加で取り付ける爆発反応装甲(ERA)を装備した車両を撃破するのに適している。ERAは、対戦車砲弾などが着弾と同時に起爆し、取り付けた金属板…
米国のチベリウス・エアロスペース(Tiberius Aerospace)社が4月21日、ジェットエンジンのような推進機構「ラムジェット(ramjet)」の砲弾を、155mmりゅう弾砲から発射する実験に成功したと発表した。 チベリウスは、2021年に創業した精密誘導兵器などを手掛ける新興企業だ。 試験の結果を踏まえて同社は、精密誘導弾「セプター(Sceptre)」について、液体燃料を使用し、音速の3倍以上の速度で飛行させ、射程範囲を最大150km…
自律型無人車両(UGV)を手掛けるオーバーランドAI(Overland AI)社が4月21日、オーストラリアのドローンシールド(DroneShield)社との提携を発表した。提携では、オーバーランドAIの自律型無人車両「ウルトラ(ULTRA)」に、ドローンシールドの対ドローン装置「DroneSentry-X Mk2」を搭載する。 ULTRAは、戦場や路面が荒れた地域での使用が想定され、従来の有人車両が入り込めない場所で活動する。耐久性が高く無人車両のため…
英国の防衛企業バブコック(Babcock)社は4月24日、英陸軍の車両「ランドローバー」の更新計画を見据え、協力企業と意見交換会を実施したと発表した。ランドローバーは英陸軍の汎用車両で、警備や連絡、輸送など幅広い役割を担ってきた。 英国防省は、「軽機動車両(LMV:Light Mobility Vehicle)計画」を発表した。計画に基づき、2030年から英陸軍のランドローバーに代わるLMVが調達される予定だ。 LMVは英陸軍の能力を維持す…
ウクライナ国防省は、国防軍への地上型ロボット複合体(NRK)の供給を強化し、部隊への配備を加速している。 NRKは、前線で食料、燃料、武器、弾薬などの補給や避難任務を担っている。2026年3月だけで国防軍は、NRKを9000回以上投入して任務を実行した。国防省は最前線の物資搬送、また負傷者搬送などの業務の最大100%をロボットソリューションに移行することを目標としている。 ウクライナ国防省は2026年上半期に2万5000機のNR…
ドイツの新興企業ARXロボティクス社が4月16日、英国内で自律型地上システムの現地製造を開始したと発表した。同社にとり英陸軍との初契約で、英国での存在感の拡大に加え、英陸軍のロボット・自律技術導入にとっても重要な一歩だ。 ARXロボティクスは2022年創業で、ドイツのミュンヘンに本社を置き、無人地上車両(UGV)や、既存の車両を自律化するソフトウエアを手掛ける企業だ。2025年に設立した英国子会社以外に、ウクライナに…
フィンランド国防省は2026年4月9日、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)を通じて、韓国軍で余剰となった「K9自走榴弾(りゅうだん)砲」の購入に関する政府間契約を締結した。 今回の調達では余剰となったK9自走榴弾砲に加え、関連する予備部品や特殊工具、試験装置が含まれ、調達金額は5億4680万ユーロ(約1022億円)となった。 この調達でフィンランド陸軍の火力と作戦部隊への支援能力がさらに強化され、不整地や路上での機動性に…
夜間暗視装置などを手掛けるセオン(Theon)社が4月8日、ラインメタル・エレクトロニクス(Rheinmetall Electronics GmbH)社と、戦闘車両に搭載する電子光学システムの開発と認定、量産供給に関する戦略的合意を締結した。 ラインメタルは、同社の地上装甲車両に搭載される25mm中口径機関砲塔に「安定化(ぶれ補正)電子光学照準器(SEOSS 210 P)」を搭載する。照準器のSEOSS 210 Pに組み込む電子光学センサーとして、セオンの…
スペインの防衛企業インドラ・グループ(Indra Group)社は4月9日、韓国のハンファ・エアロスペース(Hanwha Aerospace)社と、チリ陸軍向け装甲車両計画で協力する覚書(MoU)を締結したと発表した。 調印式は、4月にチリで開催された「国際航空宇宙見本市(FIDAE)」の会場で行われた。 合意に基づき両社は、チリ陸軍の次期装甲車両計画への提案で協力する。具体的にはハンファの装甲車両本体に、インドラの状況認識や指揮統制…
米L3ハリス社が4月13日、米陸軍から夜間暗視ゴーグル「NOVA」を受注したと発表した。契約額は最大4億6500万ドル(約739億円)で、7年間の契約だ。 米陸軍は「双眼式夜間暗視装置(BiNOD)プログラム」を進めており、L3ハリスは本プログラムに参画する企業の1社だ。NOVAの受注は、BiNODプログラムの一環である。 NOVAは、L3ハリス社が手掛ける暗視ゴーグルの一種で、戦闘用のヘルメットに装着する双眼型。昼夜問わず、悪天候下で…
米陸軍はデータの管理と運用を担う「陸軍データ運用センター(Army Data Operations Center)」を新設した。戦場と後方の各種システムに分散していた情報を集約し、指揮官と部隊が必要な情報に速やかにアクセスできる体制を整えた。 これまでも多くのデータを収集してきた米陸軍だが「課題はデータ不足ではなく管理にある」との視点で体制を整備した。人工知能(AI)と機械学習への展開も視野に入れ、戦場での判断力と対応力の底…
イスラエルの軍事企業エルビット・システムズ社は4月6日、昨年12月16日に発表したイスラエル国防省とギリシャ国防省の合意に基づき、ギリシャ軍にロケット砲システムの高精度・汎用ロケット発射システム(PULS:Precise & Universal Launching System)を供給する契約を約7億5000万ドル(約1192億円)で受注したと発表した。 契約は4年間履行され、その後10年間は効果を確認しながら追加で改善を続ける期間も含まれる。契約の一…