ロシア軍後退後のウクライナ軍の次の一手
ウクライナ軍の狙撃手はスコープを調整し、ドニエプル川(ヘルソン州を分断する河川)対岸のロシア兵に50口径(長距離狙撃銃)の弾丸を撃ち込んでいる。狙撃手を支援する別のウクライナ兵はドローンを使ってロシア軍を捜索している。 ロシア軍が南部の都市ヘルソンから撤退して2週間、ロシア軍はドニエプル川を越え、後退しながら町を砲撃している。ウクライナは独自の長距離兵器でロシア軍に反撃しており、ウクライナ軍は…
ウクライナ軍の狙撃手はスコープを調整し、ドニエプル川(ヘルソン州を分断する河川)対岸のロシア兵に50口径(長距離狙撃銃)の弾丸を撃ち込んでいる。狙撃手を支援する別のウクライナ兵はドローンを使ってロシア軍を捜索している。 ロシア軍が南部の都市ヘルソンから撤退して2週間、ロシア軍はドニエプル川を越え、後退しながら町を砲撃している。ウクライナは独自の長距離兵器でロシア軍に反撃しており、ウクライナ軍は…
韓国防衛産業は、ロシア軍によるウクライナ侵略による需要の拡大により売上が急増している。このペースで売り上げが伸びると、今後数年でアジア最大の防衛輸出国になる可能性がある。その最先端かつ費用対効果の高い各種装備はヨーロッパや中東からも顧客が殺到している。 韓国の防衛輸出売上高は、昨年最高売上高を記録した72億5000万ドル(約1兆1千億円)を超えて今年はすでに150億ドル(約2兆2千億円)に達している。現…
インド西部、プネーに拠点を置く防衛企業バーラト・フォージ社(バーラト)が初めて155㎜自走榴弾砲の契約1億5550万ドル(約218億円)を 2022年11月9日に締結した。契約先の詳細は公開されていない。受注したのはバーラトのグループの販売会社であるカリヤニ・ストラテジック・システム(カリヤニ)で、3年後に納入する予定となっている。 インド政府が主導する「自立するインド 」構想と「メイク・イン・インド」政策…
ノルウェー陸軍は、K9自走榴弾砲を増強するほか、来年、K2ブラックパンサー戦車の契約も計画している。 ノルウェー国防省(NDMA)は11月7日、韓国のハンファディフェンス(ハンファ)と、155mm自走榴弾砲(K9)4門と弾薬補給車(K10)8両の追加契約を締結した。 今回の契約は、2017年にノルウェーとハンファで締結された1億8千万ドル(約260億円)の契約に続くものである。これでノルウェーのK9発注数は全部で28門となる。…
ロイター通信によると、ウクライナ侵略において、ロシア軍が自軍の劣勢とその理由を認識していることが、ロシア軍内部文書の調査から明らかになった。ウクライナ軍の善戦は昨今頻繁に取り上げられるが、それがロシア側の文書によって、軍備・人員の不足という理由も併せ、裏付けられることとなった。 ウクライナ東部、ハルキウから南に90キロの地点に位置するバラクリヤのロシア拠点跡地で見つかった数千ページのロシア軍内部…
2022年5月、ハルキウの郊外では、破損し、車体が焼け落ちた多くのT-72戦車が確認されている。これらの戦車は、かつて優勢だったロシア軍の前進を阻むため、NLAWミサイルシステム(英国)によって破壊された可能性が高い。 今回のウクライナ侵略においては、ロシア軍の無敵戦車(T-72等)が軽易な対戦車兵器を装備したウクライナ軍によって駆逐されたイメージが強い。 T-72はロシア軍が誇る主力戦車(MTB)であり、イラク…
米陸軍は「ロシア製の5.45x39mm AK-74アサルトライフル(AK-74)またはAK-74のコピーを購入する可能性がある」と述べている。しかし米陸軍がロシア製の小銃を必要とする理由は説明されていないが、調達した小銃がウクライナ軍に供与される可能性も指摘されている。 陸軍契約コマンド-ニュージャージー(CCNJ)は、兵士戦闘力管理部(PMSL)と戦闘能力開発コマンド-軍備センター(CCDC-AC)に代わって、AK-74式のカラシニ…
米国製の榴弾砲やロケットシステムなどの兵器が、ウクライナで順調に稼働している。その一端を担っているのがアメリカ陸軍の兵士(整備員)である。しかし、彼らはウクライナ国内でウクライナ軍の支援をしているわけでない。何百マイルも離れたNATO領内から遠隔で兵器のメインテナンス(補修管理)をしている。 米国は、M777榴弾砲126門、高機動ロケットシステム(HIMARS)16基、ハープーン対艦ミサイル、ジャベリン対戦車ミ…
英国の軍事企業BAEシステムズ(BAE)とインドのPTCインダストリーズ(PTC)は、※チタン部品の製造工程(鋳造)を共同で開発する提案に合意した。今後PTCは軽量榴弾砲M777(ULH)や他の火砲の軽量化に必要なチタン部品を全て国内で製造できるようになる。 BAEは10月26日、インド軍が装備するM777(ULH)用のチタン部品を、PTCと共同で製造する契約を締結した。 部品の製造は、インド北部ラクナウにあるPTCの生産施設で行わ…
韓国の大手防衛企業であるハンファディフェンスは、ポーランド納入用のK9サンダー自走榴弾砲(以下K9SPH)24門の生産を開始した。 この生産開始は、ポーランドと韓国が2か月前に交わしたK9SPHの大量生産計画(約670門を生産)に基づいている。 155mm/52口径 K9SPHは、9カ国で1,700門以上が運用されている自走榴弾砲である。射撃指令を受けてから30秒以内に初弾を発射することが可能であり、15秒以内に最大3発、3分間で…
現在、ウクライナ軍は高機動ロケットシステム(HIMARS)を使用して多くの戦果を上げているが、更に長距離打撃力を得るため、陸軍戦術ミサイル(ATACMS)を米国に要請している。 米国はウクライナ軍がハルキウで得た成果は、欧米が提供しているHIMARSなど高性能な西側装備と情報支援が有効であったと評価している。それに対しウクライナ側は、ハルキウ奪回に続くさらなる領土確保のため、米国にATACMSの提供を要請している。 …
10月19日、ポーランドのワルシャワにて、同国のマリウシュ・ブワシュチャク国防相は、韓国の最新鋭多連装ロケット砲「K239チョンム」288基を購入する枠組み合意に署名した。署名式には、韓国国防省の兵力資源管理担当次官、防衛購入計画庁次官らも出席した。契約額は約60億ドル(約8,931億円)である。 ポーランド国防省の声明によると、2019年、ポーランドは米国とHIMARS購入に向けた協定を締結し、来年出荷される予定である…
オーストラリア軍は戦術車両の電動化を積極的に推進しているが、先日、陸軍上級指揮官シンポジウムにおいて、電動ブッシュマスター防護機動車(ePMV)を初公開した。 今回公開されたePMVは、航続距離100kmの試験車両である。オーストラリア軍装備関係者によると、今回のePMVは、軍事用途における電動戦術車の能力と適合性試験のために使用される予定である。 最終的には出力140kW、連続トルク480Nmの電気駆動とハイブリット…
軍用小銃などの照準システムを製造するスマートシューター社(イスラエル)は、狙撃銃や小銃でUASを射撃(撃墜)できる照準装置「スマッシュ2000L」を米陸軍に供給すると発表した。なお、米陸軍との契約の詳細は明らかにされていない。 スマッシュ2000Lは、小型ドローンなどのターゲットをロックオンした上で、小銃の射撃を正確に行うためのシステムである。 スマートシューター社の照準装置は、人工知能、補助視覚及び…
スロベニアはウクライナに超旧式戦車を供与すると発表した。その戦車は「M-55S(T-55)」で基本設計は70年前のものである。 70年前というその古さに驚くかもしれない。しかし、現在ロシア軍がウクライナ戦争で損耗した戦車の代用に使用している旧式戦車と比べれば、その性能は比較にならない程優れている。 スロベニアが供与する戦車は「M-55S」で、1950年代のソ連製T-55の改修バージョンとなる。 スロベニアのロバー…
韓国の防衛輸出売上高は、昨年の72億5000万ドル(約1兆1000億円)を超えて、今年はすでに150億ドル(約2兆2000億円)に達している。現在交渉中のオーストラリア、マレーシア、ノルウェー、サウジアラビアとの契約が締結された場合、売上高は200億ドル(約3兆円)に達する可能性がある。 この劇的な防衛輸出額の伸びは偶然ではなく、国家戦略の一部であると軍事専門家は考えている。韓国の防衛企業は、複数政党へのハイレベ…
9月29日、エルビット・システムズ社の100%子会社であるエルビット・システムズ・オブ・アメリカ社は、将来の米軍戦闘車両に搭載する次世代型無人砲塔の実働デモを行ったと発表した。 同社は、米陸軍戦闘能力開発司令部(DEVCOM)との研究開発契約の一環として、米陸軍の軍事施設であるアバディーン性能試験場にて次世代無人砲塔-50㎜(UT50)のデモンストレーションを行った。最大3,000mの距離で200発以上の発射に成功した…
9月28日、ノースロップ・グラマン社は、米陸軍へ10万個の精密誘導キット(PGK)の生産と納入を完了したと発表した。 PGKには、弾道発射の誤差を修正するためのGPS誘導装置キット及び総合受信機が含まれている。同社によると、この精密誘導キットは、選択した目標への飛翔距離を超えると予測される場合、起爆を防ぐ安全機能を備えている。 この精密誘導キットと受信機により、砲兵隊の効率が大幅に向上し、オペレーターは巻…
インドを代表する重工業企業ラーセン&トゥーブロ(L&T)は、2023年後半に発表されるインド初となる軽戦車を開発中であることを明らかにした。 かねてから信頼性の高い軽戦車を求めていたインド陸軍は、2022年「プロジェクト・ゾラワール」(機動力強化計画)を立ち上げた。この計画はインド軍が山岳戦闘において展開・移動を容易に行い作戦を有利に進めることを目的にしている。 軽戦車(ゾラワール)の装備化はスピード…
ウクライナ軍への大量供与で米国の弾薬備蓄が枯渇しているため、米陸軍は155mm砲弾の新たな製造企業を探している。 米陸軍は155mm砲弾(M795)を月産12,000発製造できる米国およびカナダの企業を探す市場調査を開始した。 M795は米陸軍と米海兵隊で採用されている155mm榴弾砲の標準弾薬であり、ウクライナでは米国とカナダが供与したM777 榴弾砲の弾薬として使用されている。 米国は9月上旬の時点で、126門のM777榴弾砲…