【政府情報】デンマークがウクライナ独立系財団と連携、総額60億…
デンマーク国防相は2月24日、ウクライナ国防軍の訓練能力の強化と近代化を支援すると発表した。総額約3300万ユーロ(約60億円)の資金が投じられる。両国の国防相と、ウクライナ軍を支援する独立系財団「カムバック・アライブ(CBA:Come Back Alive)」が共同で、キーウで発表した。 支援の内容には、訓練用ドローンなどの装備の調達と、教育施設や宿舎、衛生設備などのインフラ整備が含まれる。現在の訓練施設での体制より、ウ…
デンマーク国防相は2月24日、ウクライナ国防軍の訓練能力の強化と近代化を支援すると発表した。総額約3300万ユーロ(約60億円)の資金が投じられる。両国の国防相と、ウクライナ軍を支援する独立系財団「カムバック・アライブ(CBA:Come Back Alive)」が共同で、キーウで発表した。 支援の内容には、訓練用ドローンなどの装備の調達と、教育施設や宿舎、衛生設備などのインフラ整備が含まれる。現在の訓練施設での体制より、ウ…
ウクライナ防衛産業評議会は2月24日、ウクライナの防衛関連企業4社がデンマークとフィンランド、ラトビアの企業と、防衛技術分野での提携に関する文書を締結したと発表した。 合意総額は約8億ユーロ(約1465億6800万円)に上る。ドローン(無人機)と地上ロボットを中心に、欧州市場での事業拡大も見据える。 今回の合意は、ウクライナ企業の技術を欧州の産業基盤に結び付け、生産能力の拡大と欧州連合(EU)の規格や品質基準に…
オランダの造船企業ダーメン(DAMEN)社が2月26日、デンマーク輸出協会(Dansk Eksportforening)と提携した事業交流イベント「マッチ・メイキング・デイ」を開催したと発表した。これは、海軍や海事分野での長期的な産業協力を模索するものだ。 デンマークは、今後数年間でいくつかの海軍増強計画を進める。今回のイベントは、海軍増強計画に向けた産業協力を深める試みである。 オランダとデンマークは長年にわたり、海洋分野…
ラインメタル(Rheinmetall AG)社が、2月23日から25日までドイツのニュルンベルクで開催された展示会「エンフォース・タック(ET:Enforce Tac)2026」に、レーザー照射装置(MLM:Modular Laser Module)「VTAL」を展示した。 MLMは軍用の小銃などに装着してレーザーを照射する装置で、標的に照準を合わせる赤色可視レーザーポインターと赤外線レーザーポインター、夜間暗視装置を使用する時に使う赤外線照明装置(イルミネータ…
アラブ首長国連邦(UAE)のEDGEグループが2月25日、スペインのEM&Eグループと合弁会社の設立に向けて合意したと発表した。ビジネス規模は約15億ドル(約2363億円)を見込み、UAEでの拠点開設を探る。 合意に基づき、EM&Eは遠隔操作式の兵器ステーション(RWS:Remote Weapon Station)の最新技術を、UAEと他の国際市場に提供する。EM&Eは、この提携を国際市場で拡大するための足がかりとして位置づける。 今後、新会社を通じてさ…
デンマーク国防省は2月22日、2026年にウクライナ基金へ38億デンマーククローネ(約938億6000万円)を追加拠出すると発表した。これにより、同年の国防費は国内総生産(GDP)比3.5%に達する見通しとなる。 ロシアの侵攻開始から4年近くが経過した今も、ウクライナは抗戦を続けている。デンマーク政府は侵攻当初からウクライナへの支援を続け、これまでに700億デンマーククローネ(約1兆7290億円)超の供与を決めてきた。今回の追…
英国防省は2月20日、欧州主要国と共同で低コストの防空システムを開発する新たな多国間枠組みを立ち上げたと発表した。北大西洋条約機構(NATO)の防空体制を強化し、ドローン(無人機)とミサイルの脅威から欧州の空を守る狙いだ。 新たな多国間枠組み「低コストエフェクターと自律型プラットフォーム(LEAP:Low-Cost Effectors and Autonomous Platforms)」は、英国、フランス、ドイツ、イタリアとポーランドの欧州5カ国(E5…
英国防省は2月26日、ウクライナの無人機(ドローン)メーカーであるウクルスペックシステムズ(Ukrspecsystems)社が英イングランド東部サフォーク州に新たな生産拠点を開設したと発表した。 施設はウクライナ軍向けの監視用ドローンなどを生産し、ロシアの侵攻が続くなかで同軍の防衛力の強化を支える。英国政府はウクライナ支援を継続しており、防衛産業の連携と地域経済の活性化を同時に進める狙いもある。 ウクルスペックシ…
ウクライナのミハイロ・フェドロフ(Mykhailo Fedorov)国防相は、欧州主要国(仏、独、伊、ポーランド、英国)の防衛閣僚らとのビデオ会議で、弾道ミサイルに対する防衛能力の抜本的強化を訴えた。 フェドロフ国防相は「欧州の防衛産業における対弾道ミサイルシステムの製造能力は需要に対して極めて不足している」と指摘し、ウクライナと欧州による共同生産プロジェクトの立ち上げを強く求めた。 加えてミサイル防衛の要である…
NSBT シニア・アナリスト 中條 剛 国際安全保障・軍事・防衛技術分野の専門サイト「The Defense Post」は2026年2月6日、ウクライナが着地型FPV(一人称視点)ドローンの技術開発に向けて「全国学生コンテスト」を開始したと報じた。 このコンテストは、ウクライナのイノベーションクラスター「Brave1」がウクライナの戦場で運営しているFPVドローンに「着座[1]する機能を実現する機械的機構(着座機構)」を持たせるために、広…
米国の防衛技術企業アンドゥリル(Anduril)社が2月19日、米国政府から資金提供を受けて固体ロケットモーター(SRM:Solid Rocket Motor)の生産設備を拡大すると発表した。SRMは、ミサイルやロケットなどを推進する装置だ。 米国は現在、大国間戦争を想定して、通常兵器をはじめとする国防産業基盤の再構築を進めている。現代の大規模な国家間戦争では、兵器を大量に生産、消費、補充する能力が重要となる。SRMは、ミサイルやロ…
NSBT アナリスト 小松 和郎 2010年、アフガニスタンの戦場で、建築物や塹壕(ざんごう)などに身を潜めた標的への攻撃を可能にする次世代携帯型兵器の実戦テストが行われていた。この兵器は「XM25」と呼ばれ、従来のM203/M320(40mm)てき弾発射機と比べ、精度と攻撃力の両面で優れた装備として注目を集めた。 XM25は、内蔵レーザーレンジファインダーで目標までの距離を測定し、射手が設定した起爆位置の情報を25mm弾の信管に…
トルコの防衛企業アセルサン(ASELSAN)社とカタールのバルザン・ホールディングス(Barzan Holdings)社による合弁企業「バーク・キューエスティーピー(BARQ QSTP LLC)社」が、事業を拡大する。 両社の戦略的協力関係を強化し、トルコとカタール両国の防衛協力を深化させる狙いだ。 両社は2026年1月にカタールのドーハで開催された「国際海洋防衛産業展・会議(DIMDEX 2026)」で、複数の合意に署名した。長期的な協力関係を…
フランスの自動車大手ルノー(Renault)社は2026年1月19日、同国の防衛企業テュルジ・ガイヤール(Turgis & Gaillard)社との提携を発表し、軍用ドローンの設計・製造能力構築に参入する意向を示した。 フランスの経済紙ル・ユジーヌ・ヌーベル(L’Usine nouvelle)は、テュルジ・ガイヤールが設計する長距離ドローン「Chorus(コーラス)」について、ルノーが量産・工業化で協力する計画と報じている。 ルノーのCEO兼最高成長…
英国防省は2月24日、ロシアによるウクライナへの全面侵攻から4年となる日に合わせ、軍事と人道、復興分野で新たな支援策を打ち出すと発表した。 エネルギー網の復旧支援や前線地域への人道援助に加え、医療分野の能力強化とヘリコプター操縦士の育成支援を柱とする。英国政府は「ウクライナの防衛は英国の安全保障に直結する」との立場を改めて示し、支援を継続する姿勢を鮮明にした。 発表は、スターマー(Keir Starmer)首相が…
米国防総省が、米連邦捜査局(FBI)などの法執行機関と対無人航空機システム(C-UAS)分野で連携を強化している。強化の背景には、米国が今年6月から7月にかけて、カナダ、メキシコと共同で開催する国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)を控え、その警備体制の強化が求められていることがある。 米国国防省は2025年、関係省庁間のC-UAS能力を取りまとめる省庁間統合タスクフォース401(JIATF-401:Joint Interagency Ta…
米国防総省は2月12日、最新の光学ディスプレーの国内サプライチェーン(供給網)を強化するため、合計2450万ドル(約38億円)を投じると発表した。 対象はマサチューセッツ州のコピン(Kopin Corporation)社とカリフォルニア州のテクタス(Tectus Corporation)社で、次世代兵器システムに不可欠な「マイクロLED(発光ダイオード)ディスプレー」の低コスト製造プロセスの開発と検証に取り組む。 資金は産業基盤政策担当国防次…
イスラエルのパラゼロ(Parazero)社は2月23日から25日、ドイツで開催された法執行・防衛展示会「エンフォース・タック(Enforce Tac) 2026」に出展し、対無人航空機システム(C-UAS)の「ディフェンドエアー(DefendAir)」を出展した。 Enforce Tacは同分野におけるドイツを代表する展示会で、政府機関や軍関係者、防衛産業関係者、専門家などが訪れる。パラゼロは、官民共同で設立された非営利組織の「イスラエル輸出機構(Is…
シールド AI(Shield AI)社は2月11日、台湾の国家中山科学研究院(NCSIST)と無人システムの人工知能(AI)での自律化で提携すると発表した。 NCSISTは台湾で防衛技術の研究開発や投資などを担う。シールド AIの自律化ソフトウエア「ハイブマインド(Hivemind)」を同研究機関の無人システムに搭載して、ソフトウエアの開発、実証、実戦配備までを目指す。 NCSISTはハイブマインドを組み込むことで、無人システムが自律的に役割…
ウクライナ国防省は2月13日、ウクライナ防衛連絡グループ(UDCG、ラムシュタイングループ)が2月12日に開いた会合で、2026年に総額380億ドル(約5兆8862億円)の対ウクライナ支援予算が確認されたと発表した。ドローン(無人機)と防空システム、地対空ミサイルシステム「パトリオット」用迎撃ミサイルなどを柱に、過去最大級の規模となる。 今回確認された380億ドルのうち、60億ドル(約9294億円)超は具体的な支援パッケージと…