米空軍、新型ICBMコスト大幅増
米空軍は、大陸間弾道ミサイル(Intercontinental ballistic missile, ICBM)の交換プログラムで大きな課題に直面している。既に運用開始から50年が経過したミニットマンⅢ(Minuteman Ⅲ)を退役させ、新型ミサイルを配備する予定であったが、コストが想定を大きく超え、遅延が発生しているのだ。 ミニットマンⅢは1970年から配備されている米空軍のICBMである。当初は10年程度の運用を想定していたが、50年以上を経過した現在も…
