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CBRNE

米空軍、新型ICBMコスト大幅増

米空軍は、大陸間弾道ミサイル(Intercontinental ballistic missile, ICBM)の交換プログラムで大きな課題に直面している。既に運用開始から50年が経過したミニットマンⅢ(Minuteman Ⅲ)を退役させ、新型ミサイルを配備する予定であったが、コストが想定を大きく超え、遅延が発生しているのだ。 ミニットマンⅢは1970年から配備されている米空軍のICBMである。当初は10年程度の運用を想定していたが、50年以上を経過した現在も…

2024/06/04 NSBT Japan 編集部
北米
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ウクライナが採用した最新の地雷探知技術

最近あるSNSで、ウクライナ国内に敷設されたロシア軍の地雷を発見する画期的な方法が紹介された。ドローンに搭載された赤外線カメラで、日中に蓄熱され高温になった地雷を外気温が低下する夕方に撮影し、放熱している地雷を探知する方法である。この方法はこれまでも提案されていたが、実際にウクライナ国内で実施され、大きな効果を得ている。 <地雷探知の方法>ヘルソンやハルキウの反撃作戦が電光石化の如く侵攻したのに対し…

2023/09/08 NSBT Japan 編集部
CBRNE AI ISR ロシア 欧州
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ASEAN及びASEAN対話国、化学、生物、放射線(CBR)の 脅威の管理…

ASEAN及びASEAN対話国の一部(オーストラリア、中国、インド、日本、ニュージーランド、ロシア、韓国、米国)は、2022年10月11-12日、シンガポールのシャングリラホテルで化学、生物、放射線(Chemical, Biological and Radiological; CBR)の脅威の管理に関する初の防衛会合を開催した。ASEANにおいて、CBRに関する防衛会合は、これまでASEAN国防相会議(ADMM)の枠組みの中で開催されてきた。しかし今回の会合は、シンガポールが…

2023/02/09 NSBT Japan 編集部
北米 東アジア 東南アジア 大洋州 CBRNE 中国 ロシア その他アジア
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チェコのGumarny Zubri社が製造する高性能CBRNマスクについて

 Gumarny Zubr(グマヌニー・ズブル社)はチェコのゴム・プラスチックの生産を行うメーカーで、80年以上の歴史がある。また、同社はゴム・プラスチックの製品を製造するだけでなく素材の開発にも力を入れている。このためズブル社では、素材の生産から製品完成まで一貫したラインによる管理が可能である。 現在、ズブル社は4種類の化学防護(CBRN)マスクのラインアップを揃えている。最初に紹介するのは、一般用CBRNマスク「CM-…

2022/10/14 NSBT Japan 編集部
CBRNE 欧州
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英国、レオナルド社から遠隔操作爆弾に対するデジタル防護装置を…

英国国防省は、爆発物処理部隊向けの遠隔操作爆弾に対するデジタル防護装置を提供するためにレオナルド社と4,850万ドル(約65億4400万円)相当の契約を結んだ。 この装置は車載型と携帯型があり、爆発物を爆発させようとする遠隔操作信号を電波で検出することで、爆発物処理(EOD)隊員が最先端のデジタル技術を使って信号を遮断し、爆発物の起動を阻止することができる。2024年秋に納入が開始され、2025年には英国陸軍の爆発物処…

2022/08/17 NSBT Japan 編集部
車両 電子戦 通信 CBRNE 欧州
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