NSBT アナリスト 小松 和郎 マレーシアの首都クアラルンプールで4月20日から24日にかけて開催された防衛展示会「Defence Services Asia(DSA)2026」は、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の防衛需要の変化を色濃く反映した内容となった。会場ではとりわけ、ドローンと対ドローン分野が展示の中心を占めた。全体として、これまでの大型プラットフォーム中心の展示から、より実戦的で臨機応変に対応できる装備へと来場者の関心が移行した印象が強く、無人機の脅威拡大を背景に、低空防空やセンサー分野を重視する傾向が目立った。 ドローンの潮流として顕著だったのは、MQ-9(米国)のような高価な軍用機の存在感が相対的に低下する一方、イラン…
DSA 2026(前編):主役はドローンと対ドローン ASEAN需要の変化浮き彫りに
中国企業が展示したシャヘド型ドローン(DS-108)。デルタ翼と後部エンジンを備えた徘徊型無人機で、長距離飛行後に目標へ突入する「使い捨て型」の攻撃用途が想定される。イランのシャヘド136に類似した設計思想を持ち、低コストでの大量運用を前提とした装備とみられる。
【出典】NSBT Japan撮影
2026/05/19 NSBT Japan 編集部
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