「ジャパン・ドローン(Japan Drone)2026」が6月3〜5日、千葉市美浜区の幕張メッセで今年も開催された。11回を数えた今回展2日目の6月4日には、イベントスポンサーのテラ・ラボ(愛知県春日井市、松浦孝英社長)が一般社団法人安全保障ビジネスイノベーション協会(SBIJ)とタイ国防技術局(DTI)、とそれぞれ覚書(MOU)を締結した。 締結されたMOUに基づき、日本国内では難しいドローンの運用試験をDTIの試験場を使って行い、…
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テラ・ラボ、SBIJ、タイDTI、JD展会場でMOU締結 防災・安保向け…
「ジャパン・ドローン(Japan Drone)2026」が6月3〜5日、千葉市美浜区の幕張メッセで今年も開催された。11回を数えた今回展2日目の6月4日には、イベントスポンサーのテラ・ラボ(愛知県春日井市、松浦孝英社長)が一般社団法人安全保障ビジネスイノベーション協会(SBIJ)とタイ国防技術局(DTI)、とそれぞれ覚書(MOU)を締結した。 締結されたMOUに基づき、日本国内では難しいドローンの運用試験をDTIの試験場を使って行い、…
【速報】ジャパン・ドローン開幕 ~最新技術の社会実装テーマに…
2026/06/03 NSBT Japan 編集部 国内初の本格的な民間ドローン専門展示会「ジャパン・ドローン2026」が6月3日午後、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。11回目の今回展には、国内外から300社・団体が出展し、5日までの会期中に2万4000人の来場を見込む。 3日午前に和歌山県に上陸した台風6号の影響で、当初予定されていた開会式は中止となり、開場時間が午後1時に変更された。初日に予定されていたプログラムも一部中止が決まり…
【速報】INTERSCHUTZ 2026現地リポート
NSBTチーフアナリスト原田 大靖 世界最大級の消防・防災展示会5年に一度開催される、消防・救急・災害対策・セキュリティー分野に特化した世界最大級の国際展示会「INTERSCHUTZ(インターシュッツ)2026」が現地時間6月1日、ドイツ・ハノーバーで開幕した。 2000年以降、5年ごとに開催されるインターシュッツは、ドイツ・メッセが主催し、非営利団体のドイツ防火振興協会「vfdb」などがパートナーとして支えている。最新の車両…
DSA 2026(後編):小型ドローン時代の防空 探知戦とセンサー統…
NSBT アナリスト 小松 和郎 近年、小型ドローンが戦場の主役として急速に存在感を高めている。背景には、低コストで量産が可能であるうえ、民生技術の転用により短期間で戦力化できる点がある。従来の大型無人機と異なり、消耗を前提とした運用が可能で、偵察から攻撃まで幅広い用途に対応することから、戦闘の様相を大きく変えつつある。特にウクライナ戦争以降、安価なドローンの大量投入が戦術レベルに与える影響が顕在化し、…
【速報】SOF Week 2026現地リポート
NSBTチーフアナリスト原田 大靖 世界のSOFコミュニティーがフロリダに集結世界最大の国際特殊作戦部隊(SOF:Special Operations Forces)のイベント「SOF Week 2026」が2026年5月18日(日本時間19日)、米フロリダ州タンパで開幕した。会期は21日(木)までの4日間で、タンパ展示場を中心とする繁華街一帯の大規模な範囲で、展示会や国際会議、デモンストレーションが実施される。 初日の5月18日は国際会議がメインで、展示会…
DSA 2026(前編):主役はドローンと対ドローン ASEAN需要の変…
NSBT アナリスト 小松 和郎 マレーシアの首都クアラルンプールで4月20日から24日にかけて開催された防衛展示会「Defence Services Asia(DSA)2026」は、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の防衛需要の変化を色濃く反映した内容となった。会場ではとりわけ、ドローンと対ドローン分野が展示の中心を占めた。全体として、これまでの大型プラットフォーム中心の展示から、より実戦的で臨機応変に対応できる装備へと来場者の関心が移…
東南アジア最大級の防衛展示会「DSA2026」 ~マレーシアが選んだ…
NSBT シニア・アナリスト 中條 剛 マレーシアの首都クアラルンプールで4月20〜23日、東南アジア最大級の防衛展示会「DSA2026」が開催された。1988年の初開催から19回を数えた今回展には中国やトルコの企業が数多く出展し、複数のパビリオンを展開したなか、対する西側企業の存在感はどうだったのか。そしてDSAを通じて、開催国のマレーシアが締結した内容とは。 DSAの中の西側企業、韓国、そしてASEAN対する西側企業は、イタリ…
東南アジア最大級の防衛展示会「DSA2026」 ~マレーシアが選んだ…
NSBT シニア・アナリスト 中條 剛 マレーシアの首都クアラルンプールで4月20〜23日、東南アジア最大級の防衛展示会「DSA2026」が開催された。1988年の開催以来19回を数え、前回展から2年ぶりとなる今回も4月20〜23日の日程で約1300社が出展し、500以上の国際代表団が参加した。2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻して以降、世界の安全保障環境は激変している。原稿執筆時では停戦が続くものの、米・イスラエルによるイランへの…
【現地リポート】MDM2026③ 米海兵隊が描く未来像
NSBTチーフアナリスト原田 大靖 海兵隊に特化した防衛展示会「Modern Day Marine(MDM)2026」、最終日の30日は、ダリル・L・コードル米海軍作戦部長(CNO:Chief of Naval Operations)とエリック・M・スミス米海兵隊総司令官によるステートメントで締めくくられた。 こうした防衛展示会の最終日は会場内が閑散としていることも多いが、スミス総司令官によるステートメントには特に多くの海兵隊員が残り、耳を傾けている姿が印…
【現地リポート】MDM2026② 海兵隊に学ぶ安全保障ビジネス
NSBT チーフアナリスト原田 大靖 海兵隊に特化した防衛展示会「Modern Day Marine(MDM) 2026」、会期2日目の4月29日には、カンファレンスに加え、さまざまな出展企業やイベントも視察した。海兵隊がいかに「安全保障ビジネス」をリードしているかを探る。 Contract Industry Day安全保障ビジネスに直結する、「NSBT Japan」的に目玉となるイベントは、会期2日目の午後1時から4時にかけての3時間にわたる「Contract Industry …
【現地リポート】MDM2026① 海兵隊の戦略的コミュニケーション・…
NSBTチーフアナリスト原田 大靖 海兵隊に特化した防衛展示会「Modern Day Marine(MDM) 2026」が米東部時間の2026年4月28日(日本時間4月29日)、米国の首都ワシントンで開幕した。NSBT Japanは開幕前日の27日に現地入りし、30日まで現地に滞在するが、英国チャールズ国王夫妻の国賓訪米と日程が重なり、街全体、特にホワイトハウス周辺の警備は一層厳しくなった感がある。25日夜にはホワイトハウス記者協会主催の夕食会で発砲…
ロンドン・ディフェンス・カンファレンス 2026現地リポート① 「…
NSBT チーフアナリスト原田 大靖 1.歴史の韻を踏む日英関係英国首相の第3代ソールズベリー侯爵は1902年、「光栄ある孤立(Splendid Isolation)」を捨て、日本との間で日英同盟を締結した。背景として、ロシアの侵出でインドと中国における英国の権益が脅威にさらされるようになったという当時の国際情勢があった。 吉田防衛大学校長(前統幕長)は去る1月の「NSBT戦略フォーラム」で、マーク・トゥウェインの「歴史は繰り返さ…
欧州が抱く切迫感と経済安全保障を分かち合う日本への期待 ~ロ…
NSBT エグゼクティブ・ストラテジスト磯部晃一 米国とイランの代表団がパキスタンのイスラマバードで停戦に向けた協議を続けた4月10日と11日の2日間、英国で開催されたロンドン・ディフェンス・カンファレンス(LDC)2026に参加するため私はロンドンにいた。出発前の東京はサクラが散り始めていたが、ロンドンの公園では木々に、美しい白い花が咲き誇っていた。 LDCとは何かLDCは、ロシアによるウクライナ侵攻後の2022年に、英国…
防衛産業参入の鍵はサイバー対策 ~東京海上日動が経営層向け無…
企業経営におけるサイバーリスク対応の重要性が一段と高まっている。こうした中、東京海上日動は2月26日(木)、企業向けオンラインセミナー「経営課題解決セミナー」を開催する。テーマは「企業がとるべきサイバーセキュリティ対策」と「防衛産業参入に必要なセキュリティ基準」。参加は無料で、定員は500人だ。 ランサムウエア被害やサプライチェーン攻撃の拡大で、サイバーセキュリティはIT部門の課題にとどまらず、経営リスク…
NSBT戦略フォーラムに100人超が来場、安保ビジネスの国際トレン…
2026年1月30日 NSBT 編集部 「NSBT戦略フォーラム2026 in 東京」(安全保障ビジネスイノベーション協会〈SBIJ〉主催)が1月30日、東京都内のホテルで開催され、国内外から100人を超える人々が来場した。フォーラム参加者は安全保障分野や防災、危機管理の専門家およびビジネス関係者が多数を占め、会場の内外で国際的な安全保障トレンドやビジネスチャンスなど専門的な議論が交わされた。 フォーラムは「イノベーションで拓(ひ…
現場の「DIY」から「イノベーション」へ 「NSBT Japan Innovativ…
文責:NSBT Japan編集部 2025年11月20日、21日と、SBIJが主催した「イノベーティブツアー」にNSBT Japan編集部も同行しました。普段、デスクで産学連携やサイバーセキュリティ対策といった記事を書いているときには想像もつかなかった「自衛隊のリアル」が、そこにはありました。 最新鋭の戦闘機を飛ばすような組織が、足元では日常的にホームセンターの材料で手作りをしているという現状も今回、目の当たりにしました。 「最前…
「NSBT Japan Innovative Tour 2025」レポート —戦術が方向を定…
NSBT アナリスト 辻 一平 はじめにイノベーションとは、劇的な技術革新が突然現れることではない。 最初から最良の形で登場するものでもない。 むしろイノベーションは、小さな“気づき”と“試行錯誤”の積み重ねが、結果的に戦術と技術をスピーディーに変革していくプロセスそのものだ。 今回、11月20日(福岡県博多市)・21日(航空自衛隊築城基地、陸上自衛隊小倉駐屯地)に行われた「イノベーティブツアー2025」にて、1…
DSEI UK 2025 レポート(4):防衛分野におけるデジタルアプロー…
NSBT Japanアナリストジョン・ジェイコブス, Ph.D 世界最大級の防衛展示会である「DSEI UK 2025」では、防衛とデジタル変革の融合が主要テーマとなった。具体的には、クラウド、IoT、AI、データ分析および関連サービスにおける最新の技術革新を、いかに事業の中核機能へ統合するかに焦点が当てられた。 関連する重点分野として、防衛システムの設計・開発においてコンピューターモデルを活用する「デジタルエンジニアリング」が…
「DSEI UK 2025」レポート(3):解放される次世代の人材活用の…
NSBT Japanアナリストジョン・ジェイコブス, Ph.D ロンドンで開催された国際防衛展示会「DSEI UK 2025」には、90カ国以上から4万5000人を超える参加者が集まった。主要な議題の一つは、英国の防衛エコシステム全体における人材確保の促進とスキル訓練の革新であった。議論は、単に軍への採用を促進する方法だけでなく、民間部門からいかに人材を惹きつけるかという点にも及んだ。 NSBT Japanも参加した、9月12日のNextGen フォー…
「DSEI UK 2025」レポート(2):「防衛分野における中小企業参画…
NSBT Japanアナリストジョン・ジェイコブス, Ph.D 世界最大級の防衛展示会であるDSEI UKが、本年はロンドンで9月に開催された。英国国防省(UK MOD)が取り組んだ主要な課題の1つは、調達のリードタイムを短縮し、防衛産業における中小企業(SME)の参入および参画を効率化する方法であった。 NSBT Japanチームは、DSEI UKで中小企業を対象としたセッション「デジタルエコシステム」に参加した。このセッション[1]では、中小企業…