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新着

【企業情報】ジェネラル・ダイナミクスIT、米陸軍の基地防護シス…

2025年6月26日、ジェネラル・ダイナミクス社のIT事業部門である、ジェネラル・ダイナミクスIT(GDIT:General Dynamics Information Technology)社が、米陸軍と5億8,000万ドル(約852億6,000万円)の基地防衛維持支援に関する業務発注契約を受注したと発表した。この契約は5月に受注されており、1年間の基本期間の後で、オプション期間として4年延長される可能性がある。 GDIT社は本契約に基づいて、レーダーやカメラ、センサー…

2025/07/16 NSBT Japan 編集部
北米 企業情報
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【企業情報】ドイツ・ラインメタル社、印リライアンス社と弾薬分…

ドイツの防衛最大手ラインメタル(Rheinmetall)社は5月22日、インドの大手コングロマリット(複合企業)であるリライアンス・グループ(Reliance Group)傘下のリライアンス・ディフェンス(Reliance Defence)社と、弾薬分野における戦略的パートナーシップを締結したと発表した。両社は覚書(MOU)を交わし、今後、リライアンスがラインメタル社に中・大口径弾薬向けの爆薬や推進薬を供給することを協力関係の主軸とする。 リ…

2025/07/15 NSBT Japan 編集部
欧州 その他アジア 企業情報
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仏政府がユーテルサット社に増資、欧州独自の衛星通信網を目指す

フランスの衛星通信企業ユーテルサット(Eutelsat)社が、大規模な増資を受けることが明らかになった。総額は13億5,000万ユーロ(約2,295億円)に上り、フランス政府を筆頭とする現在の大株主が出資元となる。増資を主導したフランス政府は、世界最高レベルの通信網の展開を目指しており、宇宙を巡る勢力図に変化を加えようとしている。 ユーテルサットは、衛星通信を主要事業とするフランス企業である。米国や中国の巨大衛星企業…

2025/07/15 NSBT Japan 編集部
宇宙 衛星 通信 欧州
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【政府情報】英国、初の自律型掃海システム導入へ

英国防相は7月4日、英海軍が初めて自律型掃海システムを導入したと発表した。今回配備された「スウィープ(SWEEP)」3基は、進化する海中機雷の脅威に対応するために開発されたもので、2005年以降失われていた同軍の掃海能力を回復し、国際海域の安全保障体制を強化する。 スウィープは、英ドーセット州に本拠を置くTKMSアトラスUK(TKMS Atlas UK)社が開発・製造を担い、英海軍との契約額は2,500万ポンド(約50億円)に上る。こ…

2025/07/15 NSBT Japan 編集部
ドローン 潜水艦 政府情報
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【企業情報】エルビット・アメリカ社、米海兵隊向け双眼型暗視装…

米防衛企業エルビット・システムズ・オブ・アメリカ(Elbit Systems of America、以下エルビット・アメリカ)社は5月14日、米海兵隊から双眼型夜間暗視装置(SBNVG:Squad Binocular Night Vision Goggle)システムの製造を約1億1,200万ドル(約163億2,800万円)で受注したと発表した。このSBNVGは同社のバージニア州ロアノーク工場で製造され、2026年12月までに納入される予定だ。 今回の契約は、2023年に締結された複数年の無期…

2025/07/14 NSBT Japan 編集部
暗視装置 北米
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NGA、J-RENの運用テストで画像情報の伝送を大幅に短縮か ~収集…

米国国家地理空間情報局、通称NGA(National Geospatial-Intelligence Agency)は米戦闘司令部(COCOMS:US Combatant Commands)と協力し、衛星画像を主体とした画像情報の送受信を可能にする「J-REN」システムの運用テストを行っているという。 J-REN(Joint Regional Edge Node)は、NGAが開発を進めているメッシュ構造のネットワークであり、その目的は衛星画像を主体とした情報を前線部隊の指揮官の要求に対しても迅速に提供…

2025/07/14 NSBT Japan 編集部
ISR 通信 北米
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【企業情報】ドローンシールド社、欧州軍から対UAS装備を90億円…

豪州の防衛テクノロジー企業ドローンシールド(DroneShield)社は6月25日、欧州の軍事顧客に対し、総額6,160万ドル(約90億円)規模の対無人航空機システム(C-UAS:Counter-Unmanned Aerial Systems)関連装備を供給する契約を、同社の欧州域内販売代理店を通じて締結したと発表した。これは同社にとって過去最大の単独受注であり、2024年の年間売上高である5,750万ドル(約84億円)を上回る金額である。 契約には、携帯型のドロ…

2025/07/14 NSBT Japan 編集部
ドローン 大洋州 欧州
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【企業情報】マクナリー社、防衛テック企業買収でSOF支援体制を…

米プライベート・エクイティ(PE)投資会社のマクナリー・キャピタル(McNally Capital)社は5月21日、米軍の特殊作戦部隊(SOF:Special Operations Forces)コミュニティや国家安全保障分野への支援を強化するため、フロリダ州タンパに本拠を置く防衛テクノロジー企業、クワイエット・プロフェッショナルズ(Quiet Professionals)社を買収したと発表した。買収はパートナー企業である米ニオ・アドバイザーズ(Nio Advisors)社…

2025/07/11 NSBT Japan 編集部
北米 企業情報
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米陸軍、次世代グレネードランチャーに「バレットMARS」を選定

米国の銃器メーカーであるバレット・ファイアーアームズ(Barrett Firearms)社(以下、バレット社)は2025年5月22日、「米陸軍によってバレット社とモンタナ州を拠点とする火器開発企業マーズ(MARS)社との共同チーム (以後、バレットMARSと表記)の製品が次世代のグレネードランチャーの最終候補に選定された」と発表した。 「バレットMARS」は、「精密グレネードシステム(PGS)計画」の一環として、わずか6ヶ月間で新型30㎜…

2025/07/11 NSBT Japan 編集部
小火器 北米
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【企業情報】HII社とC3 AI社、米海軍艦艇建造でAI活用に向け戦略…

米海軍向け艦艇を手がける米国最大の造船企業、ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII:Huntington Ingalls Industries)社は6月30日、同国のAIアプリケーション開発企業C3 AI社と、造船分野における人工知能(AI)技術の活用を強化する戦略的提携を結んだと発表した。この提携は、HII社傘下のニューポート・ニューズ造船所とインガルス造船所における生産効率の大幅な向上を目的としている。 HII社のクリス・カスナ…

2025/07/11 NSBT Japan 編集部
船舶 AI 北米
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民間ドローン市場は中国が席巻、安全保障にも影響

ドローン開発を巡っては世界各国が競争を繰り広げているが、とりわけ中国は低コストドローンを軸に圧倒的な市場シェアを誇る。中国の強みは、民間ドローン市場におけるシェアの高さであり、企業の収益基盤を安定させるとともに、軍用ドローン開発とのシナジー効果を生み出している点にある。 ドローン開発における中国の勢いは他国を圧倒している。軍での運用が想定される無人戦闘機(UCAV: Unmanned Combat Aerial Vehicle)や協…

2025/07/10 NSBT Japan 編集部
ドローン 中国
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自衛隊、20式小銃の配備を継続

自衛隊は、最新型の20式小銃の導入を進めている。この小銃は、航空自衛隊百里基地の基地警備教導隊に初めて配備されたことが発表された 。20式5.56mm小銃は、1980年から運用されてきた89式の後継として、2020年5月に最終開発を経て正式に採用された 。 豊和工業株式会社が設計・製造する20型小銃は、広く使用されているショートストロークのガスピストン方式および回転ボルト設計が採用されている。FN SCAR、HK 433、ベレッタARX…

2025/07/10 NSBT Japan 編集部
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【マーケット情報】欧州で防衛雇用が急伸、安保重視が背景に

欧州防衛機関(EDA)によると、欧州連合(EU)加盟国の国防支出は2021年から2024年にかけて30%以上増加し、2,140億ユーロ(約36兆3,000億円)から推計3,260億ユーロ(約55兆3,000億円)に達した。これを背景に、防衛産業での人材需要が高まり、求人件数も急増している。米求人情報サイト大手インディード(Indeed)は、欧州の防衛分野における雇用が、域内の労働市場全体を上回るペースで拡大していると分析している。 2020年の…

2025/07/10 NSBT Japan 編集部
欧州 マーケット情報
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【政府情報】イスラエル防衛輸出、147億ドルで過去最高

イスラエル国防省は6月6日、2024年の防衛輸出額が過去最高の147億9,500万ドル(約2兆1,300億円)に達し、前年比13%増になったと発表した。防衛輸出はこれで4年連続の記録更新となり、5年間で規模は2倍以上に拡大した。背景には、実戦での性能が証明されたイスラエル製防衛装備に対する国際的な信頼の高まりがある。 契約のうち、1億ドル(約144億円)を超える大型案件が半数を超えている(56.8%)。輸出先としては欧州向けが全体…

2025/07/09 NSBT Japan 編集部
中東 政府情報
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FOCUS 1 [フォーカスワン] - 熱中症 第3部「対処編」

防衛や防災、治安機関に関する、あまり注目されていない全体のわずか1.0%程度の組織や課題に光をあて、将来の困難への備えを考える現場型の番組。 第一弾のテーマは「熱中症」です。プロの現場において、任務のために限界に挑むことと熱中症の対策を行うことには常にジレンマが存在します。そのジレンマを課題ととらえ、どうバランスを取り、どう対処していけばよいのか。 海上保安庁第五管区 海上保安本部長から暑熱対策アドバ…

2025/07/09 NSBT Japan 編集部
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中国、新型ミサイルで電力施設を攻撃「ブラック・アウト」が狙い…

中国国営放送「CCTV」が敵の発電所施設を破壊する新型爆弾を公開した。これは、香港に拠点を置き、香港および中国本土、アジア全域に関するニュースを英語で配信する「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)」が、動画付きで報じたものだ。 この動画は「X」でも拡散しており、中国軍が新たな弾道ミサイルを開発したと物議をかもしている。果たしてこのミサイルは一体何なのか、いつ、どこで使用するこ…

2025/07/09 NSBT Japan 編集部
ミサイル 中国
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【政府情報】ウクライナ政府、武器調達を電子化

ウクライナ政府は6月27日、軍部隊が必要な装備を直接調達できるデジタル・マーケットプレイス「DOTチェーン・ディフェンス(DOT-Chain Defence)」の導入を決定したと発表した。これには、戦闘任務に必要な装備の調達を現場主導で進め、透明性と即応性の向上を図る狙いがある。 DOTチェーン・ディフェンスは、2023年からウクライナ軍の食料や衣類などの物流供給を管理してきた既存の「DOTチェーン」システムを拡張し、武器調達に…

2025/07/08 NSBT Japan 編集部
欧州 政府情報
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『防衛技術ジャーナル』2025年7月号にNSBT Japanチーフ・アナリ…

NSBT Japanのチーフ・アナリスト 原田 大靖(はらだ ひろやす)が、一般財団法人 防衛技術協会が発行する『防衛技術ジャーナル』2025年7月号に寄稿いたしました。寄稿タイトルは、「国際防衛装備展示会 ─ 中東最大の防衛展示会『IDEX』から見た安全保障ビジネスの“もう一つの現実”」。2025年2月に開催された「IDEX」の現地取材を通じ、「防衛産業のショーケース」としての表層的な側面だけでなく、“もう一つの現実”に迫った内…

2025/07/08 NSBT Japan 編集部
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米国造船協力が関税交渉カードに

米国のトランプ政権が造船業の復活を目指す中、日本が技術面などで協力することが議論の的となっている。とくに日本では、米国への造船協力がトランプ関税に対する有力な「交渉カード」になるのではないかと期待されている。 米国の造船業は過去数十年で大幅に衰退し、今や自国で米国向け船舶を製造できない現状にあるといっても過言ではない。トランプ大統領は「かつて1日に1隻を建造していたが、今は実質的に1年に1隻もつくって…

2025/07/07 NSBT Japan 編集部
船舶 北米
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【政府情報】米空軍、中国のミサイル戦力と「キルウェブ」構築に…

米空軍・宇宙軍の最高幹部は6月26日、米上院歳出小委員会の公聴会に出席し、中国人民解放軍のミサイル能力および「キルウェブ(kill web)」と呼ばれる高度な攻撃体制の構築に強い懸念を示した。あわせて、中国の軍事的脅威の高まりを踏まえ、米国防総省の2026会計年度予算案がインド太平洋地域の防衛体制強化を最優先課題に掲げていることを指摘した。 証言に立ったのは、トロイ・メインク(Troy Meink)空軍長官、チャンス・サ…

2025/07/07 NSBT Japan 編集部
ミサイル 北米 中国 政府情報
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