NSBT シニア・アナリスト 中條 剛 地上戦における攻防は、「エリア(地域)」の奪い合いになる。ウクライナ戦争でロシア軍が「竜の歯」と呼ばれるコンクリートブロックを並べ、地雷原を構成していたことを記憶している方もいるのではないだろうか。もはやこのような地上部隊による陣地構築を見ることはないと思われていただけに、あらためて地上戦における敵陣地の突破はエリアの奪取に必要不可欠な要素だと世界各国の陸軍は認識したに違いない。 一方、敵陣地を突破するために必要な地雷原の破壊や、陣前の障害を除去する手段は旧態依然のままだった。 米陸軍の先進技術研究、総合開発をつかさどる「DEVCOM C5ISR[1]センター」は2026年1月27…
米陸軍、陣前の障害処理に自動化を推進
2024年6月8日、テキサス州フォート・カバゾス「M58地雷処理ライン・チャージ(MICLIC)」を発射する米陸軍第278機甲騎兵連隊・連隊工兵中隊のM1150ABV。ロケットで牽引された爆索は、直線状に伸びて起爆し、幅8m長さ100mの範囲内の地雷を破壊する。
【出典】米陸軍公式サイト「U.S.ARMY」https://www.army.mil/article/290196/autonomous_breaching_system_will_surpass_legacy_systems_to_enhance_breaching_operations
2026/03/10 NSBT Japan 編集部
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