2025年6月、ウクライナ軍は無人航空機(UAV)への撃墜能力を向上させるため、新型となる対ドローン専用弾(5.56×45mm)の運用を正式に承認した。 この専用弾は、ウクライナの国防技術開発グループ「Brave1」により開発されたもので、特殊な弾頭を採用しているのが特徴である。これにより、DJI社の「Mavic」に代表される市販ドローンに対して、従来よりも高い迎撃効果が発揮できると説明されている。 この弾薬はウクライナ軍で広く採用されている5.56×45mm口径であり、特別な改良をすることなく標準的な小銃でそのまま使用可能である。公開された映像では、チェコ製のCZ BREN 2や米国製のAR-15といった複数の小銃を用いた射撃訓練の様子が確認…
ウクライナ軍、対ドローン専用弾(5.56×45mm)の使用を承認
ウクライナ軍は新型の対ドローン専用弾(赤枠:5.56×45mm)の使用を承認した
【出典】Militarnyi「On Ukraine’s 5.56 mm ‘anti-drone’ cartridge」:
https://militarnyi.com/en/blogs/on-ukraine-s-5-56-mm-anti-drone-cartridge/
2025/10/09 NSBT Japan 編集部
小火器
個人装備
ドローン
欧州