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【政府情報】スウェーデン、無人機対策とグリペン改良に830億円超を投資

改良投資の対象となるスウェーデン空軍の戦闘機JAS39「グリペン（Gripen）」
【出典】Adrian Pingstone撮影「Gripen - RIAT 2013」（Wikimedia Commons
）ライセンス：CC BY 2.0
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Saab_JAS-39_Gripen_%2853079484003%29.jpg

2025/11/03 NSBT Japan 編集部
航空機 ドローン 欧州 政府情報
スウェーデン政府は10月10日、無人機（ドローン）への対抗能力の強化と、戦闘機JAS39「グリペン（Gripen）」[1]の改良を目的に、52億4000万スウェーデンクローナ（約834億7000万円）を充てると発表した。防衛予算の一部を前倒しで配分し、装備の近代化と防空体制の即応性向上を急ぐ。 今回の投資のうち、約15億スウェーデンクローナ（約238億9500万円）は、グリペン戦闘機システムの改良に充てる。政府は新たな予備部品の調達や搭載装備の更新、基地インフラの整備を進め、空軍の拠点を複数の基地に分散させる計画だ。これにより、平時から有事まで多様な状況下での運用が可能となり、戦…

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