NSBT アナリスト 小松 和郎 中国の大学や政府系研究機関が関与したとみられる研究チームは、高度約3万6000kmの静止軌道上にある衛星から、出力わずか2ワットという極めて低出力のレーザー通信で、毎秒1ギガビットのデータ伝送に成功した。 小型の常夜灯に相当する電力で、既存の商用衛星通信を上回る性能を示した点は、中国が進める次世代宇宙通信技術の一端を示す成果として注目される。 この成果は、大型ロケットの打ち上げや大規模衛星網の展開といった派手さはないものの、宇宙でのインターネットや軍事通信、深宇宙探査における通信インフラの設計思想を転換する可能性を秘めている。 米SpaceX社の「スターリンク(Starlink)」が低軌…
中国2ワットで1Gbps、衛星通信の前提揺るがす光通信技術
中国で初めて100 Gbpsのレーザー通信の実験が成功したことを報じる中国科学技術メディア「中国科技网」。
超低出力のレーザー通信を使った大容量通信のイメージ。矢印の部分が複数の光通信を補正する最新技術「AO-MDRシナジー」を採用している。
【出典】中国科学技術メディア「中国科技网」より
https://www.stdaily.com/web/gdxw/2024-12/28/content_280059.html
2026/02/27 NSBT Japan 編集部
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