2023年2月2日、フィリピンを訪問したオースティン米国防長官はマルコス大統領およびガルベス国防長官と会談し、フィリピンと米国の条約同盟、インド太平洋地域の安全保障環境等について議論した。オースティン国防長官とガルベス国防長官との会談後、米軍が使用できるフィリピン国内の軍事拠点を新たに4カ所設定し、合計9カ所とすることで合意したと発表。南シナ海で海洋進出を続ける中国への抑止力を強化することが狙いである。 米国とフィリピンは1951年に相互防衛条約を締結して以来、条約上の同盟国であり、2014年は「防衛協力強化協定(EDCA)」を締結している。これに基づき、米軍は共同訓練や兵力配備、燃料貯蔵など…
米国、米軍用軍事拠点をフィリピン国内に新たに4カ所設定
2023/02/13 NSBT Japan 編集部
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