NSBT アナリスト 小松和郎 2026年6月、ウクライナ国防省はアクセス制限付きのオンラインプラットフォーム「TrophyLab」を立ち上げた。このシステムは、これまで一部のパートナー国との間で非公式かつ個別に行われていた戦場で敵から奪い取った「鹵獲(ろかく)兵器」の技術情報共有を、公式な枠組みとして提供する画期的な試みである。 さらに、審査を通過した防衛企業や研究機関は、詳細な設計図や回路図に加え、ウクライナの研究機関による225件以上の調査結果にもアクセスできる。 しかし、TrophyLabの価値は、単なるデータ共有にとどまらない。認証を受けたパートナーは、最前線で回収された鹵獲兵器の実物について、装甲の破壊試験や電…
敵から奪った兵器が新たな武器に ウクライナ「TrophyLab」の狙い
2026年4月5日、ウクライナの首都キーウで展示されたロシア軍の各種装備。「TrophyLab」は、このような実際の鹵獲(ろかく)兵器から得られる詳細な技術情報を、同盟国やパートナー国と共有するためのシステムである。
【出典】ウクライナ国防省が、オンラインプラットフォーム「TrophyLab」を立ち上げたと報じるDefense News
https://www.defensenews.com/global/europe/2026/06/22/ukraine-launches-trophylab-platform-to-share-captured-russian-weapons-with-allies/
2026/09/02 NSBT Japan 編集部
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