バイデン政権は核重力爆弾の新型であるB61-13を開発すると発表した。B61は1960年代に開発された戦闘機から発射できる核重力爆弾で、北大西洋条約機構(NATO)の基地にも配備されている。 米国防総省によれば、この決定は2022年の「核態勢の見直し」の結果を直接反映したものだ。「核態勢の見直し」では核戦力の近代化の必要性を強調しつつ、核保有の競合国であるロシアと中国を抑止するというジレンマがある。今回の「核態勢の見直し」では衛星やサイバー空間における核の管理や統制、通信を維持する必要性を強調。この戦略は米国にとって脅威となりうる中国やロシアを想定して、抑止力の強化を図っているものだと考えられる。 そもそもバ…
米国、新型核重力爆弾を開発
爆弾投下
【画像出典】米空軍:https://www.af.mil/News/Photos/igphoto/2003274794/
2023/11/14 NSBT Japan 編集部
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