2021年のクーデター以降、ミャンマー国内で続く内戦において、戦いの様相が大きく変化している。抵抗勢力は一時、民生用ドローンを活用した戦術によって軍事政権に対し優位に立っていたものの、近年ではその優位性が失われつつある。 米国の調査機関ACLEDは最新の報告書で、「双方がドローン兵器の強化を進める中、2025年には軍事政権側が優勢となる可能性が高い」との見方を示した。 同機関のアナリストであるスー・モン・タン氏は、「抵抗勢力のドローン部隊は、軍の資金力や中国からの支援に太刀打ちできていない。抵抗側がようやく2機を入手する間に、軍は中国に1, 000機を発注している」と述べ、軍政側の物量における圧倒的な優位性を強調…
ドローン戦争がミャンマー内戦に及ぼす影響
【出典】ニュースサイト「Myanmar NOW」に掲載されたミャンマー反政府組織のドローン部隊とされる写真 :
https://myanmar-now.org/en/news/myanmars-resistance-air-force-flies-high-in-fight-against-regime/
2025/10/22 NSBT Japan 編集部
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