駐日ベルギー大使館は、9月1日に開催する「ベルギー防衛産業セミナー」の参加者を募集している。ベルギーの防衛産業の紹介と、日本との協力関係の強化が目的で、開催日にはテオ・フランケン(Theo Francken)防衛大臣兼貿易担当大臣が出席する。応募の締め切りは8月21日(金)。
今回のセミナーは欧州の防衛・安全保障をめぐるベルギーの防衛産業の現状や、現地の企業と関係機関が進めるさまざまな取り組みへの理解と、日本との情報や知見の共有を通じた協力関係のさらなる発展を目指す。
セミナーでは、フランダースとワロン、ブリュッセルの各地域のベルギー防衛産業に関するプレゼンテーションを実施する。
フランダースからはフランダース政府貿易投資局(FIT)と、レーダーや防空技術を手がけるIntersoft Electronics社、ワロンからはワロン地域貿易・外国投資庁(AWEX)と、防衛や航空宇宙企業のタレス(Thales)社、ブリュッセルからはブリュッセル首都圏政府貿易投資局(hub.brussels)と、精密化学や高機能材料を手掛けるサイエンスコ(Syensqo)社の代表が、それぞれの取り組みを紹介する。英語と日本語の同時通訳が用意される。
セミナーは9月1日(火)の午前10時から正午まで。場所は東京都千代田区の駐日ベルギー大使館。セミナー終了後に立食形式の昼食会が設けられる。応募はリンクから。締め切りは8月21日(金)午後5時。
ベルギーの防衛産業について
北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)の創設メンバーのベルギーは、両組織の先進的で専門的な供給網と密接な関係を築いてきた。陸上システムや弾薬、精密誘導弾、航空宇宙部品、サイバーセキュリティー、センサー、無人システム、指揮統制技術での専門知識が高く評価されている。
欧州の防衛費は近年増加し、ベルギーの防衛産業は欧州の安全保障と戦略的自律性を高める技術革新と生産能力の強化、共同事業への投資拡大の恩恵を受ける。ベルギーでは研究機関と大学、先端技術を持つ中小企業が構築する産業エコシステムが防衛産業を支え、継続的な技術開発と軍民両用技術の開発が盛んだ。ベルギーは防衛分野の生産のほとんどを欧州と他の地域の関連市場に輸出している。