第10回 HQ-13 (短距離対空ミサイル) NSBT 第2調査・研究室 中国人民解放軍(PLA)の地対空ミサイル体系は、単純に「高高度/中高度/近距離」の三分類で整理できるものではない。実際には同一空域に複数のミサイル体系が重層的に配置され、迎撃方法はレーダーの探知状況や電子妨害の強度、飽和攻撃の規模など、その時々の条件に応じて最適化される。さらに、誘導方式の異なる複数のシステムの存在は、敵の電子戦などの対抗策を複雑化させる副次的効果が期待できる。これはベトナム戦争で効果を発揮したロシア防空システムの思想でもある。 PLAの防空体制を構成する地対空ミサイルには、長距離防空の柱となるHQ-9、巡航ミサイルや航空機の飽…
Dragon Order of Battle ~シリーズ・中国軍装備ファイル~
2025年10月25日、CCTV「国防軍事速報」で放映されたHQ-13。
HQ-13は中国人民解放軍の弱点である低高度防空能力を強化する狙いがあるとみられる。
【出典】中国国営放送CCTV
https://tv.cctv.com/2025/10/25/VIDEAYp2KdzT5P0HYWFdj1kF251025.shtml?spm=C52346.PQw42etIf8YI.Edvk0IT63y7P.10
2026/02/18 NSBT Japan 編集部
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