在米国連ウォッチャー 1 初めに2025年11月、ブラジルで第30回気候変動枠組み条約締約国会議(COP30)が開かれた。化石燃料からの完全な脱却までは合意し得なかったものの、先進国から途上国への支援を増やすという点においては合意がなされた[1]。気候変動は、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の重要な一部でもあるが、米国のトランプ大統領が気候変動に懐疑的なことや、世界的に内向き志向が強まる中、国際的な課題に共同対処するという機運は薄まりつつある。 この象徴的な事例として、ロシアのウクライナ侵攻などを契機に世界の軍事費が大幅に増加していることが挙げられるだろう。国連事務総長が今年の9月に発表したレポートでは…
軍事費と開発アジェンダ―国連事務総長レポートの概観
【出典】United Nations
https://www.un.org/sustainabledevelopment/blog/2025/09/un-press-release-milex/
2025/12/19 NSBT Japan 編集部