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米国家戦略大学の2024年学生のコインの表裏、左のとがった部分にはDIMEが刻印されている。
学生研修来日に際して、筆者が日本の国家安全保障戦略をブリーフィングした際にプレゼントされたもの。

2025/06/02 NSBT Japan 編集部
2025年5月31日NSBT Japan エグゼクティブ・ストラテジスト磯部 晃一 5月の総括 日米関係については、タリフ(関税)に始まりタリフで終わった5月であった。DIMEの中のE(経済)が大きな比重を占めた。日本製鉄によるUSスチールの買収問題は、トランプ大統領の決断で一気に進捗したかに見えるが、予断をもつのは早すぎるようだ。 今後の米国の安全保障政策で注目すべきは、ヘグセス国防長官による「国家防衛戦略」策定の指示だ。8月末までの期限だという。エルブリッジ・コルビー国防次官(政策担当)の手腕が発揮されることになる。この戦略文書において、米軍全体の世界展開やインド太平洋に関する戦略、同盟戦略がどのように規定されるか…

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執筆・監修

磯部 晃一 (いそべ こういち)

エグゼクティブストラテジスト
陸上自衛隊 第 37 代東部方面総監 / 元陸将

現在、戦略家として国内外で活動。川崎重工業㈱戦略コンサルタント、NSBT Japanエグゼクティブ・ストラテジスト、国際安全保障学会理事等に就任。

また、防衛省の統合幕僚学校等の招へい講師として統合運用、日米同盟、戦略等に関する講義を担任。ハーバード大学アジアセンター(2017~19年)及びアジアパシフィック・イニシアティブ(2017~21年)の上席研究員を歴任。

1980年防衛大学校(国際関係論専攻)卒業と同時に陸上自衛隊に入隊。ヘリコプター・パイロットとして勤務。その後、陸上幕僚監部防衛課長、中央即応集団副司令官、統合幕僚監部防衛計画部長、第7機甲師団長、統合幕僚副長などを歴任、2015年東部方面総監を最後に退官。

米海兵隊大学(1996年)で軍事学修士、米国防大学(2003年)で国家資源戦略修士を取得。著書として『トモダチ作戦の最前線:福島原発事故に見る日米同盟連携の教訓』(2019年、日本防衛学会猪木正道特別賞受賞)、『米国防大学に学ぶ国家安全保障戦略入門』(2023年9月)がある。

DIMEレポート