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ウクライナ「蜘蛛の巣作戦」に見る無人戦力と特殊作戦 ―特殊作戦での視点で読み解くドローン脅威と対処―

背景に「蜘蛛の巣作戦」の映像を入れ込んだ「ウクライナ保安庁(SBU)」のリクルート用ポスター
【出典】ウクライナ保安庁(SBU)公式X:
https://x.com/ServiceSsu/status/1929553846205812742

2025/06/18 NSBT Japan 編集部
ドローン ロシア 欧州
NSBT Japanアナリスト 辻 一平 1.評価全般無人機が変える戦場2025年6月1日、ウクライナによるロシア国内への大規模なドローン攻撃が実行された。「蜘蛛の巣(スパイダー・ウェブ)作戦」と呼ばれる本作戦は、ロシア領内にある5か所(ウクライナ側発表)の空軍基地を同時に攻撃したものであり、世界にも驚きをもって伝えられた。これらの基地は、ロシアの国土の中でも奥深くに位置する軍事拠点であるが、それが117機ものFPV(一人称視点)型のドローンにより一斉攻撃され、そのドローンの数百倍から数千倍の価格はするであろう巡航ミサイル搭載機や早期警戒機が破壊されたからだ。筆者の視点から見れば、これは紛れもない無人戦力による特殊…

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執筆・監修

辻一平(つじ いっぺい)

Analyst
元陸上自衛隊 特殊作戦群

小部隊戦術、暗所・夜間戦術、市街地戦、特殊作戦および関連装備に精通。目的型組織の構築や自立型人材の育成にも専門的知見を有し、現在は海外における作戦動向、部隊運用、先端装備に関する戦術的・技術的分析と評価を担っている。