月面を巡る米中競争とその未来: 日本に期待される役割
中曽根平和研究所 研究顧問長島 純 2025年8月27日、米国の宇宙企業スペースX(SpaceX)は、完全再利用型の大型打ち上げロケット「スターシップ(Starship)」の10回目の試験飛行を成功させた。これは、火星を含む多くの惑星への移住計画を目指す同社にとって、過去5回の失敗を超えて、重要な打ち上げ飛行データを取得する上で大きな一歩となった。そして、失敗を恐れず、試行錯誤を重ねながら改良を加速させるスペースXの勇往邁…
中曽根平和研究所 研究顧問長島 純 2025年8月27日、米国の宇宙企業スペースX(SpaceX)は、完全再利用型の大型打ち上げロケット「スターシップ(Starship)」の10回目の試験飛行を成功させた。これは、火星を含む多くの惑星への移住計画を目指す同社にとって、過去5回の失敗を超えて、重要な打ち上げ飛行データを取得する上で大きな一歩となった。そして、失敗を恐れず、試行錯誤を重ねながら改良を加速させるスペースXの勇往邁…
中曽根平和研究所 研究顧問長島 純 米中対立に見られる国際情勢の複雑化、人口動態の変動や産業構造の高度化などの社会経済構造の変化は、安全保障における経済分野の重要性を浮き彫りにしました。それは、安全保障の視点で経済施策を進める経済安全保障[1]として、日本だけでなく、国際社会全体が直面する問題そのものです。果たして、経済上の共通のリスクに対しては情報共有や規制基準の調整を協調的に行なうことを通じて…
中曽根平和研究所 研究顧問長島 純 不自由な現代あなたは毎日の生活が忙しくなるにつれて、何かに追われるかのように走り続けている感じがしませんか。技術の進化によって利便性が高い環境に慣れてしまうと、短い時間の中で満足できる結果や成果を求めることに貪欲になるからではないでしょうか。そのことは、人々の幸福感や充実感を高めるよりも、日々の多忙感を増大させることになり、じっくりと物事を考える時間も取れないとい…
未来は今にある[1]:軍事費は未来への投資~NATOのコミットメントから見えるもの~ 中曽根平和研究所 研究顧問長島 純 増え続ける軍事費現在、世界で軍事費(Military Expenditures)が急増している[2]。東西冷戦の終焉以降、世界は大国間の戦争の可能性が遠ざかったとして、軍事力へ投資してきた予算、人員、技術を民生部門に振り向けることになった。それは、平和の配当と呼ばれ、西側諸国では国防予算の減少という形で…