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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. ロシア、ウクライナ侵略で新型極超音速巡航ミサイル使用か

    ウクライナのアナリストらは、3月25日にキーウ上空でミサイル防衛システムによって迎撃されたミサイルが、極超音速巡航ミサイル3M22ジルコンであると発表した。Defense Expressが入手した諜報文書によると、迎撃されたミサイルの残骸を調べた専門家らは、ロシアが発射した3M22ジルコンが極超音速用ラムジェットエンジンを…
  2. ロシア軍、ウクライナ軍の通信衛星を妨害

    ワシントン・ポスト紙が「ウクライナ軍のスターリンク(Starlink)へのアクセスを妨害するロシア軍の試みは、これまで知られていた以上に成功している」と、独自に入手したアメリカ諜報機関の極秘資料を基に報じた。当該資料によると、ロシア軍は自国の衛星を保護する目的で開発したプログラムを利用し、スターリンクの衛…
  3. 【企業情報(開発)】欧州の大手防衛企業4社が「次世代主力戦車」製造に向けベンチャー会社を設立

    欧州の大手防衛企業4社はドイツとフランスが共同で進める次世代の「陸上主力戦闘システム(Main Ground Combat System:MGCS)」を開発するために共同プロジェクト会社を設立することを発表した。
  4. ロシア企業、新型ドローンを公開

    ロシアの無人航空機開発企業ザラエアログループ(ZALA Aero Group)は、アイテム55(Item-55)またはイズジェリェ55(Izdeliye-55)と呼ばれる新型ドローンを公開した。ドローンのスペックに関する詳細は明らかにされていないが、写真等の情報からこのドローンがこれまでのドローンに見られない特徴を備えていることが明ら…
  5. 【企業情報(契約)】米ガルビオン社がNATO諸国から弾道ヘルメット125,000個を受注

    統合ヘッドシステムおよびインテリジェント・パワー、データ管理ソルーションの分野をリードする米ガルビオン(Galvion)社は、このたびNATO支援調達庁(NSPA)のフレームワーク契約を通じて、「Batlskin Caiman®システム」の新規受注を3件獲得した。これらの新規受注と、以前発表されたノルウェー、フィンランド、スウェ…
  6. 【企業情報(契約)】デンマークがアルゼンチンにF-16戦闘機24機を3億ドルで売却

    去る4月16日、デンマークのスクライドストラップ空軍基地にて、デンマーク空軍が保有する中古のF-16戦闘機24機を3億ドル(約460億円)でアルゼンチンに売却する契約が締結された。
  7. どうなるロシア選挙後のウクライナ侵略

    2024年3月15日午前8時から始まったロシア大統領選の投票は、17日にウラジーミル・プーチン大統領(71)が圧勝するという結果に終わった。公式発表によれば、投票率77.44%、得票率は87.28%だ。最初からプーチン大統領の圧勝は明らかだった。今回の選挙ではロシア国民がプーチン体制とその政策を支持していると示すことが…
  8. ロシアの滑空爆弾がウクライナ防衛線を破壊

    2024年3月以来、ロシア軍はウクライナの防衛線を破壊するために強力な爆弾を使用し続けている。この超強力な兵器は、ソ連時代の旧式爆弾を滑空式に改造したものだ。   爆弾は「FAB-1500」と呼ばれ、総重量約1.5トンの半分は高性能爆薬である。この爆弾は、ウクライナ軍の防空網の範囲外である38マイル(約60km)離れた…
  9. 紅海で起きている海底ケーブルの危機とは

    現在、紅海で発生している危機は、商船に対するフーシ派の攻撃とイランの代理戦略によって明確に浮き彫りになった。ただ、紅海の海底ケーブルへの意図的な損傷と、それが世界経済および欧州連合(EU)における米国同盟国の経済安全保障に与える影響については、あまり注目されていない。 紅海の海底ケーブルの戦略的重…
  10. 英国企業、IRステルス装備を開発

    英国キャリントン・テキスタイルズ社が、最新の対赤外線テクノロジーを使用した「IRステルス装備」を発表した。この革新的な装備は、兵士の安全を確保するために熱源を管理する特殊機能を備えており、戦場での赤外線(IR)センサーによる兵士の探知を困難にする。 発表されたIRステルス装備は、米国の繊維材料メーカー…
  11. 英陸軍、小銃用ドローン照準器を装備化

    英陸軍は、人工知能(AI)を活用して敵のドローンを撃墜する新技術の導入を開始した。 英国コルチェスターの第16空中強襲旅団戦闘団は、初めてドローン用照準器「スマートシューター(以下、SMASH)」を正式に装備した部隊である。現在、戦闘団の兵士はSMASHの効果的な運用法の訓練を受けている。 旅団の訓練を担当…
  12. 新NATO加盟国スウェーデンの軍事力

    スウェーデンは2024年3月7日、トルコ、そしてハンガリーとの長い外交交渉を経て、ついに北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。スウェーデンの加盟承認書は、同盟の寄託機関であるアメリカ政府に提出され、翌週(3月11日)にはベルギーのブリュッセルにあるNATO本部にスウェーデン国旗が掲げられた。NATOのイェンス・ストル…
  13. ウクライナ侵略で露軍ミサイルの性能が明らかに

    ロシア軍はウクライナ侵略開始以降、極超音速ミサイルを実戦投入しており、ロシアの運用するミサイルにはウクライナや他の西側諸国も注目している。戦場から収集された生の情報はミサイルの性能をより詳細に明確化し、それはロシア側の公式の発表と比べ大きく劣っている可能性が指摘されているのだ。他方で、ロシア軍は実…
  14. 「タウルス」はウクライナへ供与されるのか

    ドイツのオラフ・ショルツ首相は2024年3月13日、議会において、ウクライナに長距離ミサイル「タウルス」を供与しないと再度明言した。ショルツ首相は「慎重な決断は弱点ではなく、決断はドイツ国民が行うべきだ」と述べた。 2023年5月末、ウクライナはNATOで最も強力な長距離ミサイルの1つである「タウルス」の供与をド…
  15. 米国、超音速ミサイル開発で中露に後れ

    極超音速ミサイル開発・配備において米国は中国、ロシアに後れを取っている可能性が高い。特に中国の開発速度は凄まじく、米国を凌いでいるとみられる。国家航空宇宙情報センター(National Air and Space Intelligence Center)のジェフェリー・マコーミック(Jeffrey MacCormick)上級諜報アナリストによると、中国は過…
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