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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. ドイツ、H145M軽攻撃ヘリコプターを大量発注

    ドイツとエアバス社は、82機のH145M軽攻撃ヘリコプターの契約を結んだ。航空機としては過去最大の発注数である。 エアバス社の広報担当者は、H145Mの価格や搭載される可能性のある兵器に関して、「当社が開示することを禁じられている」と述べた。契約金額についても明らかにしなかったが、ドイツが23億ドル(3,358億円…
  2. スペインの新宇宙機関は想像以上に大きな存在になっている

    スペインは新宇宙機関であるスペイン宇宙庁(Agencia Espacial Española:AEE)を設立した。自国の宇宙開発の管理、調整、そして最も重要な促進、推進を同庁が担うことになる。 スペインの宇宙産業への取り組みは、スペーステック企業の規模や公的予算を考慮すると、経済の非常に重要な部分を占める。スペインではまだ…
  3. 【企業情報(開発)】英BAEシステムズが対ドローン兵器を搭載した多目的装甲車両のテストに成功

    英BAEシステムズは、先日行われた実弾射撃試験で、多目的装甲車両(AMPV)に搭載する対無人航空機システム(C-UAS)のプロトタイプのテストに成功したと発表した。 ムーグ社と共同開発した対無人航空機システムのプロトタイプは、アリゾナ州キングマンのビッグサンディ射撃場で行われた「現実的な戦場シナリオ」を想定…
  4. 【企業情報(契約)】SAABがUAEと「警戒管制システム」に関し1億9,000万米ドルの契約を締結

    スウェーデンの航空・防衛企業であるSAABはアラブ首長国連邦(UAE)と1億9,000万米ドルの3年契約を締結し、空中早期警戒管制(AEW&C)ソリューション「GlobalEye」を提供すると発表した。
  5. ウクライナ軍、電子戦に新たな取り組みを採用

    2022年2月に始まったウクライナ侵攻から23ヶ月が経ち、ロシア・ウクライナ双方の電磁波の領域での戦いが注目されつつある。2023年11月上旬にはインターネット上にウクライナ軍のドローン(無人機)が集合住宅の屋根に設置されたアンテナ3本に狙いを定め、ドネツク近郊の東部前線におけるロシア軍の「ポール21(Pole 21)…
  6. 【企業情報(開発)】エストニアが欧州海軍向けの半自律船の開発に着手

    エストニア政府と同国の造船会社Baltic Workboats社は、ヨーロッパ諸国の海軍向けとなる半自律型船舶プロトタイプを開発する4年間のプロジェクトを開始した。 欧州連合(EU)に加盟する10か国において23の企業と研究機関が協力し、欧州防衛基金(European Defence Fund:EDF)が共同出資する中では最大規模の国境を越え…
  7. 【企業情報(契約)】ラインメタルがスペインと軍需品に関する大型契約を確保

    ウクライナ戦争により欧州が軍需危機にある中、スペインは「Rheinmetall Expal Munitions, S.A.U.」(独ラインメタルがスペインのエクスパル・システムズを買収して設立)との間で、120mm弾薬、照明手榴弾、発煙手榴弾などの爆発物資の調達に関し、467万ドル(約6億7000万円)相当の大型契約を締結した。
  8. 米国と欧州とのAI "協力 "はイノベーションを阻害する

    現在、人工知能(AI)に関して、2つの世界がある。 1つは、大規模な言語モデル開発者、オープンソースソフトウェアのコーダー、そしてAIのアプリケーションを開発する投資家たちによる競争だ。こうした競争にはベンチャー企業だけでなく、伝統ある大企業やあらゆる大手グローバル企業が参加している。多くの企業は米国…
  9. ロシアと中国が米国の休日に不審な動き

    2016年に設立したレオラブス(LeoLabs)社。天候に影響を受けず宇宙空間の物体を観測し、リアルタイムのマッピングによる可視化や、衝突を予測するシステムなどを開発している。現在は米国やコスタリカなど4拠点で6つのレーダー装置を運用する、宇宙モニタリングの新興企業である。宇宙開発企業の米スペースXや英宇宙庁な…
  10. 【企業情報(契約)】ラインメタルが赤外線デコイで5,000万ユーロの契約を受注

    ドイツ連邦軍(Bundeswehr)は独ラインメタルに対し、赤外線追尾ミサイルから航空機を保護するための妨害装置である「赤外線デコイフレア」を大量に発注した。ドイツ軍は、ラインメタルより実証済みの「Birdie」製品群から47万個以上のデコイを調達できるようになった。契約期間は2023年12月から2029年12月までで、契約額…
  11. ロシア兵、北朝鮮の砲弾に苦情

    ウクライナで戦闘中のロシア軍は最近、北朝鮮から供給された砲弾に不満を漏らしている。北朝鮮製砲弾は突然砲兵部隊に渡されたものの、射撃において特に重要な射表(射撃距離に対する俯角を示す表)も欠けており、「同じ型番でも大きな誤差がある」と多くの砲兵部隊から報告されている。 性能不良の原因を究明するため…
  12. 【企業情報(契約)】ロールス・ロイスが台湾のエバー航空を新規顧客として迎える

    英ロールス・ロイスは2024年1月12日、台湾の航空会社エバー航空とエアバスA350-1000型機18機に搭載されるロールス・ロイス・トレント「XWB-97」エンジン36基の「トータルケア」メンテナンス契約を締結したことを発表した。この契約により、エバー航空は、航空機のサービスとメンテナンスにかかるコストを予測できるように…
  13. ロシア、世界の武器市場での地位が弱体化

    最近のウクライナ情勢とロシアの軍事作戦は、政治情勢を塗り替えただけではない。世界の武器市場にも大きな影響を与えている。ロシアは長い間、国防分野において注目を置かれてきたが、政治的状況だけでなく新たな現実に適応するための技術的・経済的課題によって、急速にその足場を失いつつあるのだ。 2010年から2021…
  14. ロシア軍ドローン、ウクライナの携帯ネットワークを利用

    ロシア軍が使用している攻撃ドローンの「シャヘド‐136(以下、シャヘド)」は、ウクライナ用のSIMカードと通信モデム(デジタル/アナログ変換IC)を搭載しており、これを利用しウクライナの携帯ネットワークを通じてドローン攻撃を行っているようだ。 このシャヘドは夜間攻撃用に黒色に塗装されており、2022年の10月か…
  15. 「素早い」作戦計画の策定に必要なこととは

    ウクライナ戦争等の戦訓において素早い作戦計画の策定が大きな注目を浴びている。ウクライナ戦争では、ウクライナ軍がロシア軍に対し圧倒的に兵力の差があるにもかかわらず、ロシア軍に対して同等に戦っているが、その理由の一つがこの素早い作戦計画の策定にある。
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