NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. ロシア衛星、西側衛星に接近

    カリフォルニアのスタートアップであるスリングショット・エアロスペース(Slingshot Aerospace)は、ロシアの人工衛星が意図的に西側の衛星に接近していることを観測した。米国をはじめ西側の運用者の間では情報漏洩などの懸念が広がっている。 接近したロシアの衛星は、ルーチ(Luch-5X)あるいはオリンプK(Olymp-K-…
  2. スペイン企業、準軌道ロケット打ち上げに成功

     スペインの宇宙開発企業PLDスペース(PLD Space)は、欧州初の準軌道(サブオービタル)ロケット(Suborbital rocket)の打ち上げを行った。目標とする高度には届かなかったものの、同社は打ち上げに成功したと発表している。  2023年10月6日、PLDスペース社のロケット、ミウラ1(Miura 1)がスペイン南西部のエル…
  3. オーストリアC-130の後継にエンブラエル社のC-390を選択

    オーストリアは老朽化した戦術輸送機C-130ハーキュリーズの後継機として、エンブラエル社のC-390ミレニアムを選定した。 オーストリアのクラウディア・タナー国防相は、C-390ミレニアムを4機購入する予定であり、オランダとの共同発注も検討していると述べた。新型ジェット機の発注は2024年前半に契約する予定だとして…
  4. 米国、ウクライナへ劣化ウラン弾を供与

    米国は2023年9月6日、10億ドル(約1,470億円)に及ぶ追加軍事支援の一環として、ウクライナへ劣化ウラン弾を供給すると発表。この弾薬は米国製エイブラムス戦車から発射でき、第一弾が先日ウクライナへ到着したところだ。しかし、劣化ウラン弾の供与に関しては物議を醸している。 核燃料や兵器を製造する過程で、核分裂…
  5. 英国、ミサイル発射可能なドローン発表

    英国陸軍はレーザー誘導ミサイルを発射できるジェットエンジンのドローンを発表。このヒドラ(Hydra) 400と呼ばれる無人航空機(UAV)は、ロンドンで開催された展示会DSEI2023(Defence and Security Equipment International)で紹介された。 防衛省によると、この最新鋭機は、ミリ波レーダーとセミアクティブ・レーザ…
  6. エストニアとラトビア、ドイツ製防空システムを購入

    アメリカの安全保障および防衛ニュース出版社であるDefense Postは2023年9月12日、ドイツ・ローテンバッハにあるディール防衛開発センターにて共同契約の調印式が行われ、エストニアとラトビアがドイツ製防空システム「IRIS-T SLM」を購入したと報じた。 今回エストニアとラトビアが共同で購入したのは、ディール・ディ…
  7. ドイツ、防衛輸出で韓国に「NATO」資格を付与

    ドイツ政府が韓国に対し、防衛装備輸出手続きについてNATO加盟国と同等の資格付与を検討している。承認されれば、韓国への輸出はドイツ連邦輸出管理局(BAFA)の承認が不要となる。韓国防衛事業庁(DAPA)は「輸出規則(経済政策)を管理するドイツ連邦経済技術省(BMWK)の承認を早急に得る予定だ」と発表した。  現…
  8. ポーランド、装備品購入のため韓国へ追加融資要請

    ポーランドはウクライナ侵略以降、急速に軍備の近代化を進めている。長らくロシアの脅威にさらされてきたが、ウクライナ戦争によってより現実味を帯びたからだ。2022年にはポーランドは韓国からK2戦車を1,000両、K9自走榴弾砲700両、FA-50軽戦闘機48機を購入した。 2023年8月、ポーランドは韓国から新しい軽偵察車両(…
  9. ポーランド、韓国MLRS「チョンム」初号機受領

    ポーランド軍需庁は2023年8月21日、韓国のハンファ・ディフェンス社から最初の多連装ロケットシステム(MLRS)「チョンム」を受領したと発表。このシステムは、今回ポーランドが供給したジェルチ軍用車両3両にハンファ・ディフェンス社製のロケットランチャーを搭載したシステムである。搭載用の車両は5月初旬にポーランド…
  10. ウクライナが採用した最新の地雷探知技術

    最近あるSNSで、ウクライナ国内に敷設されたロシア軍の地雷を発見する画期的な方法が紹介された。ドローンに搭載された赤外線カメラで、日中に蓄熱され高温になった地雷を外気温が低下する夕方に撮影し、放熱している地雷を探知する方法である。この方法はこれまでも提案されていたが、実際にウクライナ国内で実施され、…
  11. 米・英・豪、早期警戒機共有化の狙い

    Air & Space Forces誌によると、米・英・豪の空軍参謀長は、相互運用可能な早期警戒機(E-7ウェッジテール)の飛行隊を新編し、共同で維持、運営することに合意した。   3か国の空軍は、重複する調達要求やそれに起因する設計の差異を最小限に抑え、装備化を加速させる予定である。3か国共に現用の早期警戒機の退役が迫…
  12. インドのエンジン開発、パートナーにフランス企業

    インドのナレンドラ・モディ首相は、2023年7月14日のフランス革命記念日祝賀会に主賓としてエマニュエル・マクロン大統領に招待された。これに先立ち、フランス海軍のラファール戦闘機26機とスコルペヌ級潜水艦3隻の購入に合意。またマクロン大統領はフランスの防衛大手企業であるサフラン社に対し、インドの双発先進多用…
  13. ウクライナ軍、ドローン運用能力を強化

    ウクライナ政府は今年に入ってからドローンの積極的活用に一層力を入れている。2023年1月にはドローン部隊を創設、3月にはドローンの輸入に関する規制を緩和し、調達数の増加を図っているのだ。 2023年3月の規制緩和前は、例えばGPSやサーマルカメラの輸入には最大15日程度かかっていたが、規制緩和後はドローンに搭載…
  14. SAAB社、オランダの潜水艦入札に参加

    オランダ海軍は現在、セイウチ級潜水艦(Walrus-class submarines)4隻のアップグレードを検討している。これに名乗りを上げたのが、スウェーデンの航空機・軍需品メーカーであるSAABだ。SAABはオランダ国防省(MoD)への入札提出期限である2023年7月28日に代替案を提出。オファーには最新のイノベーションと技術を備えた4…
  15. 増加するロシアへのドローン攻撃

    ロシア当局は2023年8月1日、モスクワの高層ビルが2日間で2回のドローン攻撃を受けたと発表。また同日、ロシア国防省は、黒海のロシア海軍艦船を攻撃しようとした無人攻撃艇3隻を破壊したとも発表した。ウクライナ国防省はロシアへのドローン攻撃に関して何も明言していない。  7月30日、ゼレンスキー大統領はビデオ演…
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