NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. ロシアのロスエレクトロニクス社、ステルス新素材開発の成功を発表

    2023年3月30日、ロスエレクトロニクス社(ロシア国営ロステック・ホールディングを構成する企業の1つ)は、広帯域の電波を吸収できる新素材のプロトタイプを開発したと発表した。新素材は、金属コアのガラスフィラメントをベースにした薄い層状の素材で、航空機の部品に使用される可能性がある。この種類のステルス素材…
  2. ロシア経済の今後は不透明

    ウクライナ侵略の影響により、ロシア経済は厳しい局面を迎えつつある。一方でロシアとの関係維持・強化によってロシア経済を支える動きもある。ロシア経済が今後どのような状態になっていくのかは不透明だ。  ウクライナ侵略のためにロシアは軍備の拡大を進めている。しかし市民を軍へ動員することにより、その弊害と…
  3. ウクライナ軍が高性能段ボールUAVを運用中

     UAVはウクライナの戦闘において重要な兵器として常識となっている。2020年のナゴルノ・カラバフ紛争ではアゼルバイジャン軍がUAVを大量に作戦投入し、短時間でアルメニア軍を制圧したため、世界は大変驚いた。しかし、ウクライナの戦場においてUAVは日常的な作戦の一部となっている。対峙する双方がUAVにより上空から監…
  4. 防衛予算GDP比2%を達成したNATO加盟国は7カ国に過ぎない

    防衛予算をGDP比の2%以上確保したのは、NATO全加盟国のうち、わずか7カ国に過ぎない。NATOによる防衛態勢の整備・拡充の議論が進展する一方、欧州諸国の足並みは依然として揃っておらず、NATO加盟国間の認識の差異が露呈している。  NATOに加盟する30カ国の中でGDP2%以上の防衛予算を達成したのは、米国、英国、ギリ…
  5. ロシアがろ獲した米国兵器のリバースエンジニアリングを行なうイラン

    ロシアはウクライナの戦場でろ獲した西側の最新兵器を同盟国のイランに送っており、イランは米国製兵器のリバースエンジニアリングを実施している可能性がある。ウクライナは米国から数十億ドル相当の兵器を受け取っており、その中には大量のFGM-148ジャベリンとFIM-92スティンガーが含まれている。 米軍とNATO軍の当局…
  6. フィンランドとスウェーデン両軍が共同でSako社から小火器契約を締結

    フィンランド国防軍とスウェーデン国防軍は2023年3月27日、Sako社(フィンランド、リヒマキ)において小火器調達に関する共同協定を締結した。  Sako社CEOのライモ・カルヤライネン氏は協定セレモニーにおいて「スウェーデン国防軍とフィンランド国防軍には、弊社(Sako社)との協力関係、信頼に感謝します。今回の合…
  7. イランのサイバー攻撃を受けて米国がアルバニアに「ハント・フォワード」チームを派遣

    米国のサイバーコマンド(U.S. Cyber Command)は2023年3月23日、サイバー国家任務部隊(CNMF)がアルバニアの部隊と共同でハント・フォワードチームを展開し、3カ月間活動していたと声明にて明らかにした。この活動はイランによるアルバニア政府システムへのサイバー攻撃を受けたもので、ネットワークの弱点やハッキング…
  8. 英国アエラリス社、新明和工業株式会社とデジタルエンジニアリング分野での提携を発表

    英国の軍用航空機メーカーであるアエラリス社(Aeralis)は2023年3月14日、幕張メッセで開催された総合防衛展示会「DSEI Japan」にて、日本の新明和工業株式会社(以下、新明和)と提携することを発表した。両社は、航空機の設計・製造におけるデジタルエンジニアリング・プロセスの導入でベストプラクティスを確立するた…
  9. ウクライナ侵略、戦局を変えた3つの兵器

    2022年2月24日、ロシアのプーチン大統領がウクライナに軍を派遣したとき、世界のほとんどの人はロシア軍がすぐに勝利すると予想していた。しかし、ウクライナ軍の士気の高さ、優れた戦術、そして支援国からの強力な武器の提供など様々な要因によって、ロシア軍の勝利はいまだに実現していない。  最近(2023年2月)西…
  10. ウクライナ侵略は何故起きたのか?プーチンの外交戦略とハイブリッド戦争

    第7回目のパンドーラーの希望は、ゲストに慶応義塾大学教授の廣瀬陽子様をお招きし、 プーチンの外交戦略から何故ウクライナ侵略が行われたのか、ロシアの西側諸国への外交戦略そして、今後の日本が取るべき安全保障戦略について議論します。
  11. 日英伊、「DSEI Japan」にてグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)を大々的にPR

    2023年3月15日~17日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催された総合防衛展示会「DSEI Japan」にて、日英伊で進めるグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)を紹介する専用ブースが設けられていた。専用ブースには、次期戦闘機の模型が設置されたほか、同プログラムに参加する各国の企業(日本:三菱重工業・IHI・三菱電機、英…
  12. サウジアラビアが英国主導の第6世代戦闘機開発に参加表明

    2023年3月1日、英国のベン・ウォレス国防相とサウジアラビア王国のハリド・ビン・サルマン国防相は、2国間の新たな軍事協力として英国が主導する将来戦闘航空システム(FCAS)計画にサウジアラビア(サウジ)も参加することを発表した。この協定には将来の航空作戦に関する共同構想の策定、必要となる能力の提供、関連技術…
  13. ウクライナ親ロシア派がエイブラムス破壊法を公開

    米国がウクライナに供与を決定したM1A2エイブラムス戦車(エイブラムス)を、どのように無力化(破壊)するかについて解説した興味深い動画がネット上に公開されている。 エイブラムスは、過去の戦車戦において敵なしである。「エイブラムス撃退ビデオ」は親ロシア派集団「ライバー」によって制作された。  ビデオで…
  14. ロシアはイラン、北朝鮮、中国による軍事支援の拡大を必要としている

    ロシアはウクライナ侵略のため、北朝鮮、イラン、そして中国からのさらなる軍事支援を必要としている。一方、西側諸国によるウクライナへの支援は遅れが目立っており、ウクライナの防衛を困難にする恐れがある。  イェンス・ストルテンベルグNATO事務総長(Jens Stoltenberg)は2023年2月28日、北欧労働運動協力委員会…
  15. 世界最大規模の総合防衛展示会「IDEX2023」レポート(ロシアパビリオン)

    ロシアパビリオン内では銃器メーカーのカラシニコフ社、国営兵器輸出会社ロスオボロネクスポルト社、防空システムメーカーのアルマズ・アンテイ社等の8社が出展。今回のロシアパビリオンは、IDEXと同時開催で行われていた海関連の装備品に特化した展示会「NAVDEX」の会場付近にある独立した建物内にて目立たない形で出展…
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