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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. 米海軍、高ステルス潜水艦を開発中

    米海軍はステルス性能を飛躍的に高めた潜水艦を開発している。磁気流体力学という手法を推進力に用いることで、事実上、探知不可能となる可能性がある。 磁気流体力学では、水銀など電気伝導性を持つ流体が磁場の中を運動することで新たな磁場、電流が働くことを利用した、電場、磁場の相互干渉による流体運動を動力源…
  2. 米海軍、海上発射型核巡航ミサイルを開発中

    海洋発射核巡航ミサイル(SLCM-N)は、潜水艦から発射する潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)ではなく、水上艦や攻撃型潜水艦(SSN)から発射される巡航ミサイルである。 米国は冷戦時代、SLCM-NをSSNに搭載して配備していたが、米国のほとんどの戦術核兵器とともに運用から外され、最終的には2010年までに退役した。 …
  3. 米国、2025年に軍事衛星の軌道上での整備ミッションを計画

    米国では2025年を目標に、地球上空約36,000kmにある静止軌道上のロボット衛星を軍事衛星とドッキングさせ、新しい画像センサーを宇宙船に取り付ける計画が進行中だ。 国防高等研究計画局(DARPA)と米国海軍研究所(NRL)が開発したロボットアームを搭載した整備ビークルは、搭載物を衛星の打上げアダプターリングに接…
  4. 米海軍の大型軍艦は時代遅れなのか

    戦争は常に進化している。戦術や装備は、時に早く、時にはゆっくりと移り変わっていく。 F-117ナイトホークは、世界初の運用可能なステルス航空機のひとつだった。ところが戦争の進化が速すぎたため、段階的に廃止された。運用期間は20年と決して長期間ではなかった。 時代の変化とともに、すべての軍事装備は最終…
  5. 米ヘルメウス社、極超音速無人機計画を発表

    米国の極超音速航空機開発メーカーであるヘルメウス社は、新高速無人機「クォーターホース Mk1」を発表した。 クォーターホース Mk1は、GEエアロスペース社のJ85エンジンを搭載した無人航空機である。この試験機の目標は、極超音速(マッハ5)の達成ではなく、将来の極超音速機にとって重要な能力である高速離着陸技術…
  6. 米軍、兵站計画へのAI利用を検討

    米軍は、兵站計画の作成に生成AIの利用を検討している。これまでのところ、生成AIの利用はある程度の有用性が確認されており、将来的に人間の負担を減らしつつ、より効率的な兵站を可能にするとみられている。 米軍は生成AIの軍事利用を積極的に進めており、中でも兵站の領域は生成AIが大きく貢献できる可能性を持つ。…
  7. 【企業情報(契約)】米ガルビオン社がNATO諸国から弾道ヘルメット125,000個を受注

    統合ヘッドシステムおよびインテリジェント・パワー、データ管理ソルーションの分野をリードする米ガルビオン(Galvion)社は、このたびNATO支援調達庁(NSPA)のフレームワーク契約を通じて、「Batlskin Caiman®システム」の新規受注を3件獲得した。これらの新規受注と、以前発表されたノルウェー、フィンランド、スウェ…
  8. 米海軍、2026年に海上でマイクロ波ドローン兵器をテストへ

    米海軍の2025会計年度予算文書によると、米海軍は早ければ2026年に高出力マイクロ波プロトタイプシステムを艦艇に搭載する計画だという。 このシステムは、2026年に艦船に搭載する予定の指向性エネルギー兵器システムのプロトタイプを開発している米海軍のプロジェクト「METEOR」によるものだ。予算書によれば、「METEO…
  9. 米オービット・ファブ社、宇宙軍に衛星給油ポートを初出荷

    人工衛星に燃料を補給するための宇宙貯蔵ステーションを開発している米国オービット・ファブ社(本拠地、コロラド州)は、同社が開発した燃料インターフェースが飛行証明を取得し、宇宙軍を含む顧客に出荷する準備が整っていると発表した。 同社のRapidly Attachable Fluid Transfer Interface(RAFTI)は人工衛星に取…
  10. 【企業情報(契約)】ロールス・ロイスがNASAと電力変換開発契約を締結

    ロールス・ロイスが4月22日、クリーブランドにある米航空宇宙局(NASA)のグレン研究センター向けに先進的な閉鎖型ブレイトンサイクル(CBC)装置を開発するため、100万ドル(約1億5400万円)の契約を獲得したと発表した。12か月の契約期間にわたって、ロールス・ロイス・リバティワークスは、宇宙ベースの次世代小型核リ…
  11. 米陸軍、人間とロボットの統合部隊創設を計画

    米陸軍は現在、人間とドローンを統合した新たな部隊の設立を進めている。人間が従来担っていた役割の一部をドローンが代替し、少数で複雑な作戦行動を完遂できる能力の獲得を目指しているのだ。 最新のドローンでは、単独で空中からの偵察、爆撃、あるいは地上での銃撃戦などを行うことが可能だ。現在取り組んでいるの…
  12. F-15EX配備にむけ飛行試験を実施

    今年後半に運用開始が予定されている戦闘機F-15EXの飛行試験が、最初の運用部隊となる予定のオレゴン空軍州兵(Oregon Air National Guard)によって実施され、搭乗したパイロットらはこの戦闘機の性能を絶賛した。 オレゴン空軍州兵はF-15EXの旧世代型であるF-15Cを運用している。F-15EXは一般的な戦闘機の約4倍の29,5…
  13. 【シンクタンク情報】米ロスアラモス国立研究所がAI向けのスーパーコンピューターを発表

    米エネルギー省(DOE)傘下の国立研究機関ロスアラモス国立研究所(LANL)は、去る4月15日(米中部時間)、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)およびNVIDIAと共同で、最新スーパーコンピューターである「Venado」を設置したと発表した。 「Venadoは、国家安全保障と基礎研究を推進する最先端のスーパー…
  14. 中国、早期警戒機の高性能化を推進

    長年にわたり、米海軍のE-2Dホークアイ(以下、ホークアイ)は早期警戒機(AEW)として、脅威を発見し、偵察するために活躍してきた。 見通し外の海上監視能力がネットワーク化されていることにより、広範囲の敵脅威を早期に発見することが可能だ。早期発見により、防衛や対処の準備時間を確保できるため、戦闘において…
  15. 【シンクタンク情報】米CSISが「アーミテージ・ナイ・レポート2024」を発表

    米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が去る4月4日、日米同盟に関する報告書「より統合された同盟関係への移行(The U.S.-Japan Alliance in 2024: Toward an Integrated Alliance)」(いわゆる「アーミテージ・ナイ・レポート」)を発表した。
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