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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. ハーバード大学、量子コンピューターの画期的な実験に成功

    米ハーバード大学を中心に、クエラ・コンピューティング(QuEra Computing)社、メリーランド大学、マサチューセッツ工科大学などの研究者グループが、量子コンピューターの運用で最大の課題とされる計算エラーの克服につながる実験に成功。英科学雑誌『ネイチャー』に発表した。米国国防高等研究計画局(DARPA)は開発資…
  2. ロシアと中国が米国の休日に不審な動き

    2016年に設立したレオラブス(LeoLabs)社。天候に影響を受けず宇宙空間の物体を観測し、リアルタイムのマッピングによる可視化や、衝突を予測するシステムなどを開発している。現在は米国やコスタリカなど4拠点で6つのレーダー装置を運用する、宇宙モニタリングの新興企業である。宇宙開発企業の米スペースXや英宇宙庁な…
  3. 【企業情報(提携)】米パランティアがイスラエルとの戦略的提携に合意

    軍に人工知能(AI)モデルを提供している米データ分析企業のパランティア・テクノロジーズは、イスラエル国防省と戦略的パートナーシップを結び、同国の戦争に役立つ技術を提供することで合意した。 同社のジョシュ・ハリス上級副社長によると、同合意は1月11日にテルアビブで行われたイスラエル国防当局者とパランティ…
  4. 米軍、中距離精密打撃ミサイルを取得

    米陸軍は、従来の地対地ミサイルATACMS(Army Tactical Missile System)の代替として精密打撃ミサイル(Precision Strike Missile, PrSM)を取得した。精密打撃ミサイルの開発は陸軍の最優先プログラムの1つであり、2017年に策定された近代化ポートフォリオの中に含まれている。 調達・兵站・技術を担当するダグ・ブッ…
  5. 【企業情報(契約)】米NanoGraf社が軽量バッテリーに関し米陸軍と1,500万ドルの契約を獲得

    次世代リチウムイオン電池の開発メーカーである米NanoGraf社は、2024年1月10日、米陸軍戦闘能力開発司令部C5ISRセンターより最大1,500万ドル(約21億円)相当の契約を獲得したと発表した。同契約は、商用技術を活用した先進標準バッテリー群(FAStBat)の開発に焦点を当てた国防イノベーション・ユニット(DIU)による取り…
  6. 宇宙資産の取得に関する問題(12月)

    まず、最初に、今回宇宙資産の取得に関する問題を取り上げた理由を示しておきたい。宇宙技術は、とりわけ商用分野において急速に発展している。一方、宇宙領域においては、中国やロシアによる衛星攻撃兵器(ASAT)の脅威増大や宇宙デブリの増加により、商用を含む小型衛星を連携させ、一体的に運用する仕組みであるコンス…
  7. 米空軍の衰退はいつまで続くのか

    米空軍は深刻な問題を抱えている。入隊の資格基準を引き下げたことで、質の高い新兵が集まらなくなったのだ。パイロットの即応性が低下したのは言うまでもなく、今日の米空軍では中国のような敵対国に対抗するのは難しいだろう。米空軍の指導者たちは、この事実に気がついていないようだ。 米空軍は2023年度の採用目標…
  8. 米宇宙開発庁、陸軍とGPS代替技術について協力

    現在、米宇宙開発庁(Space Development Agency:以下、SDA)は、米陸軍と協力しながら、GPSに代わる衛星ベースの位置情報・航法・タイミング(PNT)技術の新たな選択肢を模索している。 宇宙開発庁長官デレク・トゥルニア氏は「我々は米陸軍との協力を強化しており、SDAと米陸軍両方が運用できる技術を開発中だ」と述…
  9. 【企業情報(契約)】レイセオンが新型対艦ミサイル生産で960万ドル(約13億円)の契約を獲得

    米国防総省はこの度、米レイセオンが960米万ドル(約13億円)の納品注文を確保した旨、発表した。 米国海兵隊システム司令部(MCSC)から獲得した同契約は、海兵隊の対艦兵器システム「NMESIS(Navy-Marine Expeditionary Ship Interdiction System)(海軍・海兵隊遠征船舶阻止システム)」の発射装置に関する低率初期…
  10. ロッキード社、Q-53レーダーの役割拡大を模索

    ロッキード・マーチン(以下ロッキード社)は、ロケット弾や大砲、迫撃砲の着弾を発見するために米陸軍が長年頼りにしてきたQ-53レーダーのさらなる応用と統合を検討している。 2010年以来Q-53は兵士の傍らに配備され、間接砲火の検知や分類、着弾地点の特定などに能力を発揮。近年は射程距離を延長する改良が施され、…
  11. 宇宙貨物輸送は実現可能か

    アメリカ国防省が主導するロケットで貨物輸送を行う試みは、遠くないうちに実現の可否が判明する可能性が高い。2022年以降、スペースX(Space X)を中心に開発が進められており、2024年に一連の飛行試験を実施する予定である。早ければ2024年の試験飛行の結果を踏まえて同年中にプロジェクトの継続が判断される。そうでな…
  12. 【企業情報(契約)】ボンバルディアが米陸軍より新型偵察機の試作機に関する契約を獲得

    米陸軍はボンバルディア・ディフェンス社より、新しい偵察機プログラムのプロトタイプ機体として航空機「グローバル6500」1機の提供を受けるとの契約を結んだ旨、発表した。 2023年12月12日に締結された固定価格契約には、3年間で航空機を追加で2機購入するオプションが含まれている。声明によると、最初の航空機の引き…
  13. 米軍、基地内の発がん性物質の影響調査

    米空軍の基地内で発がん性物質が確認され、調査、研究の対象が拡大している。これまではミニットマン3(Minuteman Ⅲ)が使用された基地とそこの隊員を対象としていたが、今後はミサイルサイロやその周辺地域へも調査の対象が拡大する。 2023年中に、現役あるいは退役したミサイル関連の隊員の多くががんと診断されたと…
  14. スペースX、「スターシップ」の試験を「成功した失敗」と評価

    スペースX社の宇宙船「スターシップ(Star ship)」の打ち上げ試験は失敗が続いている。しかし、スペースX社は「成功した失敗」と評価しており、打ち上げ試験の失敗は挫折ではなく、開発を加速させる助けになると語っている。 宇宙船「スターシップ」は、2016年9月の国際宇宙会議にて同社のCEOイーロン・マスク氏が「惑…
  15. 【企業情報(契約)】オースタルUSA社が米海軍から遠征医療船(EMS)の契約を締結

    米オースタルUSAは米海軍から3隻の遠征医療船(Expeditionary Medical Ships:EMS)に関する最終設計・建造契約を8億6,760万米ドルで受注したことを発表した。 EMSは、オースタルの実績ある遠征高速輸送船(EPF)用プラットフォームをベースとし、最後の遠征高速輸送船(EPF16)が完成した後、オースタルUSAのアルミニ…
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