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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. ラファエル社、「アイアン・ビーム」2025年の納入を目指す

    2023年10月7日からイスラム組織ハマスとイスラエルの紛争が激化している。そのような中、イスラエルの防衛産業において主要企業であるラファエル・アドバンスト・ディフェンス・システムズ社の幹部によれば「地上配備型のレーザー防空システム、アイアン・ビームを2025年に納入する予定だ」という。 アイアン・ビームに…
  2. 紅海で起きている海底ケーブルの危機とは

    現在、紅海で発生している危機は、商船に対するフーシ派の攻撃とイランの代理戦略によって明確に浮き彫りになった。ただ、紅海の海底ケーブルへの意図的な損傷と、それが世界経済および欧州連合(EU)における米国同盟国の経済安全保障に与える影響については、あまり注目されていない。 紅海の海底ケーブルの戦略的重…
  3. トルコの新型第5世代戦闘機、初飛行成功

    2024年2月、トルコ初の国産戦闘機が初飛行に成功した。トルコの第5世代戦闘機開発において、大きな前進といえる。当初はF-35の購入を目指していたが、ロシアからS-400防空システムを購入した結果、2019年に米国主導のF-35プログラムから追い出されてしまったのである。 なぜF-35のプログラムからトルコは追放されたのだ…
  4. 中国、中東諸国へのステルス戦闘機売込み本格化

    アラブ首長国連邦(UAE)へのF-35戦闘機50機、サウジアラビアへの精密誘導爆弾3,000発の売却など、ドナルド・トランプ前米大統領によって締結された対外武器売却取引が、2021年にバイデン政権によって保留されている。その主な理由は、UAEとサウジアラビアが長年にわたって続けてきたイエメンでの戦争が世界最悪の人道危機…
  5. 米軍を壊滅させたドローン攻撃の脅威

    1月27日の夜、タワー22と呼ばれるヨルダン・イラク・シリア国境近くに位置する前哨基地の一時居住区となるテントで米軍関係者らが就寝中、轟音を立てて特攻無人機(いわゆるカミカゼドローン)が急降下して爆発した。この爆発により、ジョージア州に本拠を置く第718工兵中隊の米陸軍予備兵3名が死亡。さらに40名以上の兵士…
  6. バイデン大統領がイランに反撃する可能性は

    昨年10月にパレスチナ自治区ガザで、イスラエルとイスラム組織ハマスによる戦闘が始まって以来、中東から米軍を排除しようとするイラン代理部隊による攻撃が続いたが、致命的な被害は起こっていなかった。ところが、1月27日にドローンの爆撃で米陸軍予備役3名が死亡し、少なくとも34名の兵士が負傷したとき、状況は一変し…
  7. サウジアラビア、韓国製防空システムを導入

    2024年2月5日、韓国国防部は、2023年11月に締結された32億ドル(約4,800億円)の装備契約の一環として、サウジアラビアへの防空システムの輸出を発表した。この発表は、サウジアラビア国際防衛展示会の開催(2月4日〜8日)に合わせて行われたものである。 同国防部は「チョルメ2(天弓2)」として知られる10基の地対空…
  8. 米英の空爆、フーシ派には効果なし

    英国に本拠を置く会社が運航する石油タンカーのマーリン・ルアンダ号は1月26日、イエメンのアデン湾で親イラン武装組織フーシ派のミサイルによる攻撃を受けた。同地域で船舶への攻撃を繰り返しているフーシ派に対して、英米は攻撃阻止を目的に空爆を行っているが、抑止力にはなっていない。 フーシ派は当初、イスラエル…
  9. ガザ紛争、イスラエル多領域部隊の実験場となる

    ガザにおける紛争が長く続く現在、イスラエル国防軍の多領域部隊の隊員たちによって、新しい技術を用いた戦闘作戦が繰り広げられている。これは、イスラエル国防軍の他の部隊に与える影響も大きいという。 1月13日には革新的な技術と特殊能力が備わっている、イスラエル国防軍の多領域部隊が地上作戦で発動された。4年…
  10. ユーロファイター、サウジ売却へ

    イギリスの航空宇宙企業BAEシステムズ(BAE Systems)は、同社が製造しているユーロファイター・タイフーン(Eurofighter Typhoon)第4世代ジェット戦闘機のサウジアラビアからの受注が前進していることを明かした。 ユーロファイターはイギリス、ドイツ、イタリア、スペインの4カ国が共同開発した戦闘機で、BAEシステ…
  11. フーシ派の攻撃から得た教訓

    紅海で商船や艦船への攻撃が続いている。これらの攻撃の大部分はイエメンのフーシ派によるものだが、一部はイランによる直接攻撃と見られている。イランがフーシ派を支援していることは疑いの余地がない。現時点では沈没した船舶は報告されていないが、何隻かは大きな損害を受けており、世界の海運と経済に深刻な影響を与…
  12. 韓国防衛ビジネス中東へ拡大

    近年、韓国の防衛企業は世界最大の武器輸入国である中東や北アフリカの市場で次々と契約を締結している。特にサウジアラビアは、韓国との間で最大規模の防衛契約を計画中とされており、韓国は中東で防衛装備の主要供給国として大きな注目を集めているのだ。 過去2年間、湾岸諸国(サウジアラビア、クウェート、バーレー…
  13. ウクライナ向けの砲弾が減少、イスラエルへ供給

    イスラエルとハマスの戦闘が始まって以来、重要な155㎜砲弾のウクライナへの供給がストップし、ウクライナ政府は前線全体での弾薬不足を警告している。 米国のニュースサイト「AXIOS」によれば、もともとウクライナ向けに供給を予定していた米国製の155㎜砲弾が、現在イスラエル向けに輸送されている。これらの砲弾数は…
  14. 【企業情報(提携)】米パランティアがイスラエルとの戦略的提携に合意

    軍に人工知能(AI)モデルを提供している米データ分析企業のパランティア・テクノロジーズは、イスラエル国防省と戦略的パートナーシップを結び、同国の戦争に役立つ技術を提供することで合意した。 同社のジョシュ・ハリス上級副社長によると、同合意は1月11日にテルアビブで行われたイスラエル国防当局者とパランティ…
  15. トルコがF-35を諦めS-400を選択した理由

    トルコの国防大臣ヤシャル・ギュレル氏は、ロシアから取得したS-400防空ミサイルシステム(以下、S-400)の使用に関するSNS上の質問に回答した。「S-400は防空兵器である。敵から攻撃の可能性があれば、必ず使用する。軍はプロフェッショナルなレベルで、どのように対処するのか把握している。防空兵器の能力に疑問を抱く…
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