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  1. エジプトがロシアへのロケット供給を密かに計画:米国のリーク文書

    ワシントン・ポスト紙は「2023年2月にエジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領が、ロシア向けに4万発のロケットを生産及び供給する計画を立案していた」と報じた。また、この計画は西側諸国とトラブルになることを避けるため、生産と供給については秘密にするよう当局に指示していたことも報じている。 ワ…
  2. サウジアラビア、韓国製多連装ロケットシステム「チュンム―」を配備

    2023年4月1日、サウジアラビア軍参謀総長のファイヤド・ビン・ハメド・アル・ルワイリ中将がイエメンとの国境に配備された軍を訪問した際の様子が、サウジアラビア国防省のツイッターに掲載された。その中で、韓国製の多連装ロケットシステム「チュンムー」が初めて公開されている。少なくとも2台のチュンム―と弾薬補給車…
  3. トルコ、新型無人攻撃機「バイラクタルTB3」を開発

    <新型UAVバイラクタルTB3>  現在進行中のロシアによるウクライナ侵攻において、ウクライナ軍は軍用無人機バイラクタルTB2(TB2)を数々の戦いに投入し多大な戦果を挙げている。無人機の製造(開発)企業が急成長しているトルコは、TB2を発展させた高性能無人機バイラクタルTB3(TB3)を開発中だ。  トルコの防衛企業…
  4. ロシアがろ獲した米国兵器のリバースエンジニアリングを行なうイラン

    ロシアはウクライナの戦場でろ獲した西側の最新兵器を同盟国のイランに送っており、イランは米国製兵器のリバースエンジニアリングを実施している可能性がある。ウクライナは米国から数十億ドル相当の兵器を受け取っており、その中には大量のFGM-148ジャベリンとFIM-92スティンガーが含まれている。 米軍とNATO軍の当局…
  5. 中東における戦略的優位性を獲得しつつあるインド

    インドは中東における戦略的優位を獲得しつつある。インドの新興財閥であるアダニグループ(Adani Group)は、イスラエル有数の港であるハイファ港の2054年までの管理権を取得した。ハイファは戦略的に重要な地点であり、インドは中東において経済、安全保障戦略上の優位を獲得しつつある。他方、ハイファ港では中国が一帯…
  6. サウジアラビアが英国主導の第6世代戦闘機開発に参加表明

    2023年3月1日、英国のベン・ウォレス国防相とサウジアラビア王国のハリド・ビン・サルマン国防相は、2国間の新たな軍事協力として英国が主導する将来戦闘航空システム(FCAS)計画にサウジアラビア(サウジ)も参加することを発表した。この協定には将来の航空作戦に関する共同構想の策定、必要となる能力の提供、関連技術…
  7. 世界最大規模の総合防衛展示会「IDEX2023」レポート(UAEタワズン評議会パビリオン)

    アラブ首長国連邦(UAE)の政府機関であるタワズン評議会(防衛・安全保障分野における調達、産業の開発、投資等を行う機関)は、メイン会場入口付近の屋外展示スペースに独立したパビリオンを出展していた。 タワズン評議会のパビリオンでの出展例は以下の通り。 <同評議会から投資を受けている企業> UAE:Group42…
  8. 世界最大規模の総合防衛展示会「IDEX2023」レポート(イスラエルパビリオン)

    イスラエル防衛協力輸出庁(SIBAT)をはじめとした23機関/社がイスラエルパビリオンとして出展していた。2020年8月13日、米国、アラブ首長国連邦(UAE)及びイスラエルは、UAEとイスラエルが完全な国交正常化に合意したとする共同声明を発表。国交正常化を受けて、イスラエルは前回2021年2月に開催された「IDEX2021」にて…
  9. 世界最大規模の総合防衛展示会「IDEX2023」レポート(全般概要)

    2023年2月20日(月)-24日(金)、アラブ首長国連邦のアブダビにて総合防衛展示会「IDEX2023」が開催された。同展示会には65ヵ国から1,350社以上が出展し、約13万人が来場した。展示スペースは約16万5,000㎡(東京ドーム3個分以上)、主催国であるアラブ首長国連邦(UAE)パビリオンの面積は、23,700㎡(東京ドーム約半分…
  10. ロシア、イラン製ドローン工場の建設を自国内に進める

    報道各紙はウォールストリートジャーナル紙を引用し「ロシアが自国内にイラン製ドローンの工場を新しく建設する計画を進めている」と報じた。建設された場合、ウクライナ戦争のために少なくとも6,000機のドローンを生産することができると報じている。  報道によると、2023年1月5日、イランの高官がモスクワの東約600…
  11. フィンランド、2019年以来初めてトルコへの防衛装備品輸出を許可

    報道各紙によると2023年1月25日フィンランド国防省は、2019年以来初めてトルコへの防衛装備品の商業輸出ライセンスを発行したと発表した。Middle East Eye紙によると、フィンランドの鉄鋼メーカーMiilux社が2025年までトルコの軍用車両メーカーに保護材を供給することになったという。 2019年にトルコがシリア北東部に…
  12. イスラエル、米国にF-15 EX 25機を正式リクエスト

     Breaking defense紙によると、情報筋の話として2023年1月中旬、イスラエルがアメリカに対しF-15EX戦闘機25機購入を正式に要請する公式要請書(LOR)を送ったと報じている。イランへの攻撃能力を強化する目的であるようだ。要請書の提出は対外軍事売却プロセスの最初のステップであり、その後、数量決定や価格交渉が行わ…
  13. UAE、韓国と次期軍用輸送機の共同開発プログラムに関する覚書を締結

    尹錫悦(ユン・ソギョル)韓国大統領の湾岸諸国訪問中、アラブ首長国連邦(UAE)と韓国は、2国間の防衛関係を改善するための2つの覚書に調印した。 1つ目の覚書は、両国の防衛産業のための戦略的協力に関するもので、2023年1月15日、韓国の防衛事業庁Eom Dong-hwan長官とタワズン評議会のTareq Al Hosani事務局長が署名…
  14. 米国防省、イスラエルに保管していた米国製武器をウクライナに供与

    米及びイスラエルの当局者はニューヨークタイムズ紙に対し、米国防省が、ウクライナを支援するために、イスラエルに備蓄してある米国の弾薬を供与していると語った。 1973年の第四次中東戦争の際、米国はイスラエル軍への補給のために武器を空輸した。米国はイスラエルが再び危機に陥ったときに使用できるように、イス…
  15. 米国とサウジアラビアの関係が悪化する中、中国はサウジアラビア とのパートナーシップを強化

    中国の習近平国家主席は12月7日〜9日の日程でサウジアラビアを訪問した。サルマン国王及びムハンマド皇太子と会談し、サウジ・中国関係の協議を行い、9日はアラブ・中国サミットに出席した。 習近平国家主席の公式訪問中、両国は、「サウジアラビアと中国の包括的な戦略的パートナーシップ関係を強化し、発展させる方法に…
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