NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. オーストラリア、1回の充電で50機のドローンを撃墜するレーザー兵器を導入

    オーストラリア国防軍(ADF)は、1回の充電で50機以上のドローンを撃墜できるという新しいレーザー兵器を調達した。 製造元のAIM Defense社によると、2019年に開発された「Fractl:2」と呼ばれるその兵器は、鋼鉄を焼き切れる出力があり、電池式のため持ち運びも可能だ。三脚に取り付けたり、コンセントに接続し連続して…
  2. AUKUSの潜水艦計画は失敗か

    英国の潜水艦能力の低下が止まらない。英国海軍は資本不足により、不十分な施設と人員不足を課題に抱えている。そのため、攻撃型原子力潜水艦(SSN)を海洋に投入できず、海洋で核抑止力を維持するのに苦労している。さらに、さまざまな問題が重なることで、英国海軍の士気は低下。主要な上級幹部職の充足が困難になってい…
  3. 韓国ハンファ社、オーストラリア「歩兵戦闘車」契約を獲得

    ハンファ・エアロスペース社(以下、ハンファ・エアロスペース)は、オーストラリアに歩兵戦闘車を供給する24億ドル(約3,500億円)の契約を締結した。これは韓国が世界中で成功を収めている防衛関連の契約の一環であり、同国の経済発展において大きな起爆剤になると期待されている。 オーストラリア政府は2023年12月8…
  4. 米豪、南太平洋海底ケーブル敷設で合意

    アメリカ政府とオーストラリア政府の主導により、グーグルとマイクロソフトは南太平洋の島々を結ぶ海底ケーブルを新たに敷設することを決定した。背景には同地域をめぐる米中の勢力圏争いがあるとみられる。 同地域のケーブル事業には中国政府とファーウェイが既に進出している。米豪による今回の決定はそれに対抗し、…
  5. 米豪、衛星分野の協定を締結

    アメリカとオーストラリアは2023年10月26日、両国の宇宙協力を深化させる技術保護に関する協定(Technology Safeguards Agreement, TSA)の締結を決定した。発効は2024年中とみられている。この協定により、アメリカ企業はオーストラリアの発射場を利用して打ち上げを行うことができるようになる。 同協定はオーストラ…
  6. オーストラリア、ドローンの国産化推進

    オーストラリア国防軍は中国からの輸入技術の依存度を下げるため、偵察用ドローンの国内生産を推進し始めた。オーストラリアでは2023年7月、34億ドル(約4,964億円)を投入してAdvanced Strategic Capabilities Accelerator (ASCA)が発足した。ASCAは防衛イノベーションと科学および技術システムを結び付け合理化し、能力…
  7. 米・英・豪、早期警戒機共有化の狙い

    Air & Space Forces誌によると、米・英・豪の空軍参謀長は、相互運用可能な早期警戒機(E-7ウェッジテール)の飛行隊を新編し、共同で維持、運営することに合意した。   3か国の空軍は、重複する調達要求やそれに起因する設計の差異を最小限に抑え、装備化を加速させる予定である。3か国共に現用の早期警戒機の退役が迫…
  8. 中国、オーストラリア偵察用衛星配備

    何百基もの中国の偵察衛星が現在、オーストラリア上空から米国や同盟国が参加する軍事演習の情報を収集している。米ABC放送が入手した宇宙データには、最近終了した「タリスマン・セイバー演習」と、シドニー沖で実施された「マラバール演習」の中国の偵察情報が記録されている。  2023年7月、オーストラリアの防衛企…
  9. オーストラリア、韓国製歩兵戦闘車を選定

    韓国のハンファグループは2023年7月27日、オーストラリア政府とAS-21「レッドバック」歩兵戦闘車(129両)を契約したと発表。契約額は約33億8,000万ドル(約5,470億円)になると見られている。    オーストラリア のパット・コンロイ国防産業相は、「この契約は現在運用しているM113歩兵戦闘車の換装で、オーストラリ…
  10. オーストラリア陸軍、公道での自律型トラック隊列走行に初成功

    オーストラリア国防省は2023年6月9日、オーストラリア陸軍が6日、国内で初めて公道での自律型トラック隊列走行に成功したと発表した。このテスト走行は国立交通研究機構とディーキン大学が支援しており、ビクトリア州の公道で、乗務員が乗車している「リーダー」車両に続いて4台の自律走行型陸軍トラックの車列が走行する…
  11. オーストラリアがレーザー兵器開発に参入

    オーストラリアの防衛技術企業エレクトロ・オプティック・システムズ(EOS)は、対小型ドローン用指向性エネルギー兵器の野外試験に成功し、オーストラリア軍に直ぐに納入できる状態にあると発表した。  このレーザーは36kWの出力を持っており50kWまで拡張でき、標準的な輸送コンテナに収納可能だ。電力はリチウム電池…
  12. 豪・フィリピン外相会談:フィリピンに監視用のドローンを提供

    フィリピンのマナロ外務大臣の招待により、オーストラリアのウォン外務大臣は2023年5月16日から18日にかけてフィリピンを公式訪問した。 会談にて両大臣が行った意見交換では、南シナ海を含む地域における主権の尊重、各国が合意した規則や規範に従って活動する、開かれ、安定した、豊かな地域を確保することの重要性で…
  13. 深宇宙状況監視システムのオーストラリアへの早期導入が必要不可欠: 米インド太平洋宇宙軍司令官語る

    米インド太平洋宇宙軍司令官のアンソニー・マスタリール准将は、2023年4月4日-5日の日程でオーストラリア戦略政策研究所が開催した「シドニー・ダイアローグ」に出席。Breaking Defense紙のインタビューに「広大な国土を持つオーストラリアは、街の明かりや汚染のない澄んだ空を有しており、最先端の宇宙状況認識システム…
  14. ウクライナ軍が高性能段ボールUAVを運用中

     UAVはウクライナの戦闘において重要な兵器として常識となっている。2020年のナゴルノ・カラバフ紛争ではアゼルバイジャン軍がUAVを大量に作戦投入し、短時間でアルメニア軍を制圧したため、世界は大変驚いた。しかし、ウクライナの戦場においてUAVは日常的な作戦の一部となっている。対峙する双方がUAVにより上空から監…
  15. 海底ケーブルが担う安全保障とは? 「情報の大動脈」と言われる海底ケーブルと安全保障について議論!

    第6回目のパンドーラの希望は、ゲストに慶應義塾大学教授の土屋大洋様をお招きし、「情報の大動脈」と言われる海底ケーブルと安全保障の関りについて議論します。
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