NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. NSBT Japanエグゼクティブ・ストラテジスト就任のご挨拶

    このたび、NSBT Japanが目指す「安全保障・セキュリティビジネスで日本を、そして世界を繋ぐ」との趣旨に賛同し、NSBT Japanのエグゼクティブ・ストラテジストに就任した磯部晃一でございます。
  2. ビリニュスNATO首脳会合の成果 −光と影の同盟−

    2023年7月、ビリニュスで行われたNATO首脳会合では様々な成果が確認され、再び、軍事同盟として新たな一歩を踏み出すことになった。ここでは、今回のNATO首脳会合の成果を検証しつつ、各関係国等の視点から、今後の日本とNATOとの協力関係の方向性について考察することとしたい。 NATO NATOにとっては、今回の首脳会合…
  3. 何故、NATOは日本に連絡事務所を開設するのか

    2023年5月10日、外国メディアとのインタビューにおいて、林外務大臣は、日本にアジアで初めてのNATO連絡事務所(NATO Liaison Office: NLO)が開設されることを認めた 。その理由として、林大臣は、「ロシアによるウクライナ侵攻以来、世界がより不安定になっている」ことを挙げた。しかし、果たしてNATOも同様の考えに基…
  4. 同盟の拡大による地政学的変化への適合

    2023年4月4日、軍事的非同盟を維持してきたフィンランドは、大胆な政策転換を図り、31番目のNATO加盟国となった。加盟申請を公表してから、僅か1年で加盟が認められることは従来無かった異例の事態であったが 、その背景には、NATO、フィンランド双方にとって、加盟へ向けての相応の緊急性と必然性があったことは言うまで…
  5. 習近平政治の特徴とは?今後の習近平政権の動向と日中関係を読み解く

    第5回目のパンドーラの希望は、ゲストに学習院大学法学部教授の江藤名保子様をお招きし、中国の現状や外交戦略、そして将来の中露関係などを踏まえて、今後の日本の安全保障について幅広く議論します。
  6. 3年半ぶりにDSEI Japanが3月に開催

    3年半ぶりにあの熱気が戻ってくる――。日本国内で唯一、陸海空にまたがる総合的な国際武器見本市「DSEI Japan 2023」が3月15~17日の3日間、千葉市の幕張メッセで開かれる。ロンドンで2年に1度開かれている本家の「DSEI(Defense & Security Equipment International)」のいわばアジア版として、日本で初めて開かれたのが2…
  7. 新たな国家安全保障戦略と「能動的サイバー防御(ACD)」

    2022年12月16日、岸田文雄政権は安全保障関連三文書、すなわち新たな「国家安全保障戦略」「国家防衛計画(旧:防衛大綱)」「防衛力整備計画(旧:中期防衛力整備計画)」を閣議決定した。国家安保戦略には、スタンド・オフ防衛能力等を活用した反撃能力の獲得、南西地域を中心とする武力攻撃事態に先立つ住民避難(国民…
  8. 反撃能力を付与される日本の潜水艦、大敵は「人」

    クジラにちなむ名前を授かった海上自衛隊の最新鋭潜水艦「たいげい」が今年3月、就役した。神戸市の造船所で引き渡された全長84メートル、基準排水量3000トンの巨体は、まさしく「大鯨」そのものだ。これで2010年の防衛大綱(22大綱)で定められた潜水艦22隻体制が整ったことになる。おりしも国内では、反…
  9. 北朝鮮ミサイル連続発射を読み解く

    150両余りのT34戦車が、早朝のソウルになだれ込んで始まった1950年の朝鮮戦争。38度線をまたぐ南北の攻防が再び起きるとすれば、頭上を飛び交うミサイル攻撃の応酬で火ぶたが切られるのだろうか。9月から11月までの約50日間にわたり、50発近くを放ち続けた北朝鮮の連続発射訓練は、将来起きうる開戦シ…
  10. 米空軍特殊部隊が熱望する日本の飛行艇技術 「滑走路からの独立」

    イラクやソマリアなどで歴戦の武功を重ねた米空軍の特殊作戦コマンド(AFSOC)。その猛者たちが今、喉から手が出るほど欲しがる軍用機が日本にある。船と飛行機の両方の特徴をあわせもつ自衛隊の救難飛行艇「US-2」だ。陸上施設が確保しにくいインド太平洋地域で、米空軍は中国とどう対峙するのか。彼らが引き出し…
  11. ロシアによるウクライナ侵攻後の中露軍事関係を考える

    2022年6月17日、太平洋を南下するロシア艦艇7隻が、伊豆諸島付近を通過し、同時期に、中国人民解放軍(以下、中国軍)海軍のミサイル駆逐艦2隻が対馬海峡から日本海に入るなど、中国とロシアによる軍事的活動が、日本周辺で活発になっている。 このような動きは、2021年10月、中露両国の海軍艦艇10隻が、日本海での合同演…
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