NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 韓国防衛ビジネス中東へ拡大

    近年、韓国の防衛企業は世界最大の武器輸入国である中東や北アフリカの市場で次々と契約を締結している。特にサウジアラビアは、韓国との間で最大規模の防衛契約を計画中とされており、韓国は中東で防衛装備の主要供給国として大きな注目を集めているのだ。 過去2年間、湾岸諸国(サウジアラビア、クウェート、バーレー…
  2. 北朝鮮、貨物機を軍用機に改造か

    北朝鮮が弾道ミサイル発射実験や有事の際、敵弾道ミサイル探知に使用するため、大型貨物機を空中警戒システムに改造していることが発覚した。 ジェームズ・マーティン核不拡散研究センターのデッカー・エベレス大学院研究助手が衛星画像を分析したところ、平壌国際空港の整備用格納庫の横に現れたイリューシンIl-76貨物…
  3. 世界初、艦上のレールガン実射に成功

    日本の防衛省は2023年10月17日、世界初となる艦上からのレールガンの実射試験に成功したと発表した。この試験は、防衛装備庁(ATLA)と海上自衛隊が共同で行ったものである。 通常の弾丸は火薬(推進剤)によって発射される。雷管の火花に反応して、密度の高い火薬が急速に燃焼し、高圧ガスの発生により弾丸が銃身を通…
  4. 韓国企業の3Dプリント技術の実力

    韓国は2015年11月に策定した「製造革新3.0」戦略により、積層造形(以下、3Dプリント)を開発技術の重点と位置づけている。この取り組みは、製造業を近代化し、スマート工場を促進するために特に重要であり、その中でも3Dプリント技術が最も重要な要素とされる。 3Dプリント企業が集中する開発地(3D工業団地)の建設と…
  5. 中国、海上からインターネット用の実験衛星を打上げ

    中国は新しいインターネット技術をテストする実験衛星を、海上プラットフォームから打上げた。これまでのミッションは、2023年7月の九泉からの打上げと11月の西昌からの長征2号機の打上げで、これが2023年で3回目となる。 今回の打ち上げに使われたJielong-3は4段式ロケットで、1,500kgのペイロードを高度500kmの太陽同…
  6. ロシアと中国が米国の休日に不審な動き

    2016年に設立したレオラブス(LeoLabs)社。天候に影響を受けず宇宙空間の物体を観測し、リアルタイムのマッピングによる可視化や、衝突を予測するシステムなどを開発している。現在は米国やコスタリカなど4拠点で6つのレーダー装置を運用する、宇宙モニタリングの新興企業である。宇宙開発企業の米スペースXや英宇宙庁な…
  7. 韓国、防衛支出を拡大

    韓国の防衛支出は近年大きく増加しており、今後も増大し続けるとみられる。同国国防省が明らかにした2024年から2028年までの中期防衛計画によれば、5年間で346兆7,000億ウォン(38兆1,370億円)を支出する予定であり、昨年時点の計画から17兆3,000億ウォン(1兆9,030億円)増加した。 韓国の国防費は世界的に見ても高い…
  8. ロシア兵、北朝鮮の砲弾に苦情

    ウクライナで戦闘中のロシア軍は最近、北朝鮮から供給された砲弾に不満を漏らしている。北朝鮮製砲弾は突然砲兵部隊に渡されたものの、射撃において特に重要な射表(射撃距離に対する俯角を示す表)も欠けており、「同じ型番でも大きな誤差がある」と多くの砲兵部隊から報告されている。 性能不良の原因を究明するため…
  9. 韓国ハンファ社、オーストラリア「歩兵戦闘車」契約を獲得

    ハンファ・エアロスペース社(以下、ハンファ・エアロスペース)は、オーストラリアに歩兵戦闘車を供給する24億ドル(約3,500億円)の契約を締結した。これは韓国が世界中で成功を収めている防衛関連の契約の一環であり、同国の経済発展において大きな起爆剤になると期待されている。 オーストラリア政府は2023年12月8…
  10. 中国、ロケット用新型エンジンを開発

    中国はフル・フロー・二段階燃焼サイクル(Full-flow staged combustion cycle)メタンエンジンの開発を進めている。このエンジンは再利用可能かつ高い燃料効率と推力を実現するエンジンであり、月面ミッションを視野に入れた計画とされている。 現在、エンジン全体の設計と部品の改良が進められており、点火装置やガス…
  11. 韓国が初の軍事偵察衛星を打上げ

    韓国国防省は2023年12月2日、初の軍事偵察衛星(以下、偵察衛星)の打上げに成功したと発表。この偵察衛星は、カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙空軍基地からSpaceX社のFalcon 9ロケットを使用して打上げられた。今回の打上げは、2025年までに計画されている5基の偵察衛星のうちの1基目である。 これまで韓国は独自…
  12. UAEの大学、中国の月面基地プロジェクトに参加

    中国はアラブ首長国連邦(UAE)の大学を月面基地構想のパートナーリストに加えた。深宇宙探査研究所(DSEL)とアラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ大学(UoS)との間で、国際月面研究基地(ILRS)計画の協力に関する覚書が2023年11月14日に調印された。両者の合意は、ILRSの実施、運用、利用のための協力と国際的なプラッ…
  13. 韓国、最大規模の防衛展示会を開催

    2023年10月17日~22日の6日間、韓国にてソウル国際航空宇宙防衛展示会 (ソウル ADEX)が行われた。韓国航空宇宙産業振興協会、韓国防衛産業振興会、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が主催するソウルADEXは「ソウルエアショー」として1996年に始まり、隔年で開催されている。今年は韓国の大韓航空、ハンファグループ、現代自…
  14. 中国の空母、電磁カタパルトの射出試験開始

    中国の003型空母「福建」が2023年11月26日、電磁式カタパルトの射出試験を開始させたことが、中国のSNS・微博(ウェイボー)での映像で明らかになった。同試験が成功すれば米海軍に次ぐ電磁式カタパルトを保有する国となる。 ウェイボーの映像では、空母のアングルド・デッキ(Angled-flight-deck)にあるカタパルトか…
  15. 韓国製防衛装備品が世界中を席巻

    ウクライナ紛争が始まって以来、韓国の防衛産業は世界中の需要を巧みに取り込み大きな成功を収めた。大砲製造のハンファ・エアロスペース、戦車製造のヒュンダイ・ロテム、戦闘機製造の韓国航空宇宙産業などの躍進が目立ち、世界トップ10の防衛輸出国の仲間入りを果たしたのである。 韓国が今年ウクライナに155ミリ砲弾…
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