NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 韓国の防衛輸出拡大と東南アジアへの影響

    韓国における防衛関連の輸出総額は2022年の1年間で173億ドル(2兆5,950億円)に上り、世界の上位10カ国に躍り出た。それにとどまらず尹錫悦大統領は昨年、世界第4位の輸出大国を目指すという野心的な目標を掲げている。中でも今日までの韓国の輸出の急増を支えてきたのは、東南アジアからの活発な需要である。インドネシア…
  2. 韓国が防衛市場で世界4位になるために必要なこと

    韓国は防衛市場で世界4位に入ることを目指している。韓国防衛産業の躍進は目を見張るものとなっており、目標に手が届くことも夢ではない。そのカギを握るのは、韓国が得意とするメモリやストレージチップ、ディスプレイ、スマートフォンなどに使われる技術だ。 北朝鮮の隣に位置する韓国は常に隣国の脅威にさらされてお…
  3. ドローン大国の中国を追いかける米国の現状

    ロシアとの戦いにおいてウクライナはドローンを積極的に活用している。ドローンに依存しているといえるほどだ。この事実はドローンの主要生産国である中国への依存が強まっていることも浮き彫りにしている。 2022年初旬にウクライナ侵略が勃発した時点で、ロシア軍と政府の専門家は数で勝るロシア軍に対してウクライナ…
  4. ウクライナ侵略、宇宙能力の重要性浮き彫りに

    ロシアによるウクライナ侵略開始以来、宇宙空間の重要性への認識が高まりつつある。ウクライナの戦場では、極めて大きな国力、軍事力の差にも関わらずウクライナ軍はロシア軍に対して互角に渡り合っている。ウクライナの抵抗を支えるのは弾薬、車両、防空システムといった西側からの支援であり、中でも偵察衛星、衛星通信…
  5. 中国のiSpace社、再利用ロケットの垂直着陸に成功

    中国の民間宇宙企業iSpaceが、再利用ロケット「Hyperbola-2Y」の打ち上げと垂直着陸に成功した。 iSpaceは、2019年に固体燃料ロケット「Hyperbola-1」で軌道投入に成功した最初の中国企業だ。しかし同社はその後、このロケットで3回連続の失敗に見舞われ、今年初めに4年ぶりに実験に成功したばかりである。 「Hyperb…
  6. 韓国の大手銀行、ポーランドへ融資検討

    韓国政府は、約30兆ウォン(約3兆4,600億円)に相当するポーランドへの兵器輸出を促進するため、国内大手銀行との融資オプションを積極的に検討している。 韓国国防省は2023年10月30日、「KB国民、シンハン、KEBハナ、ウリィ、NH農協」5行の銀行幹部が、ポーランド政府への融資について会談を行ったことを発表した。詳…
  7. 台湾、海上ドローンを開発

    台湾はウクライナ海軍の戦術を模倣し、中国のPLA海軍の侵攻を阻止するためにスピードボートのような海上ドローンの生産を計画している。専門家によれば、この計画はウクライナ軍が黒海のロシア艦隊やクリミアの海軍基地に対して行っている海上ドローン作戦に触発されたものだという。 2022年10月30日、ウクライナ軍が史…
  8. 韓国はどのように武器輸出大国になったのか

    世界の防衛産業において韓国の存在感が日増しに高まっている。韓国はここ数年で防衛関連の輸出を急増させ、尹錫悦大統領が2022年に表明した世界第4位の輸出大国という目標も非現実的なものではなくなってきた。 韓国の輸出増加のペースは驚異的で、2018年から2022年までの直近5年間の合計額は、その前の5年間と比べ74%…
  9. 中国、J-20能力向上を計画

    米国防総省の調査によると、中国人民解放軍は米空軍戦闘機F-22に対抗してJ-20戦闘機の能力向上を計画している。この能力向上では、米空軍が現在進めている計画と類似した、有人機と無人機が共同で作戦を行う機能付加も進行中だ。 これは毎年発行されるChina Military Power Reportの中で明らかにされた。国防総省は報告…
  10. ハンファ、米国武器市場で躍進目指す

    韓国の防衛産業大手ハンファ・ディフェンス(Hanwha Defense)社は、今後10年以内に米陸軍の主要サプライヤーになることを計画している。米国防衛産業のサプライチェーンは外国企業から閉ざされており、参入することは容易でない。ハンファの米国法人Hanwha Defense USAのジョン・ケリー(John Kelly)最高経営責任者は、…
  11. 韓国、新型超音速空対艦ミサイル開発に着手

    韓国でダクテッドロケットエンジンを使用するミサイルの情報が公開された。このエンジンの使用で極超音速飛翔が可能となる。 <空対艦誘導ミサイルⅡ> 韓国の新型超音速空対艦ミサイルである「空対艦誘導ミサイルⅡ」に関する情報が、最近韓国で開催された『航空兵器システムの技術開発』に関するセミナーの中で明らか…
  12. 水陸機動団フェアレポート(その3)「水陸機動連隊」

     水陸機動連隊は水陸機動団(以下、水機団)隷下の主力部隊である。3個連隊で構成されており、各連隊には3個普通中隊及び1個対戦車中隊が編成されている。  3個連隊の内、主力となる第1連隊は西部方面普通科連隊を改編し、水機団本部と同じ相浦駐屯地に拠点を置いている。  第2連隊は水機団と同時期に編成された部…
  13. 水陸機動団フェアレポート(その2)「戦闘上陸大隊」

     「戦闘上陸大隊」は水陸機動団直轄の機甲科部隊で、水陸両用車両AAV7(以下AAV7)を装備する唯一の部隊である。この部隊の主な役割は、水機団隊員を輸送艦から上陸地点へ輸送することだ。この部隊は大隊本部、本部管理中隊、第1戦闘上陸中隊(崎辺分屯地)、第2戦闘上陸中隊(玖珠駐屯地)で編成される。  この部隊…
  14. 水陸機動団フェアレポート(その1)「V-22 オスプレイ」

    「水陸機動団」は、自衛隊の中で唯一の水陸両用作戦能力を持つ島しょ防衛部隊である。移動手段は通常、水陸両用車(AAV-7)とエア・クッション型揚陸艇(LCAC)を使用するが、緊急作戦に備えて17機の「V-22 オスプレイ(以下V-22)」の使用も計画されている。  水陸機動団は、米海兵隊との合同訓練や「タリスマン・セ…
  15. 陸上自衛隊初の「水陸機動団フェア」開催

    2023年9月20日及び21日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地に司令部を置く水陸機動団は、防衛関連企業との情報交換や連携強化を目的に、初めて「水陸機動団フェア」を開催した。同フェアには駐屯地に所在する隊員、周辺の駐屯地の他、水陸機動団の活動に関連する陸・海・空の自衛官、85社の防衛関連企業などが参加した。  国…
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