物理領域(従来+宇宙) | 仮想領域(サイバー) | |
領域の特性 | 物理的空間 | 仮想的空間 (電力なしでは存在しない) |
主な物理法則 | 質量を有する物体の移動に係る法則 | 電気信号または光に係る法則 |
国境の概念 | 有 | 無(但し、国家が管理するネットワークはある) |
物資の移動 | 物質を輸送手段等として日常的に広く利用 | 物質の輸送は不可能 |
天象・気象の影響 | 大 | 無(但し、雷害による影響を除く) |
見通し距離 | 領域毎に異なる | 到達距離としては無限 |
帰属の特定 | 一般的に容易(宇宙はやや困難) | 国外からの場合はかなり困難 |
日本の安全保障における活動範囲 | 日本国近傍 | 国が管理するネットワーク内 |
従来領域(陸海空) | 新領域(宇宙・サイバー) | |
空間の特性 | 物理的空間 | 物理的空間と仮想空間 |
国境の概念 | 有 | 基本的に無 (国際公共財、サイバーについては一部国家が管理しているネットワークもある) |
領域内での人間活動 | 輸送手段等として日常的に広く利用 | 極めて限定的 |
利用に係る国際的枠組み | 有(多) | 有(少) |
活動に要するコスト | 小~大 | 宇宙:極大 サイバー:小~大 |
帰属の特定 | 容易な場合が多い | 宇宙、サイバーともに困難 |
4日 | 日経平均株価、史上初めて4万円の大台に。今年の上昇率は20%。 |
5日 | 中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開幕。 |
5日 | 中国の2024年の国防費(中央政府分)は前年比7.2%増の1兆6,655億元(約34兆8,000億円)。3年連続で伸び率が7%超え。 |
5日 | トランプ氏、15州の予備選が集中する序盤戦最大のヤマ場「スーパーチューズデー」で東部バーモント州を除く14州を制する。予備選の戦績を23勝2敗とし、ヘイリー氏を撤退に追い込む。 |
5日 | 欧州委員会、初の防衛産業戦略を公表。ウクライナ支援や域内の防衛で不足する兵器や弾薬の増産に向け、EUレベルで資金支援。 |
7日 | バイデン米大統領、連邦議会の上下両院合同会議で内政・外交方針を示す一般教書演説。 11月の米大統領選で対決が確実な共和党のトランプ前大統領を「危険だ。受け入れられない」などと批判。経済政策では大企業や富裕層への課税強化を訴えた。「億万長者に25%の最低税率を提案する」と述べる。 |
7日 | スウェーデン、NATO正式加盟。加盟手続きを完了。 |
7日 | 袁華智・海軍政治委員、中国の4隻目となる空母建造を明言。 |
12日 | 台湾の蕭美琴・次期副総統が訪米していることをWSJ紙が報じる。 |
13日 | 宇宙スタートアップのスペースワンが打ち上げた小型ロケット「カイロス」初号機が打ち上げ直後に爆発。 |
14日 | 中国の科学技術費、前年比で10%増の3,708億元(約7兆7千億円)に。 |
14日 | 米軍のオスプレイが段階的に飛行を再開。23年11月の屋久島沖の墜落事故を受けてオスプレイ全機種の飛行を停止していた。 |
15日 | 自民・公明両党、日英伊共同開発の次期戦闘機(GCAP)について輸出先を絞るなどの歯止めを設けて第三国への輸出を容認することで合意。 |
15-17日 | ロシア大統領選、プーチン大統領が87%余りの得票率で圧勝。プーチン氏の得票率、投票率とも過去最高と国営メディアが伝える。 |
18日 | 北朝鮮、「超大型ロケット砲」一斉射撃訓練を実施と発表。600ミリ口径の単距離弾道ミサイルとみられソウルを狙う軍事力を誇示した模様。 |
18日 | エヌビディアのファンCEOがAI向けの新たな半導体を発表。 |
19日 | 日銀、金融政策決定会合でマイナス金利政策を含む大規模緩和の解除を決定。 |
19日 | 防衛省、太平洋島しょ国を中心に15カ国ほどの国防相らを招いた会合を都内で開催。法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持に向け海上監視などの安全保障協力を協議。 |
19日 | 香港立法会、香港での破壊行為や外国勢力による干渉などを取り締まる「国家安全条例案」を可決。(関連、23日 同条例施行) |
20日 | 韓国政府、「第3回民主主義サミット」をオンライン形式で開催。尹錫悦大統領は選挙への影響を狙った「偽情報」への対策の必要性を提起。※1 |
20日 | インドネシア大統領選でプラボウォ国防相の当選が確定。ジョコ大統領の路線を引き継ぎ、経済成長を重視した政策運営を掲げる。 |
21日 | 陸自、木更津駐屯地(千葉県)で輸送機オスプレイの飛行を再開。 |
21日 | 英豪国防相、両国間の安全保障協力を広げる協定に署名。※2 |
21日 | ベトナム共産党、臨時国会を開き序列2位のボー・バン・トゥオン国家主席(53)の解任を決議。※3 |
22日 | モスクワ郊外のコンサートホールで銃乱射事件が発生。133人が死亡。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明。 |
23日 | 岸田首相、防衛大学校の卒業式で訓示。「なんじ平和を欲さば戦いに備えよ」など古代ローマや孫子の言葉を引用して「重要な目標は武力侵攻といった脅威が日本に及ぶことのないよう有事の発生を抑止することだ」と強調。 |
23日 | 香港、スパイ行為などを取り締まる国家安全条例が施行。同条例はスパイ行為や国家の秘密の窃取、国家への反逆、反乱の扇動、国家安全への外国勢力の干渉を取り締まる。秘密の範囲は香港や中国の科学技術などと幅広く「スパイ行為」も含め摘発要件の拡大解釈が可能。香港での自由なビジネスが制約され人材流出の懸念。 |
25-27日 | ロシア対外情報局(SVR)のナルイシキン長官、平壌訪問。ロシアのウクライナ侵攻以降、北朝鮮はロシアと軍事面の連携を強化、情報面での連携も今次訪問で明らかに。 |
26日 | 政府、次期戦闘機(GCAP)について第三国への輸出解禁を閣議決定。 |
27日 | 経産省、航空機産業に関連する有識者会議を開き、2035年以降をめどに次世代の国産旅客機の開発を目指す新たな産業戦略を策定。※4 |
28日 | 政府宇宙政策委員会、宇宙開発で優先的に取り組むべき技術課題を示す「宇宙技術戦略」を策定。※5 |
4月1‐19日 | 軍縮委員会年次総会(ニューヨーク) |
4月2日 | 米国大統領予備選挙(民主党・共和党:コネチカット州、デラウェア州、ニューヨーク州、ロードアイランド州、ウィスコンシン州) |
4月10日 | 韓国総選挙の投開票日 |
4月10日 | 岸田首相、米国公式訪問 |
4月10‐11日 | 欧州議会本会議(ブリュッセル) |
近日 | インド太平洋軍司令官の交代式(サミュエル・パパロ海軍大将が就任予定) |
5月20日 | 台湾総統就任式 |
5月31日 | シャングリラ会合(~6月2日)シンガポールで開催 |