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  1. 台湾、海上ドローンを開発

    台湾はウクライナ海軍の戦術を模倣し、中国のPLA海軍の侵攻を阻止するためにスピードボートのような海上ドローンの生産を計画している。専門家によれば、この計画はウクライナ軍が黒海のロシア艦隊やクリミアの海軍基地に対して行っている海上ドローン作戦に触発されたものだという。 2022年10月30日、ウクライナ軍が史…
  2. 韓国はどのように武器輸出大国になったのか

    世界の防衛産業において韓国の存在感が日増しに高まっている。韓国はここ数年で防衛関連の輸出を急増させ、尹錫悦大統領が2022年に表明した世界第4位の輸出大国という目標も非現実的なものではなくなってきた。 韓国の輸出増加のペースは驚異的で、2018年から2022年までの直近5年間の合計額は、その前の5年間と比べ74%…
  3. 中国、J-20能力向上を計画

    米国防総省の調査によると、中国人民解放軍は米空軍戦闘機F-22に対抗してJ-20戦闘機の能力向上を計画している。この能力向上では、米空軍が現在進めている計画と類似した、有人機と無人機が共同で作戦を行う機能付加も進行中だ。 これは毎年発行されるChina Military Power Reportの中で明らかにされた。国防総省は報告…
  4. ハンファ、米国武器市場で躍進目指す

    韓国の防衛産業大手ハンファ・ディフェンス(Hanwha Defense)社は、今後10年以内に米陸軍の主要サプライヤーになることを計画している。米国防衛産業のサプライチェーンは外国企業から閉ざされており、参入することは容易でない。ハンファの米国法人Hanwha Defense USAのジョン・ケリー(John Kelly)最高経営責任者は、…
  5. 韓国、新型超音速空対艦ミサイル開発に着手

    韓国でダクテッドロケットエンジンを使用するミサイルの情報が公開された。このエンジンの使用で極超音速飛翔が可能となる。 <空対艦誘導ミサイルⅡ> 韓国の新型超音速空対艦ミサイルである「空対艦誘導ミサイルⅡ」に関する情報が、最近韓国で開催された『航空兵器システムの技術開発』に関するセミナーの中で明らか…
  6. 水陸機動団フェアレポート(その3)「水陸機動連隊」

     水陸機動連隊は水陸機動団(以下、水機団)隷下の主力部隊である。3個連隊で構成されており、各連隊には3個普通中隊及び1個対戦車中隊が編成されている。  3個連隊の内、主力となる第1連隊は西部方面普通科連隊を改編し、水機団本部と同じ相浦駐屯地に拠点を置いている。  第2連隊は水機団と同時期に編成された部…
  7. 水陸機動団フェアレポート(その2)「戦闘上陸大隊」

     「戦闘上陸大隊」は水陸機動団直轄の機甲科部隊で、水陸両用車両AAV7(以下AAV7)を装備する唯一の部隊である。この部隊の主な役割は、水機団隊員を輸送艦から上陸地点へ輸送することだ。この部隊は大隊本部、本部管理中隊、第1戦闘上陸中隊(崎辺分屯地)、第2戦闘上陸中隊(玖珠駐屯地)で編成される。  この部隊…
  8. 水陸機動団フェアレポート(その1)「V-22 オスプレイ」

    「水陸機動団」は、自衛隊の中で唯一の水陸両用作戦能力を持つ島しょ防衛部隊である。移動手段は通常、水陸両用車(AAV-7)とエア・クッション型揚陸艇(LCAC)を使用するが、緊急作戦に備えて17機の「V-22 オスプレイ(以下V-22)」の使用も計画されている。  水陸機動団は、米海兵隊との合同訓練や「タリスマン・セ…
  9. 陸上自衛隊初の「水陸機動団フェア」開催

    2023年9月20日及び21日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地に司令部を置く水陸機動団は、防衛関連企業との情報交換や連携強化を目的に、初めて「水陸機動団フェア」を開催した。同フェアには駐屯地に所在する隊員、周辺の駐屯地の他、水陸機動団の活動に関連する陸・海・空の自衛官、85社の防衛関連企業などが参加した。  国…
  10. 第1回水陸フェアに参加して

    はじめに  長崎県佐世保市に所在する陸上自衛隊水陸機動団が主催する初めての「水陸フェア」に招かれ、初日の9月20日に参加した。  水陸機動団(以下、水機団)とは、“日本版の海兵隊”とよく例えられる部隊である。島しょにおいて主に行動し、島しょが相手に占領された場合には海上および航空自衛隊と協力して奪回す…
  11. 台湾が初の国産潜水艦を建造

    2023年9月28日、台湾は中国侵攻に対する切り札とも言える自国建造の潜水艦を披露。高雄市で行われた進水式には、蔡英文総統も出席した。  蔡総統は、台湾国旗をデザインしたカバーに包まれた潜水艦を前に、「今日(2023年9月28日)は歴史に刻まれるだろう。台湾の潜水艦建造はこれまで不可能と言われてきたが、我々は…
  12. 韓国、国産バンカーバスターを改良

    韓国は国産のバンカーバスターミサイルの改良版である「玄武(ヒョンムー)5号」の開発に、約2,900億ウォン(約319億円)という多額の投資を計画している。 このミサイルは北朝鮮によるミサイルと核の脅威に直面する中で、抑止力を強化するという韓国軍の要請に応えるものであり、地下に隠された敵の標的を攻撃するための…
  13. 中国、月面ミッションの詳細を公表

    2023年10月2日、中国国家航天局(China National Space Administration, CNSA)は2028年に打ち上げ予定の嫦娥8号(Chang’e-8)計画の詳細を明らかにした。嫦娥8号は2028年に文昌衛星発射場から長征5号ロケットで打ち上げられ、月の地質調査、資源利用に関する実験などを行う予定である。  プロジェクトの主な目的は、…
  14. ファーウェイ、制裁を回避し最先端半導体を製造

    中国のAI大手企業ファーウェイ(華為, Huawei)は2023年9月、新型のスマートフォン「Mate 60」を発表した。当機種には7nm(ナノメートル)のプロセス(ゲート長)の半導体が使用されており、米中半導体戦争におけるアメリカの目論見が失敗していることが明らかとなった。  この半導体は、ファーウェイの子会社であるハ…
  15. 韓国製無人機、米国の海外比較試験に選ばれる

    韓国のハンファ・エアロスペース社が自社開発した多目的無人機「Arion-SMET」が、ハワイ・オアフ島にある米海兵隊訓練センターにて、2023年12月上旬に性能試験を受けることになった。試験は3週間に及ぶ予定だ。ハンファ・エアロスペース社は9月14日、米国国防総省と海外比較試験(FCT)に関する契約を締結したと発表。韓国…
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