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【企業情報(契約)】ST社、新型水陸両用多目的装甲車をカザフスタン軍に納入へ
シンガポールの航空・防衛大手STエンジニアリング(ST Engineering:Singapore Technologies Engineering)社は12月6日、装甲車両メーカーのKPE(Kazakhstan Paramount Engineering)社とパートナーシップ契約を締結し、カザフスタン軍に新型の8×8水陸両用多目的装甲車(8×8 Amphibious Multi-purpose Armoured Vehicle)… -
「DronTech Asia 2024」現地レポート(2日目)
タイ初の国際ドローン展示会「DronTech Asia 2024」、2日目も初日に続いて様々なブースを視察したが、注目すべき展示として以下のようなものがあった。 <主に視察したブース> ●Teal Global社(英) 本展示会には、タイをはじめ10か国より企業等の参加があった中で、Teal Global社は唯一の英国からの出展であった。… -
「DronTech Asia 2024」現地レポート(1日目)
本日11月25日(バンコク時間)、タイ・バンコクにて「DronTech Asia 2024」が開幕した。タイ初の国際ドローン展示会である本イベントには、NSBT Japanからも磯部晃一エグゼクティブ・ストラテジスト、時藤和夫ストラテジストが参加している。 「DronTech Asia 2024」では、ドローンとその関連業界から10か国、60社以上… -
【企業情報(契約)】ディール・ディフェンス社とタイ軍、短距離ミサイル支援契約締結
タイ空軍は、同空軍の戦闘機に搭載される短距離空対空ミサイル「アイリスティー(IRIS-T)」[1]の運用・利用能力を強化するため、ドイツの防衛関連企業ディール・ディフェンス(Diehl Defence)社と支援契約を締結した。 ディール・ディフェンス社が10月16日に発表した声明によると、タイ空軍は現在、グリペン(Gripe… -
【企業情報(契約発表)】ボーイング社、タイ陸軍向けのAH-6リトルバードを初飛行
タイ王国陸軍向けのボーイング社製AH-6リトルバード軽攻撃ヘリコプターの最初の1機が、8月22日、アリゾナ州メサの同社工場で初飛行に成功した。タイ陸軍は同機を8機発注している。 同社の攻撃ヘリコプタープログラム担当責任者(Vice President)でメサ工場の上級役員であるクリスティーナ・ウパー(Christina Upah)氏… -
サーブ、シンガポールの多目的戦闘艦(MRCV)向け複合材構造契約を獲得
スウェーデンのサーブ(SAAB)社は8月22日、シンガポール海軍(RSN)の多目的戦闘艦(MRCV:Multirole Combat Vessel)計画向けに6つの複合材構造を供給する契約を防衛科学技術庁(DSTA)と締結したと発表した。 サーブ社によると、この契約にはMRCV用の複合材構造の詳細設計、製造、最終組み立てが含まれている。シン… -
【企業情報(契約)】インドネシア空軍、エアバスにH145ヘリコプターを発注
インドネシア空軍は訓練近代化プログラムの一環として、エアバスH145ヘリコプター4機を発注したことを、9月18~21日に開催されたバリ国際航空ショーで発表した。 エアバス社は、インドネシア空軍と同国の国営航空機メーカーであるPT Dirgantara Indonesia(PTDI)社 [1] との契約に基づいて、5枚ブレード[2] の「H1… -
フィリピン・インドネシアにみる独自の調達戦略
フィリピンの海兵隊はこのたび装甲車両や榴弾砲を受領した[1]。さらにその隣国インドネシアは、先月(2024年8月)、トルコの防衛大手アセルサン(Aselsan)社およびロケサン(Roketsan)社と防衛産業に関する移転契約を締結した[2]。 両国に共通しているのは、独自の兵器調達戦略をとっているという点だ。両国とも… -
【企業情報(契約)】サーブ、シンガポール軍向け戦闘艦の上部構造納入の契約を締結
スウェーデンの防衛大手SAAB(サーブ)は8月22日、シンガポール海軍の次期多目的戦闘艦(MRCV:Multirole Combat Vessel)に搭載される6つの複合材製上部構造[1]の納入契約を締結したことを発表した。この契約に基づき、サーブはシンガポール国防科学技術庁(DSTA:Singapore Defence Science and Technology Agency)と… -
【企業情報(契約)】トルコの防衛大手STM、マレーシア海軍向けにコルベット3隻を建造へ
トルコの防衛大手STM(Savunma Teknolojileri Mühendislik ve Ticaret A.Ş.)社は6月10日、マレーシア海軍の「沿岸任務艦バッチ2(Littoral Mission Ship Batch 2:以下、LMSB2)」計画において、同軍向けに3隻のアダ級コルベット[※]を建造することを以下のように公表した。 「STM社はLMSB2計画の主契約者として、設… -
韓国の防衛輸出拡大と東南アジアへの影響
韓国における防衛関連の輸出総額は2022年の1年間で173億ドル(2兆5,950億円)に上り、世界の上位10カ国に躍り出た。それにとどまらず尹錫悦大統領は昨年、世界第4位の輸出大国を目指すという野心的な目標を掲げている。中でも今日までの韓国の輸出の急増を支えてきたのは、東南アジアからの活発な需要である。インドネシア… -
インドネシア、伊海軍から巡視船購入を交渉
インドネシアはイタリアの多目的巡視船を購入する交渉を進めている。現時点での交渉では、現在イタリア海軍向けに建造中あるいは完了した巡視船をインドネシア売却に回し、その補填としてイタリア海軍が新たに巡視船を発注することになっている。 売却される巡視船はイタリア海軍のPPA(Pattugliatori Polivalenti d’Al… -
インドネシアとボーイング、最新鋭戦闘機生産で合意
2023年8月21日、インドネシア政府は米航空機メーカーのボーイングと、F-15EX戦闘機24機を取引する覚書を締結した。最終的な決定には米国防総省の承認が必要となるため、現時点では「コミットメント」という形式にとどまっている。インドネシア政府の視察団一行はミズーリ州セントルイスにあるボーイングの工場を訪問しF-15… -
インドネシア、トルコ製無人機を購入
インドネシアは軍備近代化のため、トルコ航空宇宙産業(TAI)から無人航空機(UAV)を購入すると発表した。約3億ドル(約435億円)相当の契約は、監視・情報収集能力を強化するインドネシア軍の新たな取り組みである。 インドネシア国防省は、UAV12機と訓練シミュレーターの購入が契約に含まれていることを明らかにし… -
タイ陸軍、国産水陸両用車の試験成功
タイ陸軍(RTA)は、同国の国防技術研究所(DTI)が開発した水陸両用車「ブラックウィドウ・スパイダー(試作車)」の水上試験に成功した。試作車は水上を4.4ノット(時速8km)で1時間航行し十分な性能を証明した。 国防技術研究所は2015年からブラックウィドウ・スパイダーの実証試験を行ってきた。これまでの試験…