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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. 日本が地対艦誘導弾の改良で進展

    日本の防衛省(MoD)は12月6日、陸上自衛隊(JGSDF)が「12式地対艦誘導弾能力向上型(地発型・艦発型)」の一連の試験発射を実施したと発表した。 防衛省は、2024年10月4日から11月1日にかけて5回の試験発射を完了。そのうち3回は新島にある航空装備研究所の地上移動式発射機を使用し、残りの2回は艦発型ミサイルを主…
  2. 東京消防庁「出初式」開催、有明ビッグサイトに2,900人が集結

    新春恒例の東京消防庁による東京消防出初式が1月6日、東京ビッグサイト屋外駐車場(東京都江東区有明)で開催された。このイベントは東京都民に防災への備えの重要性を呼びかけることを目的としており、消防職員や消防団員など約2,900名が参加。消防車、ヘリコプター、消防艇など計144台の車両や船舶が集結した。 メイ…
  3. 米中の無人機開発における方針の相違

    無人航空機の開発・導入において米国と中国は先頭に立っているが、進んでいる方向は両国間で大きく異なる。米国は有人機に随伴させる航空機を、中国は独立して自律飛行が可能な航空機の開発を目指している。 米国が力を入れているのは協調戦闘機(CCA: Collaborative Combat Aircraft)という、有人機の僚機として想定…
  4. 海上自衛隊、長距離監視任務に「シーガーディアン」を選定

    ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ(以下、GA-ASI)社は、12月3日、海上自衛隊が長時間滞空型無人機プログラムにGA-ASI社のシーガーディアン中高度・長時間滞空型無人機(以下、MALE UAV)を選定したと発表した。  海上自衛隊が購入する「シーガーディアン・システム」の数は明らかにされていな…
  5. 中国の新ステルス・コーティングが対ステルスレーダーを無力化する

    ニューヨークとイスタンブールに拠点を置き、最新の科学技術の進歩や技術革新などを発信するInteresting Engineering(インタレスティング・エンジニアリング)によると「中国軍は、ステルス捜索レーダーからターゲット(ステルス機)を隠すことができる新しい表面コーティングを開発した」という。このコーティングは中国…
  6. 中国の「低空経済」戦略とその向こう側

    近年、軍用・民用を問わずドローン(無人航空機)の活用が急速に広まっており、とりわけ中国では「低空経済」が成長を遂げている。荷物の配送、農地の管理などを目的としたドローンの開発が進められており、軍民を問わず多くの関係者から注目が集まる。 低空経済とは、主に高度1,000mの空域を利用した経済活動であり、…
  7. 日本、たいげい型ディーゼル電気潜水艦5隻目を進水

    三菱重工業(MHI)は10月4日、海上自衛隊(JMSDF)向けに発注していた、「たいげい」型ディーゼル電気潜水艦8隻のうち、5隻目を進水させたと発表した。 最新のたいげい型潜水艦は、就役後はJS「ちょうげい(長鯨)」として運用される。 8隻の次世代潜水艦は、三菱重工業と川崎重工業(KHI)が建造している。 川崎…
  8. 展示会レポート「2024国際航空宇宙展」

    2024年10月16日(木)~19日(土)、東京ビッグサイトで「2024国際航空宇宙展(JAPAN INTERNATIONAL AEROSPACE EXHIBITION2024)」が開催された。今回はその概要と一部展示されていた出展内容などについてレポートする。 <国際航空宇宙展の概要> 国際航空宇宙展は「国内外の主要企業、政府機関、大使館関係者、業界…
  9. 【企業情報(発表)】ジェネラル・アトミクス社、韓国海軍強襲揚陸艦にて無人航空機「Gray Eagle」の離陸試験を実施

    ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI:General Atomics Aeronautical Systems)社は11月12日、同社の無人航空機「グレイ・イーグル(Gray Eagle):韓国名モハベ(Mojave)」が強襲揚陸艦「独島(ROKS: Dokdo)」から離陸し、地上基地に着陸したと発表した。  GA-ASI社は韓国のパートナー…
  10. 米中の宇宙覇権争いと日本の将来

    米国は急ピッチで宇宙の利用を強化している。米宇宙軍は軍事作戦を支援するために商業衛星とデータ分析の活用を決め、既存の全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)ネットワークの増強を目指し、新たなGPS衛星コンセプトを開発する企業4社を選定した。 一方で、以前から中国による対衛星兵器の開発が着…
  11. 進む中国空母の整備:その実態と将来の展望、そして日本の現状とは

    <グズネツォフ級空母「遼寧」の行動> 9月18日の自衛隊統合幕僚監部のプレスリリースによると、9月17日午後7時ごろ、中国海軍グズネツォフ級空母「遼寧」及びルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦2隻の計3隻が魚釣島の北西約210kmの海域を航行した。その後17日から18日にかけて、魚釣島の西約70kmの海域を南進した後、与那国島と西…
  12. 海上自衛隊、艦船搭載STOVL作戦のタイムリーなプレビューを実施

    海上自衛隊(JMSDF)は、8月下旬にイタリア海軍の空母ITSカヴールが日本に初寄港したことで、艦載による短距離離着陸(STOVL:Short Take Off and Vertical Landing)作戦について貴重な知見を得たとみられる。 全長244mのカヴールは、STOVL対応のロッキード・マーチンF-35B統合打撃戦闘機8機とAV-8BハリアーIIプラス7…
  13. 中国が再利用可能宇宙船の回収に成功: 宇宙をめぐる国際環境の変化とその行方

    中国は先月(2024年9月)、再利用可能な宇宙船の地球帰還・回収に成功したと発表した。現在、多くの国や企業が宇宙能力の開発に力を入れており、宇宙大国の1つである中国の技術開発の進展については各国が注目している。 今回回収されたのは、中国航天科技集団(CASC: China Aerospace Science and Technology Corporat…
  14. 【企業情報(開発)】ハンファ、韓国・防衛産業展KADEX 2024にて「多層防御システム」などを公開

    韓国の防衛産業大手ハンファ・エアロスペース社と同社傘下の防衛関連子会社は10月1日、「韓国陸軍国際防衛産業展示会2024(KADEX:Korea Army International Defense Industry Exhibition)」において、韓国の領空を防衛する最先端の「多層防御システム」を公開することを明らかにした。この展示会は韓国の鶏龍台(ケリョ…
  15. 中国陸軍が「洋上補給」訓練を実施:その意味するところはなにか

    9月6日の中国共産党機関紙『環球時報(Global Times)』は、中国人民解放軍(PLA:People's Liberation Army)第71集団軍傘下の旅団ヘリコプター「Z-20」が海上プラットフォームで離着陸訓練を行ったと報じた。 <第71集団軍とは> 第71集団軍は人民解放軍の5大戦区と言われる地域別の統合組織の1つである「東部戦区」…
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