NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 緊急課題、米国と日本のサイバー協力

    米国とその同盟国は、中国とのサイバー戦争への準備が出来ているだろうか。明確な答えはないが、中国が米国とその同盟国に対して大規模なサイバー対決を仕掛けてくる可能性は高い。 米国の主要な同盟国である日本は、米国と中国の紛争が激化した場合、重要な軍事インフラやサービスを提供することが期待されているが、…
  2. 米国・台湾、ドローン部隊の拡充が必要

    新アメリカ安全保障センター(Center for a New American Security, CNAS)は、中国の脅威に対抗するため米国と台湾はドローン部隊を一層拡充する必要があると、今年6月に公開された報告書で指摘した。 報告書によれば、中国は大規模なドローン部隊を保有しており、米国、台湾に対し優位に立つ可能性がある。米国と台湾…
  3. 中国第6世代戦闘機開発の目的

    中国が行っている第6世代戦闘機の開発は、米国との総合的な技術競争を目的としたものではなく、人民解放軍の戦略に特化した兵器となるかもしれない。 現在、米国は第6世代戦闘機の開発でトップに立っている。ステルス性能、他の航空機や人工衛星等とのネットワーク機能、あるいは無人機との連携といった世界最高レベル…
  4. 【企業情報(開発)】株式会社テラ・ラボが垂直離発着の長距離無人航空機を発表

    2024年6月5日から7日、幕張メッセにおいて「Japan Drone 2024」が開催された。その中で、ゴールドスポンサーでもある株式会社テラ・ラボから垂直離発着式の長距離無人航空機“TERRA Dolphin VTOL”が発表された。 株式会社テラ・ラボは2014年3月24日設立の研究開発型ベンチャーである。東日本大震災の折、学生ボランテ…
  5. 中国の宇宙開発計画、米国との競争見据え進展

    4月25日、中国は宇宙飛行士3名を乗せた神舟18号を搭載する長征2号Fロケットを酒泉衛星発射センターから打ち上げた。神舟18号は26日に天宮宇宙ステーションへのドッキングに成功し、3名は神舟17号のクルーから宇宙ステーションでのミッションを引継いだ。 中国では天宮宇宙ステーションでの有人ミッションに加えて、月面…
  6. 韓国ハンファ・ディフェンス、米国での生産能力を拡大

    韓国軍事産業大手のハンファ・ディフェンス(Hanwha Defense)社は、米国における装備の生産能力拡大を進めている。ハンファ・ディフェンス米国法人のジョン・ケリー(John Kelly)社長兼CEOは6月3日、「すべての装備を韓国から輸出するだけでは成功は見込めない」と述べた上で、米国における製造ラインの設置を進めること…
  7. 中国、高ステルス艦船を開発

    中国人民解放軍が新たな艦船の処女航海を行っていたことが明らかになった。新たな艦船はステルス性の高いフリゲート艦、あるいはコルベットとみられている。 今年5月に航海中の様子がSNSに投稿され、まもなく新型艦船であることが判明した。設計はスウェーデン海軍のヴィスビー級ステルスコルベット(Visby class steal…
  8. 【企業情報(開発)】韓ハンファシステム、UAV用AESAレーダー開発へ

    韓国国防省傘下の国防科学研究所(ADD)は、無人航空機(UAV)用アクティブ電子スキャンアレイ(AESA)レーダー[※1]の開発プロジェクトにおける優先交渉権者として韓国防衛大手ハンファシステム社を選定した。 ハンファシステム社は6月11日、同プロジェクトの下で4.5世代戦闘機「KF-21」[※2]とともに運用されるUAV…
  9. 【企業情報(開発)】滬東中華造船、次世代強襲揚陸艦「076型(ユーラン級)」を建造

    中国の造船最大手である中国船舶工業集団(CSSC)傘下にある滬東(ことう)中華造船が、中国人民解放軍海軍向けに076型(ユーラン級)強襲揚陸艦(LHD)[※1]の建造を上海の長興造船基地で進めていることがわかった。 076型は発艦装置にカタパルト、着艦装置にアレスティング・ギアを使用するCATOBAR(Catapult Assist…
  10. 中国、学生の軍事訓練拡大

    中国政府は、大学、高校、及び中学校での軍事訓練を拡大するため、国防教育法の改正に着手したと発表した。この改正には、小学生への国防教育の改善も含まれるという。   中国の国営メディアによると、2024年度の全国人民代表大会(以下、全人代)常務委員会は、3月6日から改正案の議案討議(第1読会)を開始した。この…
  11. 【企業情報(開発)】大連造船、055型(レンハイ級)駆逐艦の10番艦進水

    中国国有造船最大手である中国船舶集団(CSSC)傘下の大連船舶重工(以下「大連造船」)は5月28日、中国人民解放軍海軍向け055型(レンハイ級)駆逐艦[※1]の10番艦の進水を完了し、新たに同型の建造を開始した。1番艦が2017年に進水したことを考えると、近年の中国の造船産業において同型艦の増産が急ピッチで進められて…
  12. 【企業情報(契約)】英ロールス・ロイス製エンジンが日本のイージス・システム搭載艦に採用される

    英ロールス・ロイスは去る5月30日、日本の護衛艦計画であるイージス・システム搭載艦(ASEV)[※1]の動力源として、同社が開発した船舶用ガスタービンエンジン「MT30」が採用されたと発表した。 世界初となるツインMT30ハイブリッド電機機械推進システムを備えた同エンジンは、独自の出力密度により、船の性能を損なう…
  13. 企業展示会 見聞録 ~NecTech Week 2024春~

    1 開催概要 (1)展示会概要 ・開催日:2024年5月22日 ~ 24日(訪問日は23日) ・会場:東京ビッグサイト ・出展品目:AI、ブロックチェーン、量子コンピュータの最新技術を活用した製品等。ソフトウェア、サービスだけではなく、ハードウェアも展示。(関連図1・2) (2)展示内容と所感 この展示会は、AI技…
  14. 韓国軍、軍施設内でのiPhone使用を全面禁止か

    韓国軍は、軍施設内でのiPhoneとスマートウェアラブル端末の全面禁止を検討していると、複数の情報筋が4月23日に明らかにした。音声録音による機密情報漏洩の懸念が高まっているためとのことだ。Korea Herald紙によると、韓国軍内での iPhone の使用禁止に関する決議は、忠清南道の陸軍、海軍、空軍の本部が開いた合同会議…
  15. 台湾陸軍、新型小銃を導入

    台湾陸軍は、2025年に2万5,000丁の新型小銃(以下、T112)を導入する予定である。この新型小銃は2023年、台北航空宇宙・防衛技術展において初めて発表された。その後、細部の改良、照準器へのレーザー測距機能の追加などを経て、2023年11月に台湾陸軍の最終試験に合格した。 小銃の研究開発を担当している李建霆(リー…
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