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NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. インド、再使用宇宙機の着陸に初成功

    インド宇宙研究機関(ISRO)は、再利用可能な宇宙用機体(RLV-TV)開発のための 試験を成功させた。  ISROは2023年4月3日、インド、カルナータカ州にある国防研究開発機構(DRDO)の航空試験場で「RLV-TV自律着陸試験」を実施したと発表した。ISROによると、機体はインド空軍のチヌークヘリコプターに輸送(吊り下げ)…
  2. インド政府、軍の近代化へ1,000億ドル(約13兆円)を投資

    2023年3月6日、インドのラジナス・シン国防相はヴィクラント艦内(インド国産空母)で開催された海軍司令官会議において「今後5〜10年の予定で1,000億ドル(約13兆円)以上の防衛調達が行われる。現在、わが国の防衛部門は滑走路上にある。離陸すれば、国の経済状況を一変させるであろう。次のアムリットカール(25年間計…
  3. 中東における戦略的優位性を獲得しつつあるインド

    インドは中東における戦略的優位を獲得しつつある。インドの新興財閥であるアダニグループ(Adani Group)は、イスラエル有数の港であるハイファ港の2054年までの管理権を取得した。ハイファは戦略的に重要な地点であり、インドは中東において経済、安全保障戦略上の優位を獲得しつつある。他方、ハイファ港では中国が一帯…
  4. インドは今後、独自の外交で国際社会での存在感を高めうる

    インドは米国や中国、ロシアといった大国との間でバランスを取る外交を展開するだけでなく、グローバルサウスの盟主としてのふるまいを見せ始めている。各地域で緊張が高まる中、対応に苦慮する米国に代わり、今後インドは国際社会における存在感を高める可能性がある。  ロシアによるウクライナ侵略の対応に際し、ウ…
  5. インド空軍(IAF)新戦闘ドクトリンを発表

    2023年1月インド空軍(IAF)は、新ドクトリン(Roadmap 2022)を発表した。Roadmap 2022は、IAFが航空部隊から航空宇宙部隊へ変化したことを明確にしている。インド国防省は「Roadmap 2022をインド空軍の持つ最新の戦略と、戦闘経験を持つ熟練パイロットによって発展させた」と説明している。  航空戦に関する研究では…
  6. 高度な空中戦、日本のF-15がスホーイ(インド)に挑戦する

     インドと日本は2023年1月に日本で初の二国間戦闘機訓練(特別演習)を実施する。東京近郊で行われるこの極めて特別な訓練では、世界トップクラス戦闘機(Su-30 vs F-15)による空中戦訓練が実施される予定となっている。  2023年1月16日から10日間の予定で、茨城県の百里基地と埼玉県の入間基地において行われるこの…
  7. 印露合弁会社、インドでAK-203自動小銃の製造を開始

    ロシアのロソボロネクスポルト社のアレクサンドル・ミケイェフ事務局長は、インドとロシアの合弁会社であるIndo-Russian Rifles Private Limited (IRRPL) 社が、インド北部のウッタル・プラデーシュ州コルワにて、カラシニコフ社製の自動小銃「AK-203」の生産を開始したと発表した。2023年1月上旬、インド陸軍参謀長のマノ…
  8. インド、戦術弾道ミサイルの取得を承認

    インド国防省は、最大500キロメートル(311マイル)離れたターゲットを攻撃できる戦術的な地対地弾道ミサイル「プラレイ」を120基取得することを承認した。中国との対立が続く中、ミサイルは中国国境沿いに配備される予定である。4年間の開発期間を経て、2021年12月に同ミサイルの飛行試験を完了しており、それ以来、軍は…
  9. インド海軍が第3空母導入を検討、海上覇権(経済圏)の必要性を強調

    インド海軍長官 R. ハリ・クマール 提督は、「Eurasian Times」の取材に対し「インド海軍は、広範な作戦海域、制海権の確保、インド洋海域(IOR)における脅威の増大など任務が拡大している。ブルーウォーター戦力(外洋を横断して世界的に作戦できる海軍)として、3隻目の空母が必要である」との見解を発表した。
  10. インドのバーラト社が総額218億円分の榴弾砲を輸出

    インド西部、プネーに拠点を置く防衛企業バーラト・フォージ社(バーラト)が初めて155㎜自走榴弾砲の契約1億5550万ドル(約218億円)を 2022年11月9日に締結した。契約先の詳細は公開されていない。受注したのはバーラトのグループの販売会社であるカリヤニ・ストラテジック・システム(カリヤニ)で、3年後に納入する予…
  11. インド、世界最大の火砲製造工場の建設を発表

    インド西部、プネーに本社を置くカルヤニグループは、1日1門の生産能力を持つ世界最大級の火砲製造工場を建設中であることを発表した。 カルヤニグループの会長ババ・カルヤニ氏はインドで開催された「DefExpo22」において火砲生産施設への設備投資が完了し増産体制の準備中であることを明らかにした。 「Hindu Business…
  12. マレーシア、次期戦闘機はテジャス(インド)が有力候補

    マレーシア空軍の次期戦闘機の選定において「マレーシア空軍が保有するSu-30のメンテナンスも行う」と言う条件付きで、インドのテジャス軽戦闘機(LCA)が最有力候補となっている。 この提案が成立すれば、ロシア製戦闘機の整備とインド製新戦闘機の納入がパッケージとなる初めての契約となる。 インドの報道によると、…
  13. インド空軍が国産初の軽戦闘ヘリコプター(LCH)を受領

    10月3日、インドのラジナート・シン国防大臣は、ジョードプル空軍基地においてヒンドスタン航空製、新型軽戦闘ヘリコプター(LCH)のインド空軍(IAF)への引き渡しセレモニーを行った。 独自に開発されたLCHは「プラチャンダ」(Fierce)と名付けられ、地上攻撃、対反乱戦、戦闘員捜索・救助などの任務に就くことが期待…
  14. アルゼンチン空軍の次期戦闘機選定の状況

    アルゼンチン政府は、新型戦闘機の調達と関連インフラの整備に約6億8400万ドル(約9百90億円)の予算案を議会に提出した。 アルゼンチン空軍の新型戦闘機の購入と関連装備に関する予算が議会に提出された。アルゼンチンの次期戦闘機選定は急ピッチで進められている。
  15. インドが軽戦車(ゾラワール)を2023年までに開発すると発表

    インドを代表する重工業企業ラーセン&トゥーブロ(L&T)は、2023年後半に発表されるインド初となる軽戦車を開発中であることを明らかにした。 かねてから信頼性の高い軽戦車を求めていたインド陸軍は、2022年「プロジェクト・ゾラワール」(機動力強化計画)を立ち上げた。この計画はインド軍が山岳戦闘において展開・…
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