NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
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  1. インド、米国との大型無人機購入契約を承認

    2023年6月15日、インドのラージナート・シン国防大臣が率いる国防調達評議会(DAC)は、米国からゼネラル・アトミックス社の大型無人機「シーガーディアン」15機及び「スカイガーディアン」16機(MQ-9B)、計31機の購入を承認した。契約額は30億ドル(約4,252億円)相当で、2年以上前に米国務省によって承認されていたが、…
  2. インド空軍、国産の徘徊型ドローン「ALS-50」を導入

    インド空軍(IAF)は、新型の「徘徊型ドローン(ALS-50)」を正式に導入した。ムンバイに拠点を置くタタ・グループが開発したこの無人システムは、複雑な任務におけるインド軍の精密攻撃能力を高めることが期待されている。また、垂直離着陸(VTOL)機能を備えているため、あらゆる地形で運用することが可能だ。徘徊型ドロ…
  3. インド、次世代核弾道ミサイルを試験的に導入へ

    2023年6月7日午後7時頃、インドの防衛研究開発機構(DRDO)は、新世代弾道ミサイル「アグニ・プライム(Agni Prime)」の飛行試験に成功し、導入に向けた道を開いた。 インド国防省の声明によると、今回の飛行試験は3回のミサイル開発試験の成功後、ユーザーによって実施された最初の導入前の夜間発射であり、システム…
  4. インド初のC295戦術輸送機、初飛行に成功

    エアバス社は2023年5月8日、インド向けの戦術輸送機C295初号機が初飛行に成功し、2023年後半までの納入に向けた重要なマイルストーンとなったと発表。この戦術機は、5月5日11時45分(現地時間)にスペインのセビリアを離陸し3時間の飛行の後、14時45分に着陸した。 エアバス・ディフェンス&スペース社の軍用航空システ…
  5. インドL&T社、山岳用軽戦車のプロトタイプを開発

    インド陸軍は、中国国境のラダック地方のような超高地(平均標高3,500m)と極寒の環境で作戦を遂行できる軽戦車の導入を切望している。 インドの国防研究開発機構(DRDO)とラーセン&トゥブロ(L&T)は新型軽戦車「ゾラワール」の共同開発に合意した。ゾラワールは重量25トンの空輸可能な水陸両用戦車である。完成時期…
  6. インド、超大型無人潜水機(XLUUV)開発プロジェクトが始動

    Navy Newsによると、2023年1月16日インド国防省(MoD)は、超大型無人潜水機(XLUUV)を設計・開発するプロジェクトを承認した。インド国防省が先月発表した文書には、「インド海軍は開発完了後、最大12台のXLUUVを調達する可能性がある」と記されている。試作機は2025年までに完成する予定であるという。 同紙によると…
  7. インド、再使用宇宙機の着陸に初成功

    インド宇宙研究機関(ISRO)は、再利用可能な宇宙用機体(RLV-TV)開発のための 試験を成功させた。  ISROは2023年4月3日、インド、カルナータカ州にある国防研究開発機構(DRDO)の航空試験場で「RLV-TV自律着陸試験」を実施したと発表した。ISROによると、機体はインド空軍のチヌークヘリコプターに輸送(吊り下げ)…
  8. インド政府、軍の近代化へ1,000億ドル(約13兆円)を投資

    2023年3月6日、インドのラジナス・シン国防相はヴィクラント艦内(インド国産空母)で開催された海軍司令官会議において「今後5〜10年の予定で1,000億ドル(約13兆円)以上の防衛調達が行われる。現在、わが国の防衛部門は滑走路上にある。離陸すれば、国の経済状況を一変させるであろう。次のアムリットカール(25年間計…
  9. 中東における戦略的優位性を獲得しつつあるインド

    インドは中東における戦略的優位を獲得しつつある。インドの新興財閥であるアダニグループ(Adani Group)は、イスラエル有数の港であるハイファ港の2054年までの管理権を取得した。ハイファは戦略的に重要な地点であり、インドは中東において経済、安全保障戦略上の優位を獲得しつつある。他方、ハイファ港では中国が一帯…
  10. インドは今後、独自の外交で国際社会での存在感を高めうる

    インドは米国や中国、ロシアといった大国との間でバランスを取る外交を展開するだけでなく、グローバルサウスの盟主としてのふるまいを見せ始めている。各地域で緊張が高まる中、対応に苦慮する米国に代わり、今後インドは国際社会における存在感を高める可能性がある。  ロシアによるウクライナ侵略の対応に際し、ウ…
  11. インド空軍(IAF)新戦闘ドクトリンを発表

    2023年1月インド空軍(IAF)は、新ドクトリン(Roadmap 2022)を発表した。Roadmap 2022は、IAFが航空部隊から航空宇宙部隊へ変化したことを明確にしている。インド国防省は「Roadmap 2022をインド空軍の持つ最新の戦略と、戦闘経験を持つ熟練パイロットによって発展させた」と説明している。  航空戦に関する研究では…
  12. 高度な空中戦、日本のF-15がスホーイ(インド)に挑戦する

     インドと日本は2023年1月に日本で初の二国間戦闘機訓練(特別演習)を実施する。東京近郊で行われるこの極めて特別な訓練では、世界トップクラス戦闘機(Su-30 vs F-15)による空中戦訓練が実施される予定となっている。  2023年1月16日から10日間の予定で、茨城県の百里基地と埼玉県の入間基地において行われるこの…
  13. 印露合弁会社、インドでAK-203自動小銃の製造を開始

    ロシアのロソボロネクスポルト社のアレクサンドル・ミケイェフ事務局長は、インドとロシアの合弁会社であるIndo-Russian Rifles Private Limited (IRRPL) 社が、インド北部のウッタル・プラデーシュ州コルワにて、カラシニコフ社製の自動小銃「AK-203」の生産を開始したと発表した。2023年1月上旬、インド陸軍参謀長のマノ…
  14. インド、戦術弾道ミサイルの取得を承認

    インド国防省は、最大500キロメートル(311マイル)離れたターゲットを攻撃できる戦術的な地対地弾道ミサイル「プラレイ」を120基取得することを承認した。中国との対立が続く中、ミサイルは中国国境沿いに配備される予定である。4年間の開発期間を経て、2021年12月に同ミサイルの飛行試験を完了しており、それ以来、軍は…
  15. インド海軍が第3空母導入を検討、海上覇権(経済圏)の必要性を強調

    インド海軍長官 R. ハリ・クマール 提督は、「Eurasian Times」の取材に対し「インド海軍は、広範な作戦海域、制海権の確保、インド洋海域(IOR)における脅威の増大など任務が拡大している。ブルーウォーター戦力(外洋を横断して世界的に作戦できる海軍)として、3隻目の空母が必要である」との見解を発表した。
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