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【企業情報(開発)】米Battle Steel社が画期的なバリスティック・シールドを発表
個人用および戦術用防衛装備の分野で有名な米Battle Steel社がバリスティック・シールド「TACLite」シリーズの最新製品を発売すると発表した。同製品は安全技術で大幅な改良がなされており、保護機能を損なうことな… -
北朝鮮、固体燃料式の弾道ミサイル実験を実施
北朝鮮は2024年1月14日、新型の中長距離弾道ミサイル(IRBM)の発射実験を行った。朝鮮中央通信によると、北朝鮮が14日に発射したのは固体燃料式の中長距離弾道ミサイル(IRBM)で、ミサイルの弾頭には滑空体を搭載… -
フーシ派の攻撃から得た教訓
紅海で商船や艦船への攻撃が続いている。これらの攻撃の大部分はイエメンのフーシ派によるものだが、一部はイランによる直接攻撃と見られている。イランがフーシ派を支援していることは疑いの余地がない。現時点で… -
米空軍、低コスト巡航ミサイル計画を開始
米空軍技術革新部門(以下、AFWERX)は2024年1月5日、低コストの「巡航ミサイル」開発のための公募を開始した。 「デザイン・スプリント・アンド・チャレンジ・プログラム」と呼ばれるこの公募では、15万ドル(… -
2023年、ロシア軍は1,500両の戦車を受領
専門家の分析によると、ロシア軍は特別軍事作戦の開始以来、2,200~2,800両の戦車を失ったとされている。 この損失は、ウクライナ侵攻前にロシア軍が保有していた戦車の80%に相当する。同様に、戦車だけでなく、ウ… -
NASA、超音速機「X-59」発表
NASAは、カリフォルニア州パームデールにあるロッキード・マーティン社(以下、ロッキード社)の施設で、超音速でも静音な試験機「X-59」を発表した。 X-59は通常の超音速飛行で発生する、轟音となる衝撃波(… -
軍事用レーザー兵器、英国で初めて試射成功
英国は経空脅威に対するレーザー兵器の高出力発射を初めて成功させた。今回使われたのはDragonFireレーザー指向性エネルギー兵器(LDEW)システムだ。英国国防省を代表して国防科学技術研究所(DSTL)が主導し、産… -
【企業情報(契約)】BAEシステムズが米空軍に電子戦ミッションシステムを提供
英BAEシステムズは、米空軍の電子戦機「EA-37B Compass Call」の7-10号機に対して先進的な電子戦(EW)ミッションシステムを提供するとのこと。「Baseline 4」とされる次世代のこのミッションシステムは、敵の通信… -
海軍、無人船の「戦術的」運用試験を長期間実施
米海軍は、4隻の無人水上ビークルを使った数カ月に及ぶ演習を終了した。今回の演習はUSV(無人水上艦)の戦術レベルでの運用試験で、「Integrated Battle Problem(IBP)23.2」と呼ばれている。 IBP23.2はUSVを米… -
北朝鮮、米空軍酷似の無人機を公開
2024年1月15日、北朝鮮の最高指導者、金正恩氏が自国製の新型無人機を視察する様子がSNSで発信された。 北朝鮮の最新鋭大型無人機は「セトビョル-4」と「セトビョル-9」と呼ばれているが、その外見は米空軍が運… -
米国、国防総省のイノベーションへの期待と批判
米国の防衛専門家たちは、国防総省の兵器購入プロセスは時代遅れとの考えを示し、この最悪の状況からの脱出に頭を悩ませている。 アトランティック・カウンシルが2022年に設立した国防イノベーション導入委員会… -
JAL機炎上で炭素繊維複合材料の議論が活性化
2024年1月2日、日本航空(JAL)のエアバスA350型機が東京の羽田空港に着陸後、海上保安庁のターボプロップ機のデ・ハビランド・カナダDHC-8機に衝突し、炎上した。 A350に搭乗した乗客乗員379人全員が炎上した機体… -
米国が苦悩する台湾とウクライナへの武器支援
ウクライナ、台湾、イスラエルへの新たな軍事援助の承認に、米国の議員たちが前向きに取り組んでいると世間一般では思われている。一方、米国の産業基盤には兵器の需要を満たす能力が不足しているという声も少なく… -
SR-72はSR-71(ブラックバード)の後継機になれるか?
ロッキード・マーティン社は極超音速の無人航空機(UAV) であるSR-72(通称:ブラックバードの息子)を2025年に初飛行させる予定である。SR-72は1966年に米空軍で運用を開始し、1998年に退役した超音速・高高度戦略… -
宇宙の保全区分に関する問題(1月)
米国防総省が宇宙に関する秘密区分指定を変更するとの報道が本年1月18日に入ってきた。米ブレーキングディフェンスが17日 に、米ディフェンス紙が18日 に報道している。変更する理由は、宇宙特有の過剰秘匿問題を是…