NSBT Japan

NSBT Japan Network for Security and Technology 日本安全保障ビジネス&テクノロジーズ
ー日本初、安全保障・セキュリティビジネスのポータルサイトー
  1. 【企業情報(開発)】ロールス・ロイス、軍用車両向け高出力ハイブリッドエンジンを発表

    ロールス・ロイス社は、軍用車両向けのエンジンに特殊作戦向けの機能を追加した、1,100 kW(1,475 馬力)高出力ハイブリッドディーゼルエンジン(以下、MTUハイブリッド)をユーロサトリ2024で初公開した。 同社のパワー・システムズ部門で政府ビジネス担当の副CEOであるクヌート・ミュラー氏は「将来の軍用装甲車両は…
  2. 【企業情報(開発)】エストニアのミルレム社、ユーロサトリ2024で過去最大規模の展示

    ロボット工学と自律システムの世界的リードメーカーであるエストニアのミルレム・ロボティクス社(以下、ミルレム社)は、ユーロサトリ2024で兵器搭載無人車両(以下、兵器搭載UGV)を合計10台展示した。10台のうち8台はTHeMIS(テーミス)無人地上車両の異なるバージョンで、残りの2台はタイプXロボット戦闘車両(RCV)で…
  3. 紅海での軍事衝突の教訓

    地上部隊による艦船への攻撃が、黒海と紅海で起きている。ウクライナ軍のロシア艦船への攻撃、フーシ派による米艦隊への攻撃は、地上部隊と海軍との戦闘に関して新たな教訓を与えている。 ウクライナ軍は黒海の制圧を目指すロシア海軍に対して、ミサイル、ドローン、航空機などを用い沿岸部から攻撃を行ってきた。これ…
  4. 戦場において携帯電話が危険な理由

    兵士が持つ携帯電話は、戦争の最前線の現状伝達に革命をもたらしている。最前線での生活、戦闘の悲惨な現状伝達の他、実際に使用されている装備品の確認もできる。しかし、米陸軍は携帯電話が兵士にとって危険なツールになる可能性が高いと指摘している。 米陸軍ナショナルトレーニングセンターの司令官であるカーティ…
  5. ウクライナ侵略、電子戦が依然活発

    ウクライナとロシアの戦いは、電子戦攻撃活動が盛んである。両国ともに最新技術を駆使し、一進一退の攻防を繰り広げている。 2022年2月のロシアによる侵略開始とほぼ同時に、ロシア軍は無線の探知および妨害を行い、両国間の電子戦も開始された。ハドソン研究所(Hudson Institute)のブライアン・クラーク(Bryan Clar…
  6. フランス、軍用小型ドローン調達を検討

    フランス軍は、小型軍用ドローンの調達プロセスを見直すことで、部隊行動をより機能的にしようとしている。現状況が継続すると、戦争の形態を変える可能性のあるドローン技術に遅れる危険性があるためだ。 2024年6月17日、フランスのセバスチャン・ルコルヌ軍事大臣は、パリで開催された防衛展示会「ユーロサトリ」にお…
  7. ロシア新型潜水艦、NATOにとって悪夢か

    ロシア最大の造船会社は、ヤーセンM型の潜水艦にジルコン・ミサイルを搭載すると発表した。これはロシア海軍の不振を改善する手段となりうるかもしれない。 ロシア海軍の不振は今回のウクライナ侵略時に見られた。ウクライナは2022年2月以降、黒海でロシアの軍艦の約3分の1を撃沈または航行不能にしたと主張しているだ…
  8. 【企業情報(契約)】コングスベルグ、ノルウェー政府から新型防空システム「NASAMS」受注

    ノルウェーの大手防衛関連企業コングスベルグ ディフェンス&エアロスペース社は6月28日、ノルウェー国防資材庁(NDMA)から新型「NASAMS(ナサムス)」[※1]防空システムを受注したことを公表した。 ノルウェー国防資材庁との契約には、ナサムス用の新型「マルチミサイル発射装置」と新型の「射撃指揮所(FDC:Fire …
  9. 【企業情報(開発)】ラインメタル、次世代型ABV「ケイラーNG」を発表

    ドイツの防衛関連大手ラインメタル社は、6月17日~21日にフランス・パリで開催された国際装備展示会「EUROSATORY(ユーロサトリ)2024」において、次世代型の全装軌式装甲戦闘車両(ABV)[※1]「KEILER NEXT GENERATION(ケイラーNG)」を発表した。 「ケイラーNG」は地雷除去装置、ロケットを用いる地雷除去ラインチ…
  10. ユーロサトリ2024の当座の印象

    6月半ばにパリ近郊で開催された世界最大級の陸上装備品展示会、ユーロサトリ2024をNSBT Japanのエグゼクティブ・ストラテジストとして初めて視察した。初日の17日から3日間、会場をくまなく探索し、興味あるカンファレンスにも顔を出してみた。 時期的には、ロシアによるウクライナ侵攻から2年半近くが経過し、依然戦争…
  11. 【企業情報(開発)】ハンガリーの銃器メーカー、新型機関銃「G224」と「G762」を発表

    ハンガリーの銃器メーカー「Gestamen Research & Development Ltd (Gestamen Arms=ゲスタメン・アームズ)」社は、6月17日~21日にフランス・パリで開催された国際装備展示会「EUROSATORY(ユーロサトリ)2024」で、新型機関銃「G224」と「G762」を発表した。 G224とG762は、それぞれ5.56×45mm弾と7.62×51mm弾を使用す…
  12. プラハ宇宙安全保障国際会議にみる「同盟国の視点」

    チェコのプラハ安全保障研究所(PSSI)は、第7回プラハ宇宙安全保障会議(PSSI’s Space Security Conference)を6月16日から18日まで、同国のプラハで開催した。当該会合は米国の視点から、宇宙における中国の脅威などについて、欧州の宇宙活動の主体である民間宇宙機関やEUの理解を促進することを目的として、2011年より…
  13. エアバス、随伴型ドローンの開発計画を発表

    ヨーロッパの航空宇宙企業であるエアバス(Airbus)社が、新たな有人機の僚機となる随伴型ドローンの開発を明らかにした。無人機を僚機として有人機と連携し飛行させる運用方法は、米国やヨーロッパで目下開発が進められている次世代戦闘機計画に見られる手法であり、各国が開発を急いでいる。 フランス・ドイツ・スペ…
  14. ロシア軍、対ドローン散弾銃を装備

    約1年前からロシアの軍事専門家は、頻繁に飛来するウクライナ軍の攻撃ドローンに対処するため、散弾銃が必要だと忠告してきた。最近では、目標を追跡しやすいFPV(一人称視点)ドローンが主流となっており、前線のロシア軍兵士はこのタイプのドローンに苦戦している。これまで対ドローンの主力兵器だった電子戦(EW)装置…
  15. 【企業情報(開発)】ウクライナ国営企業、最新型無人水上艇「マグラV5」を公開

    ウクライナの国営企業であるSpetsTechnoExport(STE:スペツテクノエクスポート)社は、6月17日~21日にフランス・パリで開催されている世界最大級の国際装備展示会「EUROSATORY(ユーロサトリ)2024」で、最新型の無人水上艇(USV)「Magura(マグラ)V5」を公開した。 マグラV5は全長5.5m、全幅1.5m、総重量1,000kg…

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